美味しそうだから口に入れてみるけど、十人居たら九人が吐き出して残りの一人が動かされる。それを目指してる、届くかな、がんばります。
純文学とコメディを中心に書いています。
水色のタイトルは、短編
赤は中・長編
あずき色は連作短編
緑は詩、です。
真花は「まばな」と読みます。
2021/3/30
「カクヨムWeb小説短編賞2020」の「カクヨム運営が推す『短編小説マイスター』」五名に選ばれました。…続きを読む
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レビューを書いた小説
★をつけた小説
短編集（セルフレイティング無しの作品群）／上月祈 かみづきいのり
過去にカクヨムで公開したものを中心に移動させました。今までコメントなどをしてくれた方々には感謝しております。 なお、再編集にあたりタイトル後にジャンルを書いてカッコでくくり…
『貴女は今、幸せですか？』／舞 恵(或いは、将平。または、夢羽)
かつて、pixivの執筆応援コンテスト『メッセージ』に投稿させて頂いた作品になります。 抽選20名に選んで頂いた作品になります。 ＊＊＊ 『貴女は今、幸せですか？』 あなた…
沈んだ地球に浮かぶ月／みよしじゅんいち
この話は、お題を決めて複数人で小説を書く会「小説を書くやつ」で決まったテーマに則って書かれたものです。第8回のテーマは、「和歌『月を待つ 高嶺の雲は 晴れにけり 心あるべき 初時…
「神々と呼ばれし者達」／TA-KA
＜文明の誕生と終焉を描くスペースオペラ＞ ある惑星に誕生した古代文明と、かつてその惑星に存在していた高度文明が出会い、その運命を錯綜させてゆく。 いにしえの神々として神話で語り…
異世界転生コーディネーター ／鳥羽フシミ
「もし異世界転生の権利が手に入ったとしたら、貴方ならどうしますか？」 あなたの異世界転生をコーディネトいたします。神の気まぐれか、はたまた想像を絶する超科学の産物か、異世界への…
トラック運転手ですが世界平和の為に殺し屋に転生してみましたよ／ちありや
異世界転生ものにおいて最も風評被害に遭っている職業がトラック運転手だ。 常に安全運転を心がけているのに、いつも謎の当たり屋に狙われて過失致死で逮捕される。 これはそんな不幸なトラ…
墓碑銘カレイドスコープ／koumoto
だれもいない校舎で貘を退治する少年。踏切を守る双子の少女。夕立ちと共に現れる殺人鬼。病によって年老いた女探偵……。死の手前の世界をうろつく、死に近い人々の記録。短編集なので、どれ…
きょうのぼくらを永遠にしたい／霜月ミツカ
久遠は同性の恋人のささめに同性婚できるようになったら結婚しようと提案をする。 しかし、ささめには無理だと一蹴されてしまい、思い悩む。 久遠はふたたび、ささめに想いを伝えるが――。…
エスペシャリーシンパシズム／霜月ミツカ
希和と旋は付き合って13年のやたら気の合うカップル。 「結婚」という形に拘りがなく、その理由もお互いわからないままだった。 同棲ではなく、同じマンションの別々の部屋に住んでいる。…
ライフ・ワーク２／瑞樹
25歳のOL幡野葵は、作家志望の友人、智子が作品を投稿するサイトを見ることがささやかな楽しみとなっていた。 智子の作品は十分面白いと思えるものだったが、閲覧数が伸びないことを葵は…
ブライト・ライツ・セレナーデ（あるいは8分の1の夕暮れ）／天野橋立
高層ビルの外壁に設置された垂直ゴンドラのオペレータ、クレアは自分の仕事を素晴らしいものと信じて日々頑張っていた。特に、彼女にとって特別な人に会える、その日には。 メトロポリタン…
根源の生物／鈴江さち
孤児のみはるは、偶然出会ったセイに拾われて一緒に住むことになる。 考えさせられる毎日。 稽古のような、己を高める旅。 人は心を育み、成長していって、何になるのだろう？ 人間の根…
穿つは秒針／星雫々
文字が、数字が、ここへ羅列するのは 恐らく、この秒針を阻むためだった。 制服のスカートが翻るよりも早いスピードで 浸透するそのピアノの音が、 黒鍵を嫐る指が、私の微睡む全てになる。
フレンチクルーラー・ミニマル・ゲリオン／和田島イサキ
まだ十代の頃、曖昧な自認の境界線の上で、やじろべえみたいに揺れていた日々の思い出。 【お題】アンダーグラウンド 【ジャンル】私小説風BL 【登場人物】小指の欠けたおっさん、ネ…
カムイトーの霧晴れるとき／Mystérieux Boy
東京で働くサラリーマンの俺は、ネットで偶然見かけた摩周湖の写真に惹かれ、ふらりと旅立つ。しかし、せっかく行った摩周湖は霧。 悪いことと知りつつ湖に降りると、偶然土産屋のお婆さんと…
さきちゃんの受難／矢向 亜紀
コロナウイルスの蔓延、あれよあれよと変わる流行、先の見えない将来、多様性推進……。現代を生きる人間に悩みの種が尽きないように、妖怪にだって悩みがある。妖怪×ガールズトークの短編作…
長い愚痴／井上みなと
長い愚痴をエッセイのようなふりをして書いてみたものです。 内容は社会の事から身近なことまで雑多です。 1000字くらいの話なのでお気軽に読めると思いますので、暇つぶしにでも。 …
★5 エッセイ・ノンフィクション 連載中 5話 4,910文字 2021年6月19日 14:18 更新
「ユリって雑草だよね」／ちありや
誰の手も借りる事無く気高く咲く花がある。 彼女はその花の様になりたかった……。 ※追加執筆分はおまけなので、本文とは別物と考えて下さい。
イエス・マイ・ブルー／高村 芳
芸大生の私は自分に限界を感じていた。 そんなとき、周囲から「天才」だと目されている同級生・大塚千絵に「絵を描くのをやめたほうがいい」と言われ……。 悩める人に読んでほしい、青春短…
史上最高の大投手は誰か？／白狐姫と白狐隊
あまり日本では知られていませんが、 1947年まで米メジャーリーグには黒人選手が 存在していませんでした。人種差別の為です。 この為、それ以前の時代には、黒人選手のみの リーグ……
無敵のあなたへ／我那覇キヨ
政治家による過去の悪行と直近のスケジュールを閲覧できるウェブサイトを作成した主人公。義憤に駆られたテロリストの出現を待ちつつも、自分が何かかけがえのないものを傷つけているという不…
