昨晩から今朝にかけて、また何度か同じ広告を見ることが出来ました。
前回(2月17日)の近況ノートで書いた目撃談は、ほぼ1回だけ。その後は全く出て来なくなり「もう広告表示、終わっちゃったのかな?」と思っていただけに、とても嬉しいです!
前回の近況ノート「書籍化作家じゃないのに、自分の小説がカクヨムで広告表示されるという奇跡!」の中で、
>毎日のPV増加は1桁、たまに2桁増加で「きっと今日は新規読者様が無料パートをまとめ読みしてくださったのだろう」と大喜び
>それが昨日か一昨日くらいから、急に毎日のPV増加が3桁になり
と書きましたが、この『3桁』というのが、意識してカウントしてみたら、まずは約200PV。
そこから「毎日夕方の更新時にPVを記録する」というのをやってみたら、
水曜夕方 1898PV
木曜夕方 2464PV(増加分566)
金曜夕方 3457PV(増加分993)
土曜夕方 3782PV(増加分325)
木曜夕方から金曜夕方にかけてのPV増加、993ということは、ほぼ1,000。4桁の大台じゃないですか! 1桁が通常運転だったのに4桁近くだなんて、もうインフレですよ! これが広告効果!
いったん『4桁近く』を経験すると、翌日の『増加分325』は「少なくなったかな?」と感じてしまいます。1桁が普通だったくせに、贅沢な話です(笑)。
でも贅沢云々は別にしても、PV増加がおとなしくなったということは、広告効果も減ったということ。それもあって、よけいに「もう広告表示、終わっちゃったのかな?」と思っていたのでした。
そもそも私の作品の広告だけでなく、他のノベリズム作品の広告もほとんど見なくなった、と感じていました。
今回は私の作品以外に3作品が新たに広告になったようですし、以前に広告化されたのは10作品くらいあります。古いのも含めて数作品を見かける状態だったのが、ぱったり止まった感じでした。
広告主は私個人ではなく「ノベリズム」という小説サイトの運営会社様ですからね。どういう広告の出し方をしているのか、私にはわかりません。一時的に広告表示をやめてしまったのか、あるいは、時間帯で広告を出す・出さないがあるのでしょうか?
それまで考えたことがなかったのですが、WEB広告だってテレビCMと同じで、一日中出しておく必要はないわけですよね。ノベリズムの場合はWEB小説の広告ですから、WEB小説を読むような方々に広告を見てもらう必要があり、そういう潜在的な読者が多い時間帯だけ、広告を出せばいいわけです。広告会社との契約で時間帯を指定することが可能なのかどうか、私にはわかりませんが……。
とにかく、そんな感じで「時間帯?」というのも考えていた昨晩。またノベリズム作品の広告が出始めたので「これは私の作品の広告を見るチャンス?」と興奮したのでした。
ノベリズム作品の広告が出たページを更新してみます。といっても、いわゆるF5連打のような、頻繁なリロードではありません。
ノベリズムの広告は4ページ構成でページが切り替わっていくタイプ。2周すると最後の4ページ目で固定表示になります。広告表示のアルゴリズム、当然私にはわからないのですが、どうやら『切り替わっていく』タイプは、きちんと最後まで見ないと、リロードしても全く同じ広告が出てしまうみたいですね。
だからノベリズム作品の広告が出て「別の作品の広告を見たい」と思ったら、切り替え表示が終わるまで待たないといけません。後で測ってみたら、だいたい25秒くらいでした。
というわけで、私は「30秒くらい経ってから更新」を繰り返したのでした。そんなことのためにPCに張り付くのは馬鹿らしいので、他の作業をしながらでしたけど。
カクヨムの広告表示って、閲覧側の条件だけでなく、もしかすると「表示されるページに書かれている内容と関連する広告が出やすい」というのもあるのでしょうか。広告を見る側が興味ありそうな広告を出すのであれば、閲覧側のサイト訪問履歴などだけでなく、表示ページの内容も関わってきそうです。
例えば、悪役令嬢ものの作品ページでは悪役令嬢のWEBコミックの広告が出やすいとか、ノベリズムについて書かれているエッセイのページではノベリズム作品の広告が出やすい、とか。
実際、初めて私が自分のノベリズム作品の広告を見たのは、エピソードタイトルに『ノベリズム』という単語が含まれている、以下のページでした。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889095417/episodes/1177354054934778678 ですから昨晩も、まるで「以前に魚が釣れたポイントで、また釣りをする」みたいに、そのページを何度かリロードして……。
ようやく、私の作品の広告に再び巡り会えたわけです!
