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すっかり夏ですね(錯覚)

いや、ここ数日やたら暑かったですしね。五月だというのにこれでは夏が思いやられる感じです。


さて、この二~三日【駆け出しカップル!?】を連続で投稿してきましたが、今朝投稿の話でひとまずの区切りとなります。遊園地での話は当初構想では三話から四話ほどで終わらせられるかな、と思っていましたがそれよりも二倍近く長い大ボリュームの話になってしまいました。見込みが甘いといえばそれまでですが、その分突っ込んだ話も取り入れられたかなと思います。特にサブキャラの面々の個性をしっかり活かして話を作れたのは自分にとっては収穫でした。面倒見がよく友達思いな明日香、かなりの策士であるが他人に誠実でもある恵美、消極的ながらも間違いを正す勇気もあるゆかり、不満はあっても任されたことには責任を持つ姉思いの正次……メイン二人が個性負けしないか不安になりそうなくらいです。


京子が泣く展開は、実は一年生時代のラストの時点から考えていました。その時は時期尚早かなと思って止めた(展開を書き換えた)のですが、遊園地の話を書くに当たって改めて展開として取り入れたいと考えて、今回はしっかり(?)泣いてもらいました。まぁ、あまり多用するような手法でもないので、今後京子が泣くような話にはまずならないはずです。


さて、【駆け出しカップル!?】の今後ですが、自分としてはあとエピソードひとつかふたつくらいまでで完全に完結させるつもりです。つまり、三年生までは引っ張らずに二年生時代までで終わるわけですね。スポーツものとかだと三年生の夏が最後の山場になりやすいですが、浩太はともかく京子は部活が文化系ですし、使わない設定ですが二人とも大学受験を普通にする予定でもあるので、そこに濃い恋愛の話をいろいろ持ち込むのも違うよなぁと考えたりするわけです。それに今以上の関係になってしまうと、どうしてもレイティングに引っかかる描写も視野に入れざるを得ず、それは今作に込めた「誰でも読める作品にしたい」という願いに外れてしまうので、ここで止めるのが一番きれいな形かな、と思うのですよ。決して書けないわけではないのですけどね。


というわけで、【駆け出しカップル!?】も残りわずかになりましたが、残るお話もしっかり書いて、皆さんに楽しんでいただければと思っています。


最後になりましたが、いつも私の作品を読んでくださっている皆様に、改めて厚く御礼を申し上げます。これからも読者の皆様に楽しんでいただけるように良い作品を書いていきたいと考えていますので、なにとぞ御贔屓の程よろしくお願い申し上げます。

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