短篇小説「ReadMe.txt」／我那覇キヨ
目が覚めるとわたしは病院のベッドにいた。妻と共に事故に遭い、多額の治療費が請求されることを知る。 わたしは借金返済のため、とある人工知能ゴーストの開発に協力することとなる。ゴース…
Web小説をカクヨムするのはなぜ？【企画参加】／赤月 瀾
Web小説をカクヨムするのはなぜ？ ■参加企画 【（週刊カクヨムコラム企画）Web小説をカクヨムするのはなぜ？】 【 https://kakuyomu.jp/user_even…
屍山血河の国／水城洋臣
【AD.350・冉魏】 複数の胡人（北方騎馬民族）が中華に進出し覇を競った五胡十六国時代の事。 漢人至上主義の下に起こった胡人大虐殺により、数十万人が殺され、その遺体は荒野に打ち…
生まれてきて残念で賞／満月
「私」という女の欠陥商品を売ってみせる！ どうしようもなくブスな瀬奈は、年上の彼氏を養っている。 それでも彼には付き合ってる事を周りに隠され、妹には結婚も出産も追い抜かれ、憂鬱…
新幹線に11時間閉じ込められた話／井上みなと
2021年5月1日に起こった地震で止まった、東北新幹線の車内にいた自分の話です。
★16 エッセイ・ノンフィクション 完結済 9話 11,798文字 2021年5月5日 21:40 更新
鋼のバゲット～パン屋の女神と呼ばれて～／公社
「食べてくれる人を想って、心を込めて焼くんだ」 下町のパン屋に勤めるパン職人クロエ。 時代遅れの職人と蔑む大型チェーン店に挑む品は、クッソ堅いと評判の伝統のパン「鋼のバゲット」 …
かわいそうという言葉は凶器～親はなくとも子は育つ、他人は余計なこと言うな～／公社
親がいないことを同情されても、だから何？ としか言えません。 いない者を悲しんだって明日はやって来ないんです。 無用の憐れみは、時にこちらが傷付くことだってあることを分かってほし…
ペンギン願望／ろいは
最初は雰囲気が暗いのでそういうのが苦手な人はご遠慮ください ジャンルは現代ドラマです(間違えて違うジャンルに設定してしまってたら申し訳ありません)
ウーアの住む駅／竹尾 錬二
その駅に、一人のホームレスが住んでいた。彼の本名は誰も知らない。綽名は『ウーア』電車が通り過ぎる度に、子供のような声でウーアと叫ぶからだ。これは、俺たちとウーアの、一夏の事件。
私は、人並を知りたい。そして本気を出したい。／美貴
★3 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話 1,178文字 2021年4月1日 12:44 更新
雨の切れ間に／瑞樹
24歳になる会社員、遠野悟は、うつ病のために半年間の休職を余儀なくされていた。家にこもり、変化のない生活を繰り返しているうちに彼の心労は次第に回復していくが、復職のことを考え始め…
明治時代の三六式無線機／井上みなと
今回は『明治東京妖怪奇譚』（https://kakuyomu.jp/works/16816452218826976297）の番外編として書けないお題だったので、エッセイ風に書いて…
甘美なる烙印／まきや
【短編】 『うるわしの都』を治めるスペリア（上位者）たち。彼らに奴隷として使える種族がいた。 その名はインフェリア（下位者）。 彼らには２０歳になると街から追放されるという、過酷…
19回目／矢向 亜紀
とある映画シリーズの大ファンである“私”と大学の同級生・七瀬。2人は公開された新作を観るために、18回も映画館に足を運んでいた。19回目の今日も、いつもと同じように映画の幕が開く…
『私』の戦い／まきや
【掌編】 ソーサク国、カクヨム市。その最北端では、今日も激しい戦闘が繰り広げられていた。 この戦いに終わりはあるのだろうか？ ※KAC20216『私と読者と仲間たち』参加作品で…
『直観』明治23年には存在しない言葉／井上みなと
今回は『明治東京妖怪奇譚』（https://kakuyomu.jp/works/16816452218826976297）の番外編として書けないお題だったのでエッセイ風に書いてい…
アラフィフ障害者SEは今からトップを走る気です。／美貴
私が精神障害者になり、関節リウマチで歩行困難になりながらも、フリーランスとしてSEに戻るまでの話。
★14 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話 1,531文字 2021年3月11日 03:45 更新
きみの物語になりたい／いいの すけこ
文芸部の私と、テニス部の矢沢さん。 小説を書くことに情熱を注ぐ私と、明るくて輪の中心にいる矢沢さん。 全然違う世界で生きている矢沢さんは言った。 「私のこと、小説に書いてよ」 …
虫の学校／都途回路
pixivにあげていたものの再掲です。 着想源はカフカ「変身」ですが、完全に同一の設定ではないのでオリジナルにしておきました。 あらすじ 主人公「私」は、遅刻寸前で登校すると、ク…
夏休みは誰のもの／瑞樹
仕事よりも私生活を大切にするタイプのOL、東由香里は、主任に昇格しても自分の働き方を変えずにいた。夏休みを迎えた由香里は、かねてから楽しみにしていた女友達との沖縄旅行に向かうが、…
いつかのジューンブライド／瑞樹
２７歳になる柴田祐希は、妹の結婚を機に自身も婚活をすることを決意するが、２０代での結婚にこだわることに次第に疑問を抱いていく。結婚に悩めるアラサー女性に読んでほしい作品です。
７時１２分、決断の時／飯塚摩耶
ある日、僕は不思議な女性に呼び止められた。 彼女は、明るいグレーのパンツスーツに身を包んだ若い女性だった。 金色がかった飴色の、ほそい髪の束が、ギリシャの神殿の石柱みたいに、華…
ビターチョコをあなたに／Rakkasei
主人公は中学時代の同級生・樋田千代子と再会し、次第に知代子を女性として意識していく。 しかし、ある日「会うのを終わりにしたい」と申し出られ、言われたままに関係を終わらせようとする…
本家ではないけど情報特盛りな第6回カクヨムWeb小説コンテスト＋短編賞速報／草薙 健（タケル）
そんなことより、カクヨムWeb小説短編賞2020に応募中の拙作「デッドヒート・イン・フォーミュラワン＜チームオーダーの絆＞」を読んで欲しい（笑）。 https://kakuyom…
