ドライアドっぽいフレカムイの下位属性としてのフレシサム(はホモサピの紅毛人 多分赤化革命よりもこれ呼ばはりのが古い)。
ハイタクル(アホバカ表現)と呼ばれてどうの。
多種族がゐる上での、ホモジニアスネイション。均質民族の言訳として、各種族の皆さんが輪栽式~中耕作業~多分種まきとかは条播~家畜の舎飼ひ~マメ科の飼料の開発がどうたらと言ふ畑を共通してやってをってとか力説しておけば何とか。
コロポックルは、まぁ。
トトロとかのトロル系でなくてオーク~ゴブリン系。エント語(エルフ語をアレンジしてできてゐる)で「理由もなく木を切る」がRarumでソレを名詞化したBrarumがオークへの差別的な呼称。
「うま」乗りと、奔る人と、嗅覚が鋭すぎる人と、匠の従業員。
身長四mくらゐの木の人の呼称について、アングロサクソン系をもじった言語を喋るローハンの人が「クウェンヤ語のオノドリムから出たシンダール語のエニュド」を持ってきてエントと呼称、てふロジックキチガイな設定を見て、個人的に「Daiconfilmを見た焔燃」くらゐの衝撃を受けたでいい筈。えー、エントは元々アングロ・サクソンの傳承に出て来る巨人(神々より古いのはゐるけど木属性はない)。
食用系のなんぞを指す語としての「ハルイッケウ」や家畜の名前としての「トイタソーソ」。
宮崎駿御大(『ホビットの冒険』評だ)の曰ふ、「この本は消費されつくした」といふ、文章の形をした血反吐のやうなものを見てなほ、えーと。
散播の言訳 「一粒は烏が、一粒は鳩が食べ、一粒はしなびて一粒が稔る」と言はれる(環地中海とそこ以北の農耕文化に対する嘲笑とヘイトスピーチ)。十四、五世紀ころのフランスなどで、種まきの時に来る鳥を捕獲して喰ふといふ考へ方があったらしい。出羽守に―。サクナヒメの流行を持てなほー。JFミレーの描いた「種まく人」のアレは散播(多分)だし。
19世紀のドイル『シャーロックホームズ』『三人ガリデブ』で条播機のアレがでてくる。また機械そのものは、十八世紀、Jethro tull(ロックバンドの人ではない)、がオルガンから着想を得て1701年に発明したさうである。器具は、先生が条播モデルの辺から発想したのか、アフリカ~東アジアでやってる百姓のそれを知ってその種まきをいかに効率的にと考へて作ったのかが不明。
澁澤龍彦的なアプローチにおけるギリシャ神話の神々の内で、さう言ふものと言ったら、背が小さく、巨大すぎる男根を持つものプリアポスの園の方であるが、あっちは庭園を、食用の植物で作るので、田園を司る神アドニスの園がプリアポスの園とまずフローラの点で区別がつかない他、アドニスの園でも、「食うたら美味い」ものを食用以外の目的で育ててゐるらしい。佐々大河『ふしぎの国のバード』でもプラントハンターのマリーズさんは、食用にならない植物の謎の育種をする(アウフ)にイライラし、かつ全クリスチャンがクリスマスをちゃんと迎へられるための木が生えた理想郷Yezogashimaを目指してゐる。あの人実在したんか(東洋文庫版の完訳『日本奥地紀行』に出てきてた。ちな同書によればKAYOBASHIさんは、記録が残ってる小林先生と整合し得るらしい)。さう言ふわけで、マンガでは東アジア~アフリカ系(確かメソアメリカの土人もやってた)の、食用にならないものを育てる文化の端っこの凄まじい成果を、実際には背骨が悪くてメンタルがヘラってる他、四十代後半だから21世紀初頭の八十歳くらゐで目と確か呼吸器が悪いをばさんが誉める。
トレント エントメイデンだかエントワイフの方。彼女らの容姿はエントの最長老、木の鬚によれば自身と「似ているかもしれん いや似てないかもしれん」
WandlimbFimbrethil(細枝フィンブレシル ブナ娘と言はれるがBrethilは樺。ブナみがあると言はれる木の髯ファンゴルンといい関係にあった)に関するいろいろの描写はある。野郎の方は樹木を育てるが、エント女は食用の植物や花などを育てる。かつて、旦那と子供(Enting)を作り暮してゐた庭園から負け出てどっかで作ってゐた庭の辺りの土人は果樹の栽培他を教授する彼女らを、神と崇めた。後の、黒の勢力により粉砕された時点のそこの呼称「茶色の国」をまぁアレ。
フオルン(huorn) 移動能力のある樹木で、エントの命令を聞いて、自らを薄闇に包み人知れず移動するとされる。
キノコバカの間で、「発見した茸を、採らずに向うへ行ってその地点へ帰ると消えとる(誰かにとられた形跡はないらしい)」と言ふのが普通のあるあるとして語られてゐるらしいのだが、南方熊楠によればツチアケビにもさう言ふナニがあるさうである。さう言ふあれがドイツ~英国にあるかは不明。多分、歩くマンドラゴラは違ふ
やるんだったら― ヤヴァンナさんの、旦那で匠の神アウレが、こっちでのヴァラによるエルフの覚醒中、うりゃっとドワーフ作ったのに憤り、いろいろイルーヴァタルへこいて受け入れてもらったそれが、マンウェの耳に届き、「Olvar(根をはるもの)」に精霊が宿り、木の牧人エントさんがの辺。
煉獄杏寿郎とフェアノールを並べて、それから。
『鏡の国のアリス』の庭。高山宏訳の「うるさーい」はツボ。雛菊とか柳とかパッションフラワー(を没にしてタイガーリリー)を何とか。