木沢　真流

　何者にも破壊すること敵わぬ、破壊神を封印せし、強固なる祠アリ――― 　その祠が、壊されました。 　素手で。 ※短編・前後編2話

とある役所で忙しく働く冴えない堤田。しかし、その正体は創作大好きでいろいろネタが頭に渦巻く物書き（ワナビとは言わない）である。 上司のある行動に苛立ちを覚えていた堤田は、通報する…

自身の自主企画への参加作品です。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093092540094211 ちょっと最近いろんな意味で調子悪くて書…

高校時代からの友人である瑞穂は失恋するときまって水族館に足をはこぶ。そして私は毎回それにつきあわされるのだ。

ショートショートです。

新札発行なから少しずつ、会うようになった方々。しかし、私には未だに会えていない人がいた。 そう、五千円札の津田梅子である。私は彼女に会うべくキャッシュレス化時代に逆らうように現金…

自身の自主企画への参加作品です。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093091302683896 すっかり投稿が遅くなってしまいました(…

　私の役割は国家プロジェクト『AIメモリー』を成功させる事である。死んだ人間の思考をAI――人工知能――にして、蘇らせる事である。 　『AIメモリー』を成功させる事だけが、私が…

結婚して１年。夫と性交渉をもったことがなかった私の苦悩とちょっと笑える実体験。

かつて変身ヒーローとして街の平和を守った尾花正直は激しい戦いの末変身アイテムの破壊と共に辛くも勝利を収めた。 それから２０年。おもちゃ屋として細々と過ごしていたが、再び街に闇が迫…

ここは空の上の女神の国。雲の管理をする部署の見習い天使メルティは、大天使カミエルの思いつきで始まった雪祭りならぬ雲祭りに全力で挑むが…… 不器用な見習い天使は自主練を厭わない …

見習い天使のメルティは不器用な女の子。大切な試験があるのに受けられるかどうかもわからない困った状況に。そんな時、美し過ぎる天使が現れて…… カクヨムコン短編のお題企画「試験」に…

　２０００年７月１６日、２０世紀最長の月食の夜。徳島の秘境、奥祖谷の『民宿　山乃端』では、家に伝わる古文書「乃地日草子」と「星の剣」と言われる物体の手がかりを求めて、大学生の斗南…

あっという間に一年が過ぎました。 今年もお世話になりました。

自身の自主企画への参加作品です。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093090114966122 クリスマスを楽しむ＝美味しいものを食…

　魔物、妖怪、怪物、天使や悪魔――闇の世界から現れたモンスター達によって、とっくのとうに人の世は終わり。 　―――　世界は今や、モンストル・ワールド！　――― 　モンスター達…

IT時代、スマホでも即時感想を送れるこの時代に。 紙を用意し、ペンで手書きし、切手貼って、郵送する。 そんなアナログな手間をかける意図は？ 溢れるファンとしての暑苦しい気…

　大切な家族の死を知って、大きなショックを受けた主人公のりか。そんなりかを気遣う幼馴染の手すらも振り払い、何もかも受け入れようとしない。 　そんな彼女には、夢があった。しかし、…

時は2033年、東京。 人間のあらゆる行動が小型チップ「P−SIM」に記録されるようになった情報管理社会において、感情を持つ高性能AIを搭載したヒューマノイドが誕生した。 その名…

　週刊カノジョイド！創刊！毎号届くエロカワなパーツ！人間と全く遜色ない、それでいて理想の体型＆性格の美少女が君の手に！最新の生体パーツをふんだんに盛り込んだ、豪華仕様！今なら創刊…

きたるカクヨムコン10に向けて、カクヨムの為の、カクヨムらしい小説が生まれる事を目的とています！ 今年は今までの結果なども踏まえ、どうしたら中間突破できそうな小説が書けそうか共…

ただただそれだけの話。 ※自主企画「祠壊し文学」参加作品

　青年は疲れていた。もう生きるのをやめてしまおうかと思うくらいに。 　そんなある日、ふいに頭に浮かんできた光景がある。五年まえの夏のおわり。地元の海岸で『心中ごっこ』をしていた女…

『カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Championship～』参加用です。 トイレで｢フラワーさん｣の儀式をやらされた子の話。

筆者の恐ろしい体験談。 眠いのを我慢して小説を書いていた、私の身に起こった恐怖体験。 物書きならこの恐ろしさを、わかってくれますよね？

公式自主企画「怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語」への参加作品です。 少し怖いという加減が難しい……。 そして、モキュメンタリー形式というのが、いまいちよくわかっていません…