★158 エッセイ・ノンフィクション 完結済 642話 322,083,596文字 2021年2月9日 20:00 更新
スローカーブのあと直球／政宗あきら
大学生の木崎は、同じ寮に住む同級生にある話題を持ちかけられた。 阿保としか言い様のない、阿保の発想を。 しかしそれが、未だ見えざる真理の扉を開く第一歩になるなど、この時は思いもよ…
コーヒーとカフェオレ／風見久遠
心に傷を負った恋人を治してあげたい。 その思いを胸に抱えて、ヨシカワ青年はある病院の門扉を叩きます。 その病院のシノダ院長は、患者の記憶を消す専門家。ヨシカワはシノダに、恋人の…
屋上のチャネラさん／平中なごん
恋愛というより男女間の友情というか人間愛というか、そんな一言では言い尽くせない微妙な感情を描いています。 傷心のOLが屋上で出会ったUFOを呼ぶオカルトマニア社員…… UF…
ハッピー・ディスタンスアビリティ ～僕と死神の三日間について～／天野行隆
無機質な生活を送っていた僕のもとに現れたのは、現金百億円と死神少女だった。 「三日で百億円を使いきれ、でないと死ぬ」 死神少女の言葉に僕は構わずいつもの日常を送ろうとするが……
行けるところまで、まっすぐに。／美貴
都会育ちの直也は、地方でアクロバットパフォーマー兼タレントとして生活している。 ある日、ラジオの生放送を聞いて高校時代の友人・浩輔が訪れる。卒業して２０年近い二人は、対照的な人生…
魔法使いと出会った話。／水城しほ
作家とは、魔法使いのような存在である。 一つの小説に出会った事で、「私」の世界は小さく、だけど確かに変わり始めた。 ――とある魔法使い様に捧ぐ。 *** 【公開時近況ノート…
川の中／D・Ghost works
その川は狗流川（いぬるがわ）と呼ばれていた。 雄太（ゆうた）と拓（たく）は狗流川の近くで狸の死骸を見つけた。 狸の墓を作った二人は学校が終わると狗流川に釣りに行き、釣った魚を墓…
呪いの文字／平中なごん
カクヨムには〝コメディ〟ジャンルがないので、一応〝ホラー〟にしてありますが……。 先日、怪談を聞いていて、新しい小説のスタイル〝ホラー&ジョーク〟というものをふと思いつきまし…
MIRROR／チョコチーノ
あなたの嫌いな人はどんな人ですか？ ゴミをポイ捨てする人でしょうか？ 長い列を無視する人でしょうか？ 自分にことごとく突っかかってくる人でしょうか？ いつだって、誰にだって、…
コンビニとルーティン／山田湖
これはコンビニでアルバイトしている「俺」とその客の物語。 初めてこういうのを書いたのでおかしいところが有れば遠慮なく言ってください。 追記 アドバイスを元に改変しました。
宇宙飛行士フェリセット（短編）／海野 舞
1963年。 アルジェリアのロケット発射基地から彼女は青空を見つめていた。 名はフェリセット。 彼女は重力を振り切って、宇宙を泳ぎに飛び出していく。 実話を基にした短編小説とな…
ニュースペーパー・ジョーズ〜〜新聞鮫〜〜／武州人也
某新聞社の社会部に務める新聞記者が、遺体となって発見された。遺体には大きな獣に齧られたかのような跡があり、操作関係者は首をひねった。 そんな中、私立探偵メイスン・タグチは言った。…
ディスプレイ越しに魔法をかけて／矢向 亜紀
宮北真衣香、高校1年生。最近の悩みは、席替えで隣になった、クラス1苦手な高瀬弘宜のこと。親友おすすめのバーチャルアイドル・オズワルドに励まされて努力しても、2人の会話はぎこちない…
月は見えている？／きさらぎみやび
遠い地にいる彼からの通話を受けた女性。 彼に促されるままにベランダに出て月を眺める。 そこで二人が交わす会話とは……。 関連作品 『LAIKA CAME BACK』 http…
変わりゆく地のその上で／きさらぎみやび
大学進学を機に東京に出てきた僕が見た風景。 それは果てしなく広がる人の領域であり、変わりゆく景色であり、移りゆく街並みだった。 青年の目を通して描く、武蔵野台地のランドスケープ…
明日の黒板／蜜柑桜
ゆあんさんの自主企画に参加させていただきました！ 11月9日、番外続篇公開、です。（夜、修正をかけました） 企画用: フレーズ評価OK, コピペOKです https://kaku…
変異体ハンター、屋敷を捕獲する。／オロボ46
森の中にそびえ立つ西洋の屋敷。 そこに、変異体ハンターと呼ばれる職業のふたりが訪れる。 彼らは、屋敷に入っていった女性を見て、不思議に思う...... 変異体ハンターは、変異体…
サイバー・オリンピック／なみかわ
銀河歴202020年、全宇宙から、100メートル走にチャレンジする選手たちをレポートしてみた件。 西暦2021年頃、太陽系の惑星地球にある日本というところで、オリンピックがあっ…
『ダサい』の起源、語源。これは都市伝説でしょうか？／大木 奈夢
五十年近く前に、突然生まれた若者言葉『ダサい』。しかし、その起源や語源を知る人はほとんどいない。 謎に包まれた言葉の起源や語源を、私が明確に解説いたします。 信じるかどうかは…
高架下のカラス／秋一番
19xx年某県北森市、かつてホームレスがたくさんいたこの町にも時代の変化が訪れようとしている。 町の景観のために白い目で見られていくホームレスたち。高架下に住処を構える通称こ…
シュウマツの過ごし方／1103教室最後尾左端
目が覚めると「彼女」がいなかった。 地球滅亡が週末にまで迫ったある日。とある男が目を覚ますと自分の家から忽然と恋人の「彼女」が消えている。そして、どういうわけか男は「彼女」の名…
もしもあなたが星ならば／いいの すけこ
雨上がりの森林公園を歩く君と僕。 カタツムリの這った跡を見つけた君は、カタツムリを羨んだ。 ※自主企画『【第2回】三つのキーワードで小説を書いてみませんか【「金貨」、「カタツム…
染み入る／流々（るる）
【ショートショート】見上げると鈍い藍色の幕が一面に貼り付いていて、所々に扇げば飛ぶくらいの雲が漂っていた／佐藤佑樹
とある自主企画にのっとり、「タイトル、大見出し、小見出し、エピソードタイトル、本文、それぞれフルに使い100字以内の計500字」で記した作品です。おもしろそうな企画でしたし、実…
お父さんは一所懸命／なみさとひさし
