新章のプロローグは回想から。
序盤の文章少し追加して、観測外領域の説明をしています。
この作品では一人称視点では観測外領域として世界観的には取り扱っています。理由は本文が全て。三人称が高次元人の観測記録としているので、個人の心情が絡む一人称ではそのようになるというわけです。
内容としては、勇者の回想。作品の反省点の一つに勇者の旅路が描かれないせいで先の戦争の悲惨なイメージを共有しにくいというのがあります。敢えて語らず想像に任せるというのも手法の一つだと思いますが、この作品に限れば過去の怨恨などを取り扱っている関係上、もう少し今回のような話は表に出すべきだったと思います。
正直な話をすると、これから出会うメンバーがどんな旅をしていたかというのを全く想像できていないだけなんですが。
というわけで、三章では首都と元勇者一行たちのの再会を描いていきますので、感想やご意見などお待ちしております。
次回更新は9月5日(火)です。
アルは此処に在りて~魔王少女の異世界巡礼記録~/葛猫サユ
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