葛猫サユ

村とシーマ、両方から語られる村と浮雨湖の真実。
自分の中では短く纏まりながらも衝撃的な展開にできたと自負しています。
シッドの視点の描写。果たして世界観的にOKなのかというのが自分でも疑問なのですが、一応魔王に関わることなので良し、とはしています。内容としてはルキウスが語るものが嘘ではないというのを教える意味合いもあります。今回みたいな問題は、文体や表現を世界観に組み込む手法をとる上でよくある課題なので、上手く昇華できるように精進したいです。

シッドがカリグラ・ロシューの話をしているのと対比して、アルの名前について言及できたのは、個人的には良かったです。実はアルの名前の下りは、終盤で回収される物語的に大きな要素なんですか、修正前はどうしても唐突になってしまったのが反省点でしたので。



次回更新は８月２８日（月）です。
アルは此処に在りて～魔王少女の異世界巡礼記録～／葛猫サユ - カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16817330662129713474/episodes/16817330662686991567

そして同日には「ファンオヴァ」の最新話を更新予定です。
事件や人物の解像度を上げながら、事件の全貌がどんどん組み上がっていく構成になっています。
ファントミーム・オーヴァーレイ／葛猫サユ - カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16817330660259961980/episodes/1681733066258955542