伊藤康介、四十七歳。既婚。女房に逃げられる。娘あり。 そんな彼は友人の紹介で『アラカルト笑顔』という何でも屋に就職するのだが……。
【ショートショート】飢え／佐藤佑樹
女からのメールを受け取り、男は情動に浸る。本の世界と対比しながら、男の感情は流れていく。本に目を落とし、携帯電話に落とし、そして外界。文字にするならばたったそれだけの掌編。
中村君の「青春」／1103教室最後尾左端
運動音痴で勉強も苦手な中学生、中村君の野球部での「青春」を描いた物語。 私なりの青春小説を書いたつもりです。読み切って首をひねっていただければ本望です。 無駄なことなんてな…
スカート丈は膝上○cm。／まんごーぷりん(旧:まご)
「華のJK」じゃない。でも勘違いしないで、喪女とか地味子とかでもない。あくまで「中の上」。でもそれが私なりの勝ち方なんです――『膝上3cm、香り付透明リップの憂鬱』 ぶりっ子っ…
自己啓発としての牛タン／文学猿
仙台市青葉区にある、とある牛タン屋についての説明です。 仙台にこれから行く人も、行く予定がない人も、もちろん地元民にも 飯テロが出来るような文章になっているのなら幸いです。
オスロの湾岸で世界が叫ぶ／平中なごん
とある短編コンテストのお題で「叫ぶ」というのが出されたのですが、これを知ってまず頭に浮かんだのがこの絵でしたｗ ま、本当はこの人物（ムンク自身）が叫んでるんじゃなく、彼は〝世…
refrain／森山 満穂
美雨さんの文章は、驟雨でもなく、霧雨でもない。一定の雨脚でぼくの心に降り注いでくる。極度に激しかったり、弱かったりせず、常に適度な質量の淋しさと、おだやかな美しさがその言葉たちに…
花とたゆとう／御通由人
定年間近の公務員である正夫は偶然ある女性と出会う。彼女は花蓮という源氏名で風俗で勤めていて、性的な悩みを抱いていた。金が介在する関係に疑問を持ちながらも彼女に惹かれてゆく正夫と、…
シーソーの上、ジャングルジムの中／文学猿
長身の男がシーソーの上に立っている。 男は以前そのシーソーの横で妙な双子と妙な話をした。 「誰もね、それからは逃げられないのよ。」と右の双子が言った。 「だからね、何でもそっと、…
鮮明に、ただ青々と冷え切って／文学猿
足音を殺していました。そっと、彼の背後に近づいたのです。 空が青いです。ヨウト君はその青によく映える白いパーカーを着ていました。 わたしは思わずヨウト君の背中に触れました。 わた…
赤ちゃんを産む魚／外宮あくと
グッピーは、卵をお腹の中で孵して稚魚を産む。 まるで人間みたいだと私は思った。 と、母魚はくるりと稚魚に振り向き、稚魚をパクリと……。 それを目にした私は――――涙と共に叫びが…
カクヨムで読まれる方法／井上みなと
10万字以上投稿しているのに全然☆がつかない！ 定期更新してるのにレビュー１つない。 「おもしろい」と言ってもらえるのに全然伸びない。 それは『書く能力』と『宣伝する能力』は別…
関東で初めて天皇陵が出来た地／井上みなと
今はあまり知られなくなった、大正から昭和初期の武蔵野のお話です。 武蔵野、特に多摩、高尾、中央線ユーザーさんたちに、ぜひお読みいただけたらと思って書きました。 御稜線、浅川駅、万…
傘も心も盗まれて／烏川 ハル
傘立てに差しておいたビニール傘。それを取ろうとした時、一つの物語が始まった。 （この作品は「小説家になろう」「エブリスタ」「ステキブンゲイ」「ノベリズム」でも掲載しています）
ブラック企業に就職した俺がチートスキル（精神疾患）を手に入れて、現実社会で俺YOEEEE!!する実話。／D・Ghost works
※※※ テーマはアレですが、笑ろとけ、笑ろとけ。 ※※※ 【ブラック企業とは奴隷制度が横行する異世界である！！】 異常な労働時間。 デスクワークなのに暖房、冷房すら使えない労働…
勝利の先にあるものは……／烏川 ハル
負けられない戦い。最後の一戦。そう思って臨んだ結果が、これだった。 全四話。 （この作品は「小説家になろう」「エブリスタ」「ステキブンゲイ」「ノベリズム」でも掲載しています）
少女と気まぐれ蛇／さかたいった
マヤ文明のチチェン・イッツァの遺跡の観光に訪れた彼は、現地の少女にガイドを頼む。 遺跡のピラミッドでは、蛇の神ククルカンが祀られている。 少女は彼に問う。「神様って、ホントにいる…
君の傍らに留まる／西丘サキ
想いを募らせるだけ募らせて、占い動画ばかり見ているだけの彼を、私はただ眺めていた。誰かに想いを寄せていて私には振り返らない彼と、彼の傍らに留まってただ待っているだけの私の話。
まぼろし／D・Ghost works
他愛もないきっかけで知り合った求職中の若者と、目の見えない老人。 公園のベンチで交わす老人との世間話に、若者は不思議な楽しさを感じ始めていた。 盲人の年寄りの話に耳を傾けているう…
二度と、思い出せなくなる前に／hitoiki
夏の夜中、父と僕は従妹の千歌を病院へ担ぎ込んだ。 僕は過労で死に損なった社会人、千歌はアル中の精神疾患持ち。 「何で助けるの」と千歌は叫んだ。 誰にも会いたくないし、どこにも行き…
【掌編】あっという間にひとりぼっち／すーすーすー（仮）
お父さんは息子が描いた犬の絵を見て言いました。「ちょっとお父さんの知っている犬と違うなあ」 星新一っぽさをイメージした短編小説です。お気軽にお読みください。（4月26日追記） …
列車は38度線を超えて／Mystérieux Boy
北朝鮮で生まれるということ、見える世界をリアリティを持って描く。 北に生まれ、中国、ヨーロッパを経て南へ辿り着いた少女、ソンミンの数奇な半生。 *この物語はフィクションです。実…
画廊荒らし／小林犬郎
かつて絵を売って暮らしていた澤口はその生活に限界を認めて美大受験の予備校に勤めている。そんな彼に予備校の上司・川村は自らが主宰する画廊に澤口の絵を出展することを提案する。澤口は自…
「いまのうちに『現場』片づけちゃうね」「ワン！」／天野橋立
「このお城の石垣を造ったのは、わたしなの。自分で造ったものは、ちゃんと自分で直さないと」と彼女は言った。 ちょっと脳内系がヤバい人か、良くてこじらせたオタク歴女系のお姉さんか。結…
カクヨム作品を読み書きして思うこと ――素人作家の忘備録――／烏川 ハル
