十年くらゐ前、長野県のブックオフで、いしかわじゅん「うえぽん」のあるやうな所には、奇妙に八幡書店の本など(オカルト トンデモ系でなくてレア本)があった。
兵 白川静説 をたたき台にしてる人も白川説の「バトルアックスを持ってる形」を引く。海外では武器としてのバトルアックスはポピュラー。欧米では「女の得物」と言ふ謎バイアスがある。「銃」は元斧の一部の呼称。
鎌 アイヌの間では、「女の得物」で性差バイアスに基づくナニなので、却って神をも倒す最強の武器。多分東洋の鎌術と、西欧の鎌術は別。鎌を持つドイツ系の守護聖人でノットブルガさんとやら
https://de.wikipedia.org/wiki/Notburga_von_Rattenbergがゐる。なんかお祈りの際に麦刈り取らないといけなくて、とりあへづ鎌投げたら全部刈り取ったとかさういふの。
聖バルバラ。「大砲 その他ざっくり武器の守護聖人」のはずなのだが、ラブレーは「クロスボウの守護聖人」とする。ブックオフで適当に「こち亀」見たら、両さんがバービー解説してた。マギー(お産の守護聖人 ドラゴンスレイヤー) ドロシー(展開と関連) カタリナ(車の守護聖人)と併せて拝まれる。ネター
パンタグリュエル物語の解説みてたら、Erotic verbaとして、BRACQUEMARS(短剣)とやらがあるらしい。ピストールナントカ(さすがに短剣)もそんな扱ひ。
『耳嚢』の、部屋住のお侍が歩いてたら実は名のあるおっさんからカツアゲされて、何した果てに返り討ちにしたら、自分のが「込どもに一寸ばかり切り候」な状態だったので、「豪胆にも」死んだ方へ行って、大脇差をとって調べたら、キリシタンを斬りまくったせんずわりであったと言ふのは、何故か二次資料が「千頭割」と漢字表記。