なんかミルク的な物を生産し出す機能のついた全身ぴっちりスーツで、街を歩くおねいさんが、然るべきところでなんかを出す羞恥プレイをさせられるなんか。
おかまのをしゃぶるお兄さんが彷徨ふのがいいと思ふ。
二十世紀初頭辺りのウェットナース(おっぱいナース。授乳できる人がやる)とかを参考に。
古来、アイルランド、あるいはウェールズなどに、空から降りてきた巨大な野良牛が放浪してゐて、人が会った際にはいかなる時でもバケツ一杯のミルクを搾れたと言ふ伝承があったらしい。教会で、その巨大野良牛の肋骨があるのだが、これを調査したところ、実はソレは鯨の者であるといふ事実が判明した。クジラは偶蹄目と共通したなんぞが肋骨関係にあるんだよな。英国人は一般人が牛を屠畜しまくって牛のアバラを百万回見まくってゐるので、却って騙されやすい可能性~。
便利な牛にムカついた、HagだかWitchが、笊だか篩でミルクを受けようとすると、さすがにa切れてどっかへ行った りb死んだ りする。
グラスガヴレン Glas GaibhleanあるいはGlas Gavlen (KMブリッグズ『妖精事典』P93)
白い腰の雌牛 鍛冶屋がどうたら(アンナ・フランクリン『図説妖精百科』)
アイリッシュ牛であったが、いろいろあってスコットランドへ逃げる。
RL・tongueの某によれば、マクブランディの雑木林にゐる穀物畑では、なんぞが、滅茶苦茶にするので、そこの息子Aが見張ってゐたところ、ブラウンの毛色をしたでかい雌牛が聴くさってやりやがったので、ソレを追っかけたら、それは妖精の塚へ逃げ込んだ。ので彼はダガーで出入り口を止め、悪事をやめさせたと言ふ。(㎞ブリッグズ『イギリスの妖精』)
WIKIで引かれるバロールがどうたらに出るグラスガブナンとどう関連するんだか不明。井村君江説(ちくま文庫『ケルトの神話』で牛の名前書いてないけど)では、ここのは神話の零落したもの。 キャロル・ローズ『世界の怪物・神獣の事典』154頁では、「GLAS GABLEANIR」、「GLAS GAIBLEANN」,「GLAS GHAIBHLEANN」、「GLAS GHAIBHLEANN」、「GLAS GHAIBHNANN」「GLAS GHAIBHNENN」「GLAS GHOIBHNENN」「GLAS GAIVELEN」「GLAS GAVELEN」で「グラス・ガイブェアニーア」と言ふ魔道牛の記事があって、これにバロールがどうたら伝承がある。
『妖精事典』(P62)で、「カーカムの赤牛」あるが、カーカム(Kirkham)はランカシャーの地名でDun cowは、赤牛。
英語版WIKIでは、Dunの色について
Dull shade of brownish gray
関連記事の所に「AKABEKO」のリンクがある。
ウェルシュ赤牛の「ア ヴィウッフ ライスウェン レヴリス」(「乳色の甘い乳の雌牛」スペルは「y Fuwch Laethwen Lefrith」)
その赤牛が大変なことになったAfon Tywi(ティウィ川)~
WIKIの方にあるトラッドな水属性の牛Buwch Frechさん(そばかすの牛の意)は、資料がDun cowさんの系列とする。
C・ローズ『世界の怪物・神獣事典』65頁で、「ウォーリックの赤牛」 DUNCOW WARWICKの表記があった。
十世紀ころから出て来るでかい牛伝承で
a巨人の家畜で、シューロップシャーのステープルヒルにある環状列石を牛舎として飼はれてた
b石器時代の塚から出た魔法の牝牛
説があるが、あとは他の赤牛伝承と同じ ある時まで元家畜として土人へ牛乳を提供~笊がどうたらするクソアマの手により の次に、
キレて暴走するので、サー・ガイ・オヴ・ウォーリックが決起し、ダンズモーの荒野で仕留める。その後、そのWarwickだけどウォーリックさんださうです、のお城に保管されてゐた赤牛の骨と称するものは、象牙ださうである。