私がカクヨムで皆様の作品を読んでいて感じたことの中から「自分の作品にも取り入れよう！」「自分の作品を書く時には注意しよう！」と思った点を記していきます。いわば自分への忘備録です…
★43 エッセイ・ノンフィクション 連載中 11話 19,741文字 2020年6月17日 17:03 更新
イカレた個人的創作コラム／江山菰
pvも☆もそんなに稼げてないにもかかわらず、というか稼げてないからこそ？言いたい放題。 自分のことはさておいて、創作論みたいな愚痴みたいなやつ。 【600pv】突破したぞ……解せ…
かみさまの星のふるさと／日和かや
流れ星にかけた願いは、全て星子ノ山の神様が叶えてくれるのだという。 しかし、星子ノ山は間もなく都市開発の工事が行われる。 流星群が降るという今夜、三人の小学生たちは大人に内…
空がこんなに青いとは／三村真喜子
夏は両親の離婚に伴い、好きだったピアノも置いて新しい町へと引っ越して行った。その先で待っていたのは苛烈ないじめの嵐。学校を抜け出した彼女は、自分の居場所と新しい友人を得ることにな…
たたかうアイカツ！おじさん（第十部）／権俵権助（ごんだわら ごんすけ）
※ 取材期間が長期にわたるため、更新頻度は低いです。 ※ 実在のコンテンツを題材にしている都合上、作者にも先の展開が分かりません。そのため、一部終了ごとに「完結済み」としています…
宵闇の園／mafumi
ある労働者の青年と女子大生が恋をしていた。 それは、かつて恋をしていた、と言ったほうが良いだろうか？ 教養は持つものと持たざるものとの間に溝を作る。物事は知っていればいいという話…
細胞がバターのように溶けていく／烏川 ハル
白衣の医学博士に率いられて歩く集団。その中の一人が、若き日の私だった。 （ノンフィクション小説です。ノンフィクションですがエッセイではなく小説として書きました） （この作品…
★13 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話 4,678文字 2020年4月18日 22:40 更新
白い羊の八百屋／紫堂文緒（旧・中村文音）
自分の畑で作った野菜を売る白い羊の八百屋は、いつもたくさんの動物のお客さんで一杯です。ところが、それを面白く思わないものがいて…。 (セルバンテス」「小説家になろう」、自作のブ…
フェルトの秘密／紫堂文緒（旧・中村文音）
その一匹の働き蟻は、甘いものと昼寝が何より好き。 ところが、いい気持ちでひと眠りしたあと気づいてみると…。 (「セルバンテス」「小説家になろう」にも掲載しています)
ベイビー・カフェ／1103教室最後尾左端
最上級の「癒し」をあなたに…… 猫カフェ、うさぎカフェに始まり、様々なカフェがございますが、当店「Petit Ange」はかわいい「赤ちゃん」で、皆さんに極上の癒しを提供させて…
discommunicationの消失／1103教室最後尾左端
私の作品を読んでくれるすべての読者へ。 そして私作品の最初の読者だった、作曲家の少女へ。 路上シンガーの男がとある少女とであう話。 全二話。 （山川直人『コーヒーもう一杯…
Chop suey！／D・Ghost works
※過去に北日本文学賞で一次選考通過した作品をカクヨム向けに修正した物です。 有り金すべてを盗まれたバックパッカー・レナルト。 途方に暮れている彼の前に現れた旅人ガスパルは、一風…
図書館ぐらし～または妾は如何にして耐えるのを止めて此処に囚れるようになったか／たかなん／からした火南
お待ちください。どうぞ、お待ちください。 妾の姿が見えてらっしゃるんでしょう？ 妾の声が聞こえていらっしゃるんでしょう？ どうか行かないで。どうか話を聞いてくださいまし。 …
硝子の角砂糖、私は珈琲が飲めない。／小鳥 薊
自主企画「砂糖の中にガラスの破片」な物語を讀もう。用に書き下ろした作品です。 詩のような、独白のような……掌編。 ジャンルはわかりませんが、なんか最近ネガティブな私から生まれてし…
いつもの街の見知らぬ路地で／野々ちえ
夏を目前に、つとめていた会社が倒産。失業したぼくは、ひょんなことからちいさな冒険をはじめた。 もうすぐ八月もおわるというのが信じられないようなギラギラ顔の太陽に見おろされな…
小説家の一生／山川佳人
売れない小説家は、人生に絶望していた。 家族を幸せにするため、執筆に励むが・・・。 様々な解釈ができるようなラストにしました。 主人公は果たして現実にいたのか、幻想の中にいたの…
蒙古八千年記／時雨薫
日本での生活に疲れた「俺」はモンゴルに移住し観光牧場の経営で成功しようとしていた。「俺」は羊の取引で知り合った男の持つ蒼い犬に心引かれる。そんな折、「俺」はあらゆる犬に嫌われる男…
Ｈ・Ｍの冒険 To the end of this world／ざき
『僕』が買い物を終えて車に戻ると、助手席に見知らぬ少女が座っていた。 「これを喫い終わったら行かなきゃならないの」 「どこへ？」 「世界の果てまで」 『ベロ』と名付けた少女に誘わ…
雨と紫の雲／遙夏しま
短い話です。なぜ覚えたのかもわからない幼少の記憶が、その後の人生の要所で蘇ることがある。意味があるとも思えない中立的で個人的な心象風景のなかに、人は曖昧なものごとの解釈を委ねて長…
イブプロフェン詩集／小林素顔
飲めばいいんでしょ、飲めば、薬を。 世界に横たわる差別や貧困や戦争に、 胸が痛んだり、頭を痛めたりしてる暇があったら、 薬を飲めばいい、って言うんでしょ。 自分のできるこ…
桜花は一片の約束／野々ちえ
二年まえ、理沙は一片の桜に願いごとをした。おまじない遊びなんて、ただの迷信。ただの偶然だ。それでも、どうしても、彼とここにきたかった。願いを約束にするために。 【関連作リス…
あなたに贈る、想いを綴った物語／与瑠
真花様作成の自主企画「月に行くあの人に渡したい純文学一遍。」に参加させていただきました。素敵な企画を作成してくださり本当にありがとうございます。 これは未来の話——。 人…
てのひら／みしょうかん
中三（新高一）の作者が、現代ネット社会を学生なりに風刺してみようと思い立ち、完成させたお話。 あまりホラーではないかもしれないので、ご留意を。 ※2020年度KAC20205（…
