『風の谷のナウシカ』マンガの方 クシャナ殿下
『カリ城』 「摂政がいるからな。困りはしないそうだ。」“七年前の大火事”以前のカグリオストロ公国。
銀のヤギさんチームがカゲと呼ばれるいろいろを操り、暗殺と謀略を司ってきた。
表向きの金のヤギさんチームは、偽札作りまでやってる可能性が(監督がどっかで、アレ以降クラリスがそれをやる可能性がどうたら言ってた)あるんだよな。
衒ってゐるわりに新聞と国境関係のどっちがカグリオストロ表記だったか忘れてゐる。
『覚悟のススメ!』
コナン 本家版の 『魔女誕生』
暴力機構がある程度凶悪だと、特殊被差別民の保護みたいなのをしてしまふ のは世界の定説で良いと思ふ。
ロマニーがソレとか、支那で― なんかー。欧州で―
トライバルなコミュニティを纏める、かつ、「中央」と交渉する義務も持つ、トライバルチーフしかゐない征夷大将軍職。領主系と官僚系のハブ機関でもある点はえーと。
アレをなんとかー。義経公は馬文化圏の人なのでと言ふのを、「駄獣に於ける東西の相違」をやる佐々木高明メディア(では、確か「武田の騎馬軍団」だけが例に出されてた筈)以外で、NHKの番組でやってた。確かに、弟君はユーラシア統一を成しうる器だけどもー、異形異類を纏めるのは、弟君だけでなくて、兄貴もやってるのであった。
バイオな関係 なんかあって、辛うじてなんとか技術とそれによるアレが生き残ってゐる状態で、アレ。崩壊したのが千年でもウン十年でも。
欧州関係では皮革職人が被差別民にならない。ラブレーの『ガルガンチュワ物語』で、ガルガンチュワパパのグラングウジェ王が行ひ遊ばす宴会のシーンに、台詞だけで、エコルシュール(おフランス皮革職人)の専門用語が衒ひなく出て来る。さういふ一般庶民の符丁だか業界用語がぴゃっと出て来るので、翻訳ができねぇんだよ。
物事を清浄と汚濁に分けたら何にもわかんないよぅ。表向きの人が宣伝のために特殊被差別民やってます的なのをやる場合もあるよぅ。宇月原晴明『信長或いは戴冠せるアンドロギュヌス』で、さう言ふ信長様がアレな皆さんとやってるよぅ。この辺をあれする。
蟲使いから慕はれつつ彼らの文化を冒涜し続けもするナウシカと、お上の意向で彼らを保護するクシャナ殿下
有能な、大東亜戦争の亡霊(いろんな意味で)をかき集め纏める葉隠兄と、牙を持たぬ者の保護の中にさう言ふのの最下層がゐてそのスジも保護し、兄貴から「なんだか知らんがとにかく良し」と認められる葉隠弟。
かういふナニがデフォになってる時点で、コンプライアンスが暴走する中、表向き被差別民を守ってると言ひながら、実質裏のアレに丸投げする為政者と、その裏の人。
後醍醐帝はやってたらしいのだが― アレはご本人か。