個体発生が系統発生を繰り返す、と言ふのをやる。てふかやりたい。
進化論をマイルドに受け入れうる秋津島の人でも、卵や胎内の他で、それまでの進化を消費しつつ成長する怪物は、充分ビビらせると思ふ。『シン・ゴジラ』での蒲田くんは、「系統発生なう」なやうに見えるけどもかう言ふナニの後は押してくれないと思ふ。ううっ。
出てくるけど資料としては「ドグラ・マグラ」は除外すべきだな。妹出てくるのに。でもあの、なんぞに追っかけられるなんかから、アノマロカリスに追っかけられるミロクンミンギアとかを経て、人類になるといふ点を胎内でフィードバックする悪夢は、いいと思ふ。
香山滋版の小説で、ゴジラは「今からおよそ二百万年前、学問的に言うと朱羅紀と呼ばれる時代に」発生したといふ、香山先生はその辺のリテラシー高いんだけど、な表現がされる。二百万年前が人類の、生物学的な枠組みから負け出始めた頃である点を評しゴジラは人間をアレしたもの説が出る。
J・ブリッシュ「悪魔の星」のLITHIANさん。関係ないけどハドロサウルス類はデザイン的にいいと思ふ。
インドの医学書で、ヴィシュヌの、魚~亀~猪~人獅子までのアーヴァターラをお母さんのおなかの中で成長する子供にパラフレーズしてゐるさうであると言ふのとこれって系統発生でしょ説を検討。あとはおこさんが成長する様らしい。