真っ赤なトマト／小鳥 薊
ある休日、私のケータイにメッセージが届いた。 それはスペイン旅行中のハナコからであり、貼付されていた写真には、全身血だらけのハナコの彼が写っていた――。 『KAC2020 ～カ…
夏の仮睡／小鳥 薊
妻が先立ち、息子も離れて一人となった泉カイトにはこれといって趣味もなく、休日となれば部屋の整理ばかりしていた。 転寝から醒めたカイトが見つけたメモ――それは、かつて失踪した伊坂マ…
双頭の夢〜二つ頭の見る夢は〜／青い星
澤村未来、高遠侑歩、二人は高校2年生。クラスは同じだけど、接点はなかった二人。けれど、ある時、二人の視線がぶつかって…。 惹かれ合う二人だけど、それぞれに人には言えない秘密があっ…
T.K.M.／中洲エスア
誰も彼もが「マイナス十度の仏頂面」で街を歩く東京者に面食らった、上京一年目のサラリーマン房野。試行錯誤の末、半年後には彼も念願の仏頂面を手にすることに成功する。一方で、その奥に見…
その男は……／大木 奈夢
誰でも｢〇〇に似ているね｣と言われた経験があると思います。 自分でも｢〇〇に似ているのかな｣などと自己陶酔をしているのではないでしょうか。 誰が見てもある程度｢そうかな｣と思え…
心神喪失により、無罪／台上ありん
ある朝、大型トラックが小学生の集団登校の列に突っ込み、児童４人が死亡する大事故となった。 現行犯で逮捕された容疑者は、心神喪失によって無罪を主張する。 被害者遺族は反省の色の…
Blood Bag／竹尾 錬二
［生きて動いているものは皆、貴方がたの食物である。 緑の草と同じように、全てのものを貴方がたに与えた。 しかし、肉は、その命である血のあるままで食べてはならない］ 創世記 …
その色の帽子を取れ／梧桐 彰
2019年。加速するサイバー犯罪に対抗するため、高度な知的人材が求められる東京にて。 クー・フーリンというサイバーセキュリティ製品をあつかうショウは、かつて同僚だったサクを…
お世話になっております、何でも屋秘書の手嶋でございます／泥色の卵
【小説特徴】 とんでもなくヒマで、息以外にすることがないときに読みます。 すると、稀に鼻で笑います。 【読む方へ】 こんなしょうもないことを書いて満足している人もいます。 今…
水しか描けない／66号線
「でも、僕は水しか描けない」 寒さで身体が凍えそうになっても飽きるまで部屋のなかの水底を私たちは泳いた。 夢見がちな「私」は、風変わりな画家・藤野に戸惑いながらも惹かれていく。…
捨ててもなお。／近藤琢哉
仕事も出来ない、人付き合いも上手くない……。ままならない日々の中ですべてに疲れ果てた僕が突如として出会ったのは、怪しい雑居ビルの一室にある“断捨離道場”だった。その日から始まった…
きみの嘘、僕の恋心／いいの すけこ
ヒューマノイドにはルールがあった。 『ヒューマノイドに搭載するAIは、嘘をつかない設定にしなければならない』というものだ。 僕は『嘘をつくことができるヒューマノイド』を作り上げた…
彼女が好きなものはホモであって僕ではない／浅原ナオト
高校一年生の春休み、僕、安藤純はクラスメイトの三浦紗枝がBL本を買うところを目撃してしまう。どうやら彼女はホモが好きなようだ。まあ、だからと言って僕は自分が同性愛者であることを彼…
職業：名倉マンサー／和田駄々
名倉を召喚する職業、それが名倉マンサー。 現世で死んだ主人公は、名倉マンサーとして異世界に転生する。神からの指令は悪を打ち倒す事。果たして主人公と名倉は無事に現代へと戻ってこれ…
殺す。解体す。掃除する。／和田駄々
殺人趣味には面倒な後片付けが伴う。 ゲームみたいに死体は勝手に消えないし、死体があれば事件に発展する。そして事件の犯人として捕まれば、趣味を楽しめなくなる。 そんなシリアル…
ハードボイルド自炊マスター／十影 蔵人
己の腹と心を満たすための崇高な行為、それが自炊だ。 そこのお前！腕を磨いてプロ顔負けの料理を彼女に食べさせたいだと？ おいおい勘違いするんじゃない。 自炊は素人が自分のためだけ…
武士がいる／長埜 恵
江戸時代からタイムスリップしてきた武士と、なし崩しに同居生活を営むことになったサラリーマンの、のんべんだらりとした日々。 特に大事件が起こることはない。強いて挙げるなら、水洗便…
大炎上プロジェクトを立て直した話をする。／輝井永澄
中規模の開発会社が受注したソシャゲの開発プロジェクト、予算は数億円。 言うことがころころ変わるクライアント、仕事をしないディレクター、白紙の仕様書。 スケジュールは超過して…
もしもし、あたしメリーさん。いまヨハネスブルグにいるの……／深海 れもん
「メリーさんの電話」という怪談話をご存知だろうか？ ある少女が一人でお留守番していると電話が鳴る。 でると知らない女の声で「あたしメリーさん。いまゴミ捨て場にいるの」と言ってくる…
四日市ぜんそくの話をする女子小学生の話／me／理桜
東京から引っ越してきた小学六年生の少女、樹里。そんな彼女の隣にはいつも、四日市大好きな同級生、清華がいる。今日は二人で一緒に、四日市ぜんそくの負のイメージを払拭する方法を模索しま…
カミサマのいうとおり／ぽち
新宿から湘南新宿ラインに乗って一本。 都心からわずか一時間で行ける古都、鎌倉。 そこには、テキトーな事を言う"カミサマ"がいました。 その"カミサマ"に書いて貰ったテキトーな地…
夏思いが咲く／蜜柑桜
大学院生、研究留学。 同題異話SR-Jury 参加作品です。 留学を終えた「彼女」がもう一度訪れた時の、少し世知辛いその後のお話も掲載。 ✳︎留学や大学制度、…
★80 現代ドラマ 完結済 2話 9,227文字 2021年7月27日 08:26 更新
同題異話SR夏思いが咲く留学大学院生スイスみんな頑張って！辛いし、綺麗事ばかりじゃないのも現実でもそれも含めて自分の糧になる
はじめてのミスコン／烏川 ハル
真由子は、ミスコンとは無縁の人生を送ってきた。しかし今、最初で最後のミスコンに挑戦することになった。これは、彼女の今後を決定する、重大なミスコンであり……。 （カクヨム初出で…
人間模様１ 丸ノ内の靴磨き／herosea
