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【3/12】自主企画、まだまだ募集中!

エントリーくださった全員への返信を終えました
返信漏れがあった場合は、お知らせください……!

皆さんの作品を読ませていただいて、本当に勉強になります
おおむね感想文の内容は
「説明台詞&説明文」はダメよ
ということに集約されるのですが、

わかっているか、お前の自作の話だぞ

と思いながら、顔を青くして書いています
だいたい、200〜300文字で書くといいつつ、1,600字を送り付けるのは、
推敲能力の低さを露呈させているようなものなのでは?

話が長い人間ですから、
小説もやはり説明過剰気味なんですよね

さてさて……
エントリーいただいているのに、
近況ノート立てていない or こちらのノートにもいまだコメントくださっていない方々!

いつでも待っておりますからね!!!

同時に新規参加者、既参加者の別作品のエントリーも、どしどしお寄せください♪

4件のコメント

  • まずは御礼を。
    拙作「河越夜戦」を読んでいただいてありがとうございます。
    しかもここまで長文にわたる感想・批評をいただき、感謝の念に堪えません。

    それにしても、自主企画参加早々によくぞ読んでいただきました!
    まことに恐縮です。

    40代以降の男性がターゲットの方が向いている……ううむ、そうですか。
    そう言われれば、そうですね。
    今まで読んできた歴史小説の影響かもしれません。
    淡泊に書き進めてきたなぁ、という自己評価はありますので、たしかに省エネな気がします。

    説明不足も自覚しておりまして、そのために登場人物紹介を設けたりしましたが、やはり作中で理解できるようにした方が良いですよね。
    そのために、たまに説明回的なこともやったりしましたが、それがかえって、少年向けから遠ざかっていくという……反省しきりです。

    冒頭の切り口、たしかに「掴み」を「孫九郎どの、孫九郎どの」にしたら、「?」となり、それが「!」につながる感じですね。
    歴史小説の宿命ともいうべき説明を、いかに料理するか……その辺を学ばせていただきました。

    色彩を伴った静物描写……実は苦手だと思っています。
    脳内では山野を背景に合戦などが展開していますが、それがおぼろげに浮かんでいて、何となくで(←酷い)書いていたりします。


    力を入れた(はずの)説明があまり機能せず、実は避けていた静物描写が活きていたという、何というか、やはり、小鹿さんに読んでいただかないと分からなかったポイントが見えてきました。

    既存のイメージではない、自分自身のキャラクタの人物造形……うーん、そうですね……小説である以上、その人物像を創造していく、それを活写していくということをすれば、たしかに恐れはないでしょう。
    今後の課題です。

    さて、ここまで長きにわたって感想をいただき、誠にありがとうございます。
    このことを胸に、また、若い世代の肥やしになれるような作品を書いていければ、と思います。

    ありがとうございました!
  • お返事ありがとうございます
    確固たる共通イメージがある高校生の青春物ならば、ほとんど説明はいりませんが、歴史物ですからね

    説明しないわけにはいかず、とはいえ、説明に徹しては日本史概論の期末レポートと変わらず

    私自身、説明過多になる傾向が強いので、
    「読後感想で、勉強になったと言われたら、小説としては失敗」
    と思うようにしています
    勉強させるために書いたわけじゃないですもんね
    それゆえに、他の作者さんによる作品であっても、説明的な記述に対して厳しい見方をしてしまうことは、
    常々、反省点として抱いています

    四谷軒さん、静物や風景描写苦手なんですか?
    へー、わからないものですねぇ

    本当に偉そうな口を利いてご無礼いたしますが、
    四谷軒さんの書かれる文章って、
    「頭の良い人」が書いていると思わせる整然さがあるんですよ
    文意がはっきりしていて、論理的にも文法的にも違和感なくスラスラ読める

    案外、俳句とか詠んでみたら、開花するかもしれないですよ 笑
    それでは、また
  • 偉そうな講釈……これに対して、「大体分かった」とお答えすれば、私の好きなライダーをお分かりでしょうか。
    そのディケイドの冒頭と最後に出てくる、前作とは人が変わったように冷徹な紅渡が「何だか違う世界に来ちゃったぞ」感をマシマシしてくれた思い出があります。
    まぁそれは置いといて、万能かつ最強の主人公が、最低限の手段しか残されておらず、その俺様っぷりを崩さずに旅をして、「万能にして最強」に立ち戻ろうとするところが好きだったのです。
    ……ああ、これもギャップといえばギャップですね、最強俺様が、必要最小限のカードとベルトしかないというところが。私は逆にそこが好きでした。あんなラストでしたが(映画まで観に行ったのに……)。