帰省して起こった出来事を残す。

Googleマップで自分が昔行った場所を見返すことが趣味の私はある日、山の祠にピンが留まっていることに気づく。 「ずっと見てました」 レビューにはそんな文言があり……？

　同い年とは思えないくらい物事に達観していて、トラブルが起きてもクールに処理する友人が珍しく苛立っている。 　なかなか崩れないポーカーフェースが乱れてしまう事態なんてよほどのこと…

　オリジナルの呪いやアレンジが加わった呪いを研究している専門家が、話してくれた一つの実例。 　妻の不倫によって離婚した男が、彼女を呪い殺そうと決意した。その方法とは……。 　「…

ご家族が孤独死を迎えた家へ介護へ行った私だったが、そこで見たものは……

500リワードを手に入れるためだけの期間限定エッセイもどきです。くっだらないことしか書きませんので予めご了承くださいませm(_ _)m 「読んで損した」という苦情は受け付けませんw

これは私が20代前半の時に体験したお話です。 田舎とはいえ、若い女性が一人で歩くにはかなり遅い時間。信号を待つ私の耳に、何やら不思議な『音』が聞こえてきたのです。 ※これは毎日…

自身の自主企画↓に参加するための俳句です。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093081167532694 解説が付けてありますが、ま…

　「★1レビューを貰ったけど、面白くなかったのかな？」、「PV分析をしたいけど、離脱率が気になる」、「せっかく、増えたフォロワーが急に減った」などと感じている初心者様にエールを送…

私がアドスコアを5倍にした最も簡単なテクニックを伝授します。

　勇者が仲間と共に冒険に旅立ち、魔王を討ち倒し、そしてその後の物語。 　短歌二十首連作で表現しています。 「何のため　俺は魔王を　滅ぼした」―――その結末は。

うちの学校には、二宮金次郎像にまつわる七不思議がある。 学校の七不思議の定番、夜になると動く二宮金次郎像。 しかしアナタは二宮金次郎のことを、どれだけ知っていますか？ 誰も知ら…

いよいよ中等部の卒業試験の日がやってきた。課題は異世界の地図をできるだけ完成に近づけること。 ミアは高慢で身勝手なアルトと組むことになり、初っ端から火花を散らす。 果たしてミアは…

明治十五年。かつて‘‘皮剥ぎ源助’’と恐れられた男は、とある遊女に刺されることとなる。 犀川 よう様：第一回　さいかわ卯月賞【テーマ：春】 （凄まじくギリギリの参加で申し訳ない…

遠距離恋愛中の希望と亮也。 二人の最後のデ―トは、ちょうど一年前のディスティニーランド。 その夜は美しい満月で、恒例の花火が上がる中、亮也は希望にとても大事なことを伝えたかったよ…

【あるロリコンの物語・全四話】 精神科医・西之園公親はある日天使と出会う。 天使の名前は海老名真尋。８歳の彼女は目の前で交通事故で父親を失うという心の傷を抱えていた。 彼女の心…

2023年5月、人類は一つの歴史に名を刻む。 『コロナウイルス、パンデミック収束』…… 医学の叡智を結集したワクチンと治療薬の台頭、そしてまだ確定要素とは言えないが、ウイルス…

　ダイエットしなきゃだけど、美味しいものは食べたい！　美味しいものを食べたら誰かに伝えたい！ 　ということで、味のプロでも何でもない普通のおばちゃんが、美味しいと思ったものの感想…

フィンディルさんの自主企画『あなたの小説の方角はどちら？』参加作です。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093074752698854

●　あらすじ　● 　エトランゼと呼ばれる少女が住む〝終わりの街〟には、役目を終えたモノの魂が訪れる。 　住人たちは、訪れるモノが魂を昇華させるまで、それを生活用品として使ってい…

【まえがき的なやつ】 『SARF×カクヨム 短編こわ～い話コンテスト』への参加作品です。 ぼくの読解力は極貧ですので、参加はしてみたものの、応募形式にわからないところがあるんです…

「お疲れ」 「え？」 　ジュースを差し出すと、一瞬キョトンとした顔をしてから、パッと目を輝かせた。 「やさしいじゃん！　ありがとな！」 　バイトをすることも彼が選んだことだから、…

温泉地の村に来たはずなのに、寂れているし温泉の気配もない。どうやら僕は乗り継ぎを間違えてしまったようだ。 その時、一人の老人が来てこう告げた。 「若いの、悪いことは言わない。早く…