丸ノ内のオフィス街で働くヒロシはある時から東京駅前で長年露店営業をする靴磨き屋達に興味を持つことになる。何度か靴を磨いてもらいに寄るうちに彼らが只者ではないと思うようになる。彼ら…
本人確認／上伊由毘男
ネットカフェ難民としてどんよりとした日々を生きていた宇木草鞍史は、今をときめく若きＩＴベンチャー社長・志如大介が自分と瓜二つであることを知った。人生一発逆転を賭け、宇木草は志如を…
だからわたしは解放を願う／桂木直
あまりに綺麗で速い走り。美春はひと目見た時から、気になって目が離せなくなった。 けれど彼が抱える複雑な事情が、彼から走る事を奪ったのだと知った美春は、ある日決意する――
ピエロは制服を脱ぎ捨てた／更科 周
友人の綾に誘われ、渋谷ハロウィンに参加する主人公琴。ハロウィンの夜に、彼女は何を見るのか。いつも今の自分以外になりたいままの、たくさんのあなたへ。 サークルで書いた三題噺です。…
われはうみのこ／王子
われはうみのこしらなみの 平成最後の夏に掘り起こす、埋もれゆく事実。 Twitter企画タグ：#平成百物語 ※この作品はTwitter(@ojitw)・カクヨム・小説家になろう・…
スシババア／流々（るる）
設定そのものが伏線になっているため、あらすじ等ご紹介を控えます。 最後に笑える作品です。 ※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関…
★9 現代ドラマ 完結済 1話 1,851文字 2019年10月22日 08:36 更新
横暴編集長この主人公、他でも使うかも笑える？ 本人にとっては……。オチあり横組み必須ショートショートカクヨムオンリーカクヨムコン短編2019
松山演芸場にて ―著作権の噺―／流々（るる）
「なに言ってんだ！？ 自分で書いたのだから自分のものに決まっているだろ」というあなた。本当にそうですか？ 当たり前だと思っていたことがないがしろにされている事実を目の当たりにして…
幽霊に恋した透明人間／佐薙概念
とあることがきっかけで幽霊となってしまった男子高校生、蓮。 成仏するため、きっかけを探す日々だったが、ある日、透明人間の雪野と出会う。 二人は協力し、お互いの足りない部分を補いつ…
人事の秋野さん／黒銘菓（クロメイカ/くろめいか）
人事。それは人の本質を見極め、人をより一層輝かせる為の仕事。多種多様で多彩な人を相手にする大変な仕事である。 時は西暦Ｘ年。宇宙と地球は近付き、地球外人類。通…
実験小説「花火」／まきや
【掌編】時計台の前で待つ、カナとダイキ。 待ち合わせ時間はすでに過ぎていたのだが… ※さくっと読める恋愛短編です。 ※実験的な表記を使用しています。 ※？と思った時は「本小説の…
その男コインを握りしめ自販機の前で悩む者なり／さいとう みさき
これはある男が毎日食べる立ち食いそばで卵を入れるか入れないかの葛藤の物語である。 たかが卵、されど卵。 しかしそれは選べる自由のひと時。 人は自由に選べるのだ。 そう、ほんの些細…
荒野の果てに君産まれ来む／深見萩緒
男は孤独だった。 クリスマス・イブの夜、人を探していた男は、真っ白で清潔な、とある施設を訪れる。そこは無人かのように思われたが……。 その日、小さな奇跡が産声をあげた。 全3…
異物混入事件 ～ 背徳の味は蜜の味 ～／桜井今日子
何者かによって企てられた計画。 犯人は誰？ その目的は？ 平安風和洋折衷ワールドでの光る君こと源ちゃんをとりまく物語。 カクヨムWeb短編賞2019参加作品。 皆様のおかげで中…
倫理的シンギュラリティ／御坂稜星
戦争が勃発しのちに終結した。今は戦災復興真っ最中だ。だからうららかな春の空の下、勝者たる僕たちは彼らを見守る。地雷撤去は危険な作業だ。カクヨムWeb小説短編賞2019中間選考通過…
コードネーム／まきや
【短編】 Ａ合衆国の総合軍司令官である男、ジェームズ・T・カミングスII世。彼の軍隊はまもなく総力を上げて敵国「Ｒ連邦」へと攻め込もうとしていた。 彼はそこでまさかの軍隊に遭遇す…
ぼくはそう、ぼくだった。あるいはそうだったもの。／前島ケイ
ぼくは青い星に憧れを持つ少年だった。 そのころコロニー１にはある異変があった。このことを知っていたのは一部の大人のみだった。コロニー１は進路を外れて別の進路に向っていた。
その涙さえ命の色 〜めぐりあい〜／野々ちえ
あの日、あの人と出会って、ぼくはたしかに救われたんだ。 香鳴裕人さんの自主企画、同題異話SR -Jan.- 『その涙さえ命の色』に参加させていただきました。 https:/…
微笑みを数える日／野々ちえ
（※直接描写はありませんが、主人公ふたりの過去に関連して、殺人や虐待、自殺などを思わせるワードが出てきます。苦手な方は回避してください） ほとんど動かなかった彼女の表情が、こ…
★63 恋愛 完結済 1話 3,940文字 2019年12月2日 12:22 更新
同題異話SR12月微笑み笑顔ちょろい彼女の彼氏のお話なにげにシリーズ化してるけど話はそれぞれ独立しています彼も彼女も過去は重め
記憶を踏みつけて愛に近づく／野々ちえ
その集まりがどのようなものだったのか。彼女のほかに誰がいたのか。そんなことすら、よくおぼえていない。ぼくの心には、それくらい鮮烈に彼女の存在が刻みこまれていた。 【関連作】…
黒いクリスマスケーキ／烏川 ハル
【「カクヨムWeb小説短編賞2019」中間選考通過作品】 クリスマスの夜、恋人たちは、恐ろしい事件に巻き込まれる。発端となったのは、黒いブッシュ・ド・ノエルだった。 （カクヨム…
恋に落ちたマイ・マザー／野々ちえ
恋もはじめてなら、自分からアプローチするのも当然はじめて。駆け引きもなにもあったものではない。母はただひたすらに『あなたが好き』と伝えつづけた。よく通報されなかったな、と感心す…
大統領のファイナルブレーキ／烏川 ハル
こめかみに突きつけられた銃口。だから私は……。 （自主企画『パワーワード「俺の〇〇のファイナルブレーキが！」で１作どうですか？』に参加する目的で書いた作品です） （この作品は…
カレーの事情／森山 満穂
【2021年6月に大幅改稿を致しました。話の筋は大体変わりませんが、文章の書き換え、エピソードを４つに分けるという変更をしています。】 高校生・松井広は、目を覚ますと今日一日の…