    (余談ですが、キバはいかんせん、音也と渡の母親の関係がなぁ……ニチアサでは説明しづらいところが難点でしたね。そのあたりを何とかできればその前の作品に匹敵するライダーになれたのに……と個人的には思っております。あと、名護さんが好きでした)


    第一章、これが要らない。なるほど……このあたり、というか全体的に、ある意味テンプレ(背景→主人公(実は強い)→敵(小者)→ビクトリー→更なる敵が……!)に従って書きましたが、そういわれるとそうですね。
    第四章、たしかに詰め込みすぎですよね。10000字ギリギリに収めるために、やり過ぎたなぁという思い出があります。
    寿桂尼と良真の抱く承芳のイメージ……たしかに、そのあたりを膨らませておけば良かったですね。
    何というか、読者が抱いているイメージを裏切ってるからもういいか(←酷い)と思って、スルーしてしまったようです。

    今川館の主チェンジの文章をお褒め頂き、恐縮です。
    史実だと二頭体制っぽいんですけど、ここは象徴的に、面白さ重視で……と書いたところです。

    田子の浦の歌、何か好きなんでつい出したくなって……それが端的に過ぎましたね。
    なるほど、そういう書き方の方が、「いとをかし」って感じがします。
    このあたりの響かせ方、まだまだ勉強しないと!

    桶狭間エンド……このお話、義元家督相続から、さらに長編にすることも可能でしたが(当時、応援してくれた方にも言われました)、カクコンへの応募を確実にしたくて、10000字の短編にしました。そのために、この詰め込み感が生じたと思います。
    あと、この義元の覇道のつづきが、まんま「河越夜戦」なんですよね。
    そうしたら、北条氏康視点の方が、主人公っぽいし、危機からの逆転で、より「らしい」ストーリーを提供できると思って、この義元の話は桶狭間エンドにしました。
    この終わり方は、作者の都合によるというとんでもない事情がありますが、それでも綺麗になったなと自己評価している次第です。
    そこを「戦国物らしさ」と言っていただいて、まことにうれしい限りです。

    率直な感想、本当にありがとうございます。
    こういう忌憚のない意見、貴重だと思っております。
    ギャップ、アンマッチからのマッチングした時の快感というか、心地よさ……胸に響きました。
    ちなみに、小鹿さんがキバが好きだというのも、私にとってはギャップでした(電王やWだと思っていた)^^;

    こちらこそ、こんなにも早くに、そして長文でご感想、ご意見をいただけて、本当にうれしいです。
    ありがとうございました!

    追伸:そういえば俳句、他の作者さんにも勧められたことがあります^^;
    ではではノシ
  • 近況ノートに、丁寧なコメントありがとうございました。
    キャラ文芸をあまり、読まれないとのこと。それなのに、読んでいただき恐縮です。

    そうですよね。冒頭で佳代はおたおたした方が物語に、吸引力がうまれます。
    最初はそうしてたんですよ(笑)
    しかし、奥方が狼狽している中、佳代までおたおたすると、雪姫を信頼してないなーと。
    ふたりは、もう主従としての信頼関係ができてるので、全幅の信頼を表現したかったのです。

    しかし、読者を置いてけぼりにするのなら、そこは要改善ですね。信頼してるけど、やっぱり不安という心理を佳代につけたいと思います。

    キャラですが、たしかに主役級です、ふたりとも(笑)
    普通なら、佳代のキャラは凡人設定です。それが定石です。

    しかし、キャラ文芸はとかくキャラ立ちを求められる(笑)

    実は以前、明治もの(ジャンルはキャラ文芸)をプロの方に講評していただいたのですが、内容は説明ばかりでキャラが立ってないというものでした。

    という講評をうけ、今回は極力説明をはぶき、キャラを目立たせようとした結果です。

    少々やりすぎでしたかね。
    というか、これ以後もキャラの濃い人物が出てくるのですけど(笑)

    この掛け軸紛失事件は、第一章で解決します。よろしければ、続きを読んでいただいて率直なご意見いただければ幸いです。
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