李大橋、襲来。絶体絶命のピンチに駆けつけるのは……?
GCの目的についての説明が始めてきた回です。今までGCは幻捜課の語る悪印象とは裏腹に、あまり多くのアクションをしていませんでしたが、ここで大きく出て行きます。
プロット製作当時、ガールミーツガールを主軸にしたサブプロットとして特殊チームによる未来都市サスペンスを予定しており、GC保全監査部はその敵役という設定が伸びた経緯があります。その対立軸としてホエルの消去という問題点を中心に回してきましたが、そのホエルが三章中に不在にするプロットになったために、必然的に監査部のスポットをあまり当たらない結果になってしまいました。
少ない描写で監査部のディストピア的思想や支配者的な横暴の一端を表すことができるかが課題でしたが、いかがでしたでしょうか。よろしければご意見よろしくお願いします。
次回更新は9月23日(土)です。
ファントミーム・オーヴァーレイ/葛猫サユ
https://kakuyomu.jp/works/16817330660259961980/episodes/16817330664113620468