ツィゴイネルワイゼン／宵待なつこ
ハハハ。そんなに怖がるコタアないよ。マアもっとコッチへ来たまえ。サアサア、一杯。安い酒だがね。……どうだい、美味いもんだろう。僕も昨日初めて飲んだのだがね、イヤこの値段でこの味…
★55 ホラー 完結済 1話 39,567文字 2019年4月7日 02:01 更新
残酷描写有り暴力描写有り 夢野久作パスティーシュ習作レトロホラー縦読み推奨ヴァイオリン出来れば一気に読んでほしい因縁譚カクヨムオンリー
初めての除染作業員／大木 奈夢
その時私は、福島県からは遠く離れた関西にいました。 関西でも阪神大震災があり、自身大変な時期を過ごした経験があります。 それでもテレビで見た東北大震災には大変な衝撃を受けまし…
マルチ商法女と戦っていたら、もっととんでもないものと戦うことになってしまった件／青山済
SNSでマルチ商法を小馬鹿にしていたら、マルチ商法信者に絡まれてしまった主人公、青山済。 友人との特定作戦、ライバル団体によるコメント連打攻撃でマルチ商法女を再起不能にするもの…
クリスマスソング宅配サービス／水円 岳
あらふぃふの冴えないおっさん、村野惣一郎は、五年前からクリスマスソングを宅配するというサービスを始めました。毎年同じ六人のお客さんに歌を届け続けてきた村野ですが、自らも転機を迎…
ネット小説修羅の道／三文士
小説家を夢見る「僕」はネットに作品を投稿する日々を送っている。そんなある日、僕は自称小説家を名乗る「タカマさん」とＳＮＳを通じて出逢い、親交を深めてゆく。最初は輝いて見えたタカマ…
【完結】それぞれの、しあわせ ～クリスマス掌編集～／天野橋立
苦手なあの子と、二人きりのクリスマス・イブ ／ 暗い海を独り越えた彼女が目にした、輝き ／ 古びた大衆食堂に、舞い降りた天使とは ／ 結末は悲劇でも、それでも彼は幸せだった。 …
気まぐれ夕暮れ／陣野
「それで、あんなことをしたわけだ」 夕暮れに染まる公園で、「俺」は名前も知らない初対面の子どもと二人ベンチに座っている。 沈黙に耐えきれず長い独白を始めた俺に、子どもは呆れたよ…
新人賞受賞は運＝確率！ 1年9カ月で投稿96回、受賞2回、最終候補6回！ 投稿戦線異状なし／一田和樹
1章 投稿を始めるに当たって受賞は「運」＝「確率」で決まる。確率である以上試行回数を増やせば受賞できるはず、と考えました。なので内容をそっちのけでいかにたくさん効率的に書いて投稿…
『legal smoke』 ／中田祐三
平凡な青年だった『俺』はとあるきっかけにより合法ハーブと出会う。 自分達の世代を『奴隷の世代』と揶揄する『俺』は自殺しないためにも暴走しないためにも合法ハーブをするようになった。…
『そして私は神を続けることを誓う』／中田祐三
既作『そして私は神になってしまった』続編です。 かつて新興宗教に洗脳された妻を監禁までして再洗脳した夫。 夫を神と思い敬虔な信者残すように彼に仕えるがその関係に夫は疲れ果ててい…
半笑いの信念／サンダルウッド
二十代も終わりに近づいた池原悦弥は、起伏に乏しい社会人生活を送っていた。 仕事へのモチベーションは低く、恋人もおらず、その日その日を適当にやり過ごす日常には、刺激や生気が不足し…
宇宙人と翻訳家／鴨ことは
「[@/]-26;/];5」 宇宙語を介す宇宙人と出会ったことによって翻訳家は葛藤する。 どうして話すのか、なぜ伝えるのか。 言葉を伝えることなんて無駄なのに……。 自分自身と…
竹取もし語／黒銘菓（クロメイカ/くろめいか）
竹取物語においてのIF。 「もし、かぐや姫を奪還しに来た月の使者に対抗することが出来たなら」というストーリー。 日本最古の物語にして日本最古のバッドエンドストーリーを今、ハ…
Thirteen／文野麗
中学二年生の琴音は同級生で従妹の麻理恵から、塾の講師白田と付き合っていることを告げられる。やがて琴音は麻理恵の男女交際に協力するようになる。麻理恵の禁断の恋のゆくえは？ そして琴…
あなたに逢えて、私は／ぴよこ
腐った街で、人間たちに見向きもされてこなかった『いらないゴミ』。私はそんな、どうでもいいものだった。 そんな時、1人の青年と出会い、私が少しずつ変わっていく。 誰かに必要とされて…
言葉はお星様に流されて／ぴよこ
──言葉は時に刃である── 友人を言葉で傷付け、追い詰めてしまった過去を持つ『私』。 もう絶対に、誰も傷つけたくない。 そう決心し、誰とも関わらずに学校生活を過ごしてきた矢先、ひ…
好き勝手にゲームレビュー／@wizard-T
（全面的ネタバレ、更新不定期注意） 景浦れいさんの企画に乗っからせてもらいました。 文字通りの代物なので期待はほどほどに。 またタグにある通りほとんどがレトロゲームです。
休憩処『とりあえず明日があるらしい我々が征くところ』をOPENしました／企鵝モチヲ
拙作『明日喪き我らの征く先は』は、時のアメリカ西部開拓時代を模した異世界……っていう設定なんですけど、そもそも皆さん、西部開拓時代についてどれぐらいご存じでしょうか？ このコー…
支線の先のメトロポリス／天野橋立
お姉さんは、いつになったら巨大都市《メトロポリス》から帰って来てくれるのだろう。僕は毎日、支線の駅へと走る。朝と夕方、そこにやってくる電動客車から降りてくる人々の中に、お姉さんの…
妻を殺してもバレない確率／桜川ヒロ / 秋桜ヒロロ
☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆ 何の運命のいたずらか、本作が第五回ネット小説大賞のグランプリを受賞し、宝島社…
作品の感想は良い点のみを書く理由／松宮かさね
Ｗｅｂ上の小説投稿サイトで小説の感想、レビューを書くときには、基本その作品の良いところだけを書いていきたいという、自分の姿勢について語っております
★132 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話 3,673文字 2019年4月21日 22:53 更新
海が燃えてる／水木レナ
伊藤 愛紀穂（いとう あきほ）は11歳の小学六年生。 担任の御堂（みどう）センセが好きだけど、家出してたお姉ちゃんがなんと、センセの赤ちゃんを身ごもって帰ってきた……！ これって…