冬野こたつ

超短怪談(ちょうみじかいだん)——何でもござれ、異奇な小話

【5分で読書短編小説コンテスト「想いが通じる5分前」参加作品】 女子中学生の千依《ちよ》は、ある人に憧れています。 手際が良くて、格好良い上級生。でも、接点がなくてお近づきにな…

今日は僕の誕生日。その上、町内では最高のお祭りが行われる。良い一日になりそうだ。後、妹も連れていくよ。

高校生で女優をやっている栞は地元にある公園、野川公園に休暇を当てる。そこで栞は自然観察が趣味である少年と出会う。彼女は豊かな自然の元で何を想うのか。とくとご覧あれ。 [角川武蔵野…

子どもの頃に出会った小さなおじさんはいつも僕を助けてくれた。高校生になった僕はおじさんの願いを叶えてあげられるのか？

三月初旬の或る日。 僕は雪女と出会った。 凍てついた哀しみと彷徨う彼女に、三日間だけ訪れる春。 ありふれた日常に、僕と彼女の生を刻んだ物語。

仕事に行き詰まりを感じた女優、舞花。 逃げるように来た引っ越し先で、どこか不思議な絵描きと出会う。 －全15話・中編－ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 …

全てには表裏がある。 世界もまた然り。 不自由ながらも豊かに幸せに希望に満ち溢れる世界が『表』。 『裏』は表で定めた法律が通じない無秩序、非常識、何でもありの世界。 そんな裏…

高校三年生の聡(さとし)は受験勉強で大忙し。ある日、自宅の机で日本史を勉強していると疲れてそのまま寝てしまった。目を開けるとそこには侍が。家族が仕掛けたドッキリを疑うが・・・。

大学生の海斗はよく通う古本屋で『奇奇怪怪短編集』という小説を手に入れた。奇妙な内容のその本。読み進めていく内に不可解な点が露わになる。理不尽な運命の歯車が回り出した。

主人公の僕はいつからか悪魔になっていた。さらに毎日、眠ると悪夢にうなされてしまう。そんなある日、訪れた病院で初めて自分のことを視認できる女子高生に出会う。生の儚さと死の恐怖が襲い…

魔法と科学、呪いと祝福に翻弄された小人と少女が出会うとき、でこぼこな物語は動き出す。 ※この作品は他サイトにも投稿しています。