天才同士、初めての大痴話喧嘩決戦・前編。
再三話しているとおり、ラヴァルはジェニスを助けるために、自身の彼女に対する依存心を克己するために今回の任務に挑んでいます。なので、彼女に助けられること自体、彼は望むことではありませんでした。
対して、ジェニスは現状、自分自身の感情の輪郭を捉えきれていません。
『ただ何となく来た』という無責任な感情で、衝動的に来たと言わざるおえない状況ですが、先の彼女の特異な精神性を鑑みてみれば、これ自体に彼女の心境に大きな変化を感じさせられるかと思います。
とはいえ、無自覚の感情を振りまくジェニスの主張はどうしても幼稚になってしまうので、後編では不毛な言い争いに発展するとは確実。
それをどう解決するかは、次回にご期待していただければと。
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次回更新は、5月7日(火)18時投稿予定です。
はぐるまバディに性転のララバイを/葛猫サユ
https://kakuyomu.jp/works/16818093073275058811/episodes/16818093076701088427