中澤京華

雨照大御神様の御告げで、伊勢神宮ら辺のなんだか有り難そうな岩のある小さな神社に向かう事にしたのだが、なんせ到着したのが夜だったのでまずは腹ごしらえ……。

KAC20246「トリあえず」のために書いたエッセイです。

KAC20246「トリあえず」参加作品です。

俳句連作二十句

あるとき光を掴み、歩み出した命の一片が来し方を語ります。 柴田恭太朗様の自主企画【三題噺 #55】「誕生」「花粉」「防災」にも、【KAC20245】にも、今回は余裕の参加です。…

零細ヤクザ団体、茜天会（せんてんかい）会長、天満茜次郎（てんませんじろう）は、Web小説サイトのマスコットキャラの『トリ』を溺愛していた。 Web小説で大賞を受賞すると、特典とし…

KAC20245「はなさないで」のために書いた短編です。

箱守を探すために成り行きでわざわざ夕方に京都から伊勢まで来てしまった美晴と柚彦。2人を巻き込む神々とその御使たる精霊たち……。

「心にも、体にも、どちらにも効きますかね…、薬ではないですけど…」 　お読み下さる方によっては嫌悪感を抱かれる場合もあります。ご容赦ください。