……などと書いてしまうと「必死過ぎ。そこまで自分の作品の広告を何度も見たいのか?」と言われてしまうかもしれませんが。
私が「また見たい!」と思っていたのは、個人的な「嬉しい!」とは別に、内容を確認したいからでした。
一応、前回の近況ノートでも4ページ構成の内容を紹介しましたが、あれは30秒足らずの間に、次々と切り替わっていく中で見たものを、自分の記憶を頼りに書いただけ。
でも、今回は!
その4ページそれぞれを、スクリーンショットで画像保存することが出来ました!
これで「なるほど、広告制作会社様は、この挿絵のこの部分を使って、こういう説明文を入れてくださったのか」と、じっくり確かめることが出来ます。
1ページ目から4ページ目に書かれていた説明文は、以下のようなものでした。
パーティーを
クビになった俺が…
大変身?!
美少女たちと出会い、
仲間になるが…
モンスターたちの
様子がおかしい…
続きはノベリズムで
18話無料!
最後のページは、それぞれ具体的な無料話数は異なりますが、他のノベリズム作品と同じパターン。『18話無料!』が別色で目立つ形になっているのも、ノベリズム広告の基本ルールのようです。
私の作品の場合、他に1ページ目の『大変身?!』、2ページ目の『美少女たち』『仲間』、3ページ目の『モンスターたち』が、目立つように色違いでした。
一応「敵の正体は?」みたいな作風なので、『モンスターたち』も少し印象に残るようにしてもらえたのかもしれません。ありがとうございます。
でも『モンスターたち』は灰色なので、特に目立つのは、オレンジ色の『大変身?!』、黄色の『美少女たち』、緑色の『仲間』でしょうね。
うまくポイントを押さえていただいた、と感じました。
作品タイトルは『転生変身ダイゴロー 〜パーティーを追放されたら変身ヒーローになった僕〜』ですが、副題にある「パーティー追放」は、ほとんどタイトル詐欺に近いので、それ関連が強調されていないのは助かります。流行っぽいから「パーティー追放」を入れたものの、それが「ざまあ」系であることを、書き始めた段階では知りませんでした。一応は元パーティーを見返すような形になる部分もありますが、それは「結果的には」という程度。主人公にそのつもりはなく、元パーティーも酷い目に遭わないので、いわゆる「ざまあ」系ではないのでしょう。
1ページ目の『大変身?!』がオレンジ色なのは、もともと表紙ページで作品タイトルの『転生変身ダイゴロー』部分がそれっぽい色なので、それに合わせていただけたのだと思います。
2ページ目に描かれているヒロイン2人は、金髪(服装などのイメージカラーは黄色)と緑髪(服装などのイメージカラーも緑色)。だから2枚目の強調色が黄色と緑色になったのでしょう。ただし、黄色ヒロイン=『美少女たち』、緑色ヒロイン=『仲間』と思われると、それはそれで困る気もしますが(どちらも可愛くて、かつ仲間!)、わずか数秒の広告表示だから大丈夫でしょうね。
また、3ページ目も2ページ目と同じくヒロイン2人(こちらはピンクと青がイメージカラー)が描かれているのに、文章説明は「モンスターたちの様子がおかしい」。これはこれで「この2人はモンスター?」という誤解を与えるかもしれませんが、4ページ構成でヒロイン全員を紹介するためには、仕方がない部分なのでしょう。ピンク髪ヒロインが考え込んでいるっぽい場面と、青髪ヒロインが武器を振り回している場面の挿絵が使われているので、一応は「モンスターたちの様子がおかしい」に合致しているはず。大丈夫と思いました。
こんな感じで、ようやく細かく確認できました! これで、もう「自分の作品の広告を見たい」と必死になる必要もありません(笑)。
さすがは広告会社様に作っていただいた広告、素晴らしい出来栄えであり、またひとつプロの仕事を見せていただけました。
私は書籍化作家ではないのに、この契約作品の執筆では、いくつも「本来はプロ作家にならないと経験できないこと」を経験させていただいております。本当に感謝しています。
今回ここで説明した広告を、もしも皆様が目にする機会がありましたら、どうぞよろしくお願いします!