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第二章「幼な子のdésir」について

山南敬助はどうして切腹に至ったのかな

と考えたとき、ひとつの可能性として、剣士として働けなくなったのではないかと思い至りました

書き進めるうちに、
この人は脱走なんかしない気がする……
と思うようになりまして

物語としては、まだまだ先のお話になりますが、敬助の最期は私の中で納得のいくものになっています

優しいけれど、心底はクール
真面目で正義心の強い敬助を描きました

さて、第二章では次章にかけてのもうひとりの主人公、馬越くんが動き出します

作中でも一、二を争うひどく倫理観の低い少年ですが、
意外と彼を好きと言ってくれる方が多いのです

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