まぁ、懲りる懲りないのお話ではないのですけれどね。
ともあれ、久々に競馬ドキュメントです。今回の主役はキタサンブラック。個人的にはハーツクライと並んで思い入れのある馬です。活躍していたのが4~6年前とそんなに遠くないので、名前を憶えている、あるいは知っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回取り上げたのはキタサンブラックがまだまだ成長途上であった三歳(2015年時代)頃の話。このころのキタサンブラックというのはまだまだスターと呼ぶには程遠い存在で、同期の二冠馬であったドゥラメンテやその頃のライバル的存在であったリアルスティールと比べてもやや見劣っているのではないか、と言われていたくらいです。実際の成績を見てみても、この頃はまだ馬が若いというか幼いかなぁ、というのが筆者の感想でした。
そんなキタサンブラックが菊花賞を制覇したというのは、だから当時としては結構驚かれた話ではありましたし、筆者もキタサンブラックのことを改めて見直したのを今でもはっきりと覚えています。そんな当時のことを思い出しながら書いたのが今作です。当時の日本競馬界の空気感というようなものを味わっていただければ幸いに感じます。
今回も私の作品を読んでくださってありがとうございました。次回作もよろしくお願いいたします。