注:実は月食ではなく日食だと指摘されました。勘違いしてました。
私の住んでいる地域で、明日午後、皆既月食が起こるらしい。大学では望遠鏡などを使って催しを開催する予定だ。2週間くらい前から、天気が怪しいとなっていたが、どうにか晴れそうだと。前日の今日は朝に雨も降ったし、明日の夜は大雨になるそうなので、快晴ではなく雲も少しあるが、主に晴れという天気が予報されている。他州では、曇りまたは雨で皆既月食を観れないところもあるようなので、このタイミングで皆既月食の間だけ晴れるというのも凄いことだと思っている。
米国中から月食を目当てに来訪する旅人が多く、州の人口が20%ほど増えるとかいう話もある(多くのビジネスには稼ぎ時でもある)。わざわざ、海外から来た人もいるらしい。天気が悪く観れないところに宿をとっていた旅人達が高速で移動してきてしまうのを懸念している企業や学校もある。多くの小中は休校になっている。生徒が太陽を肉眼で見つめてしまうことに責任が取れないというのが学校側の言い分だ。その後の訴訟を恐れている。さすが、訴訟大国である。
ところで、私はというと、昔、オーロラの下で妊娠すると頭の良い子が生まれるというので、アラスカへ新婚旅行へ行ったという友人(彼が、サンホゼのお盆祭りで一緒に餃子を焼き続けた東大出身の元同僚)を知っているので、妻に、「30歳若かったら、休暇を取って、皆既月食の間に子作り励めたのに、、、数分しかないが、」とか言ってしまった。この時の妻の反応は冷たかった。まあ、私のひらめきの多くはこれに似た反応が返ってくる。またもや、妻の博士号をもつ者への不信感を増している私である。