昨年末から書き始めた白麗シリーズの③、自分でも不思議なくらいにサクサクと進んでいる。分析するに、①と②のキャラの使いまわしなので、彼らの容姿や背景はすでに出来上がっていて、考えなくてもよいというのが一番の理由だろうと思う。
第1章は、①と②で舞台となった地名を小見出しに使った。天上界・泗水・安陽に続いて、最後は白麗とその仲間のいる慶央となる。それで①でちょっこと出てきた呉服商の彩楽堂の主人や古物商の謎の爺さまを登場させる予定。
特に呉服商の彩楽堂の主人は、私の大好きなあさのあつこさんの『弥勒シリーズ』に登場する遠野屋・清之介がモデルだ。前回は登場シーンがほとんどなく、名無しでもあったのだが、③では脇役としてキラリと光る存在になってもらう予定。それでいま、名前を考案中。
そうそう、『弥勒シリーズ』第10巻の『花下に舞う』だけど、単行本として出版されて1年になるので、そろっそろ文庫本になるころ…。すごく待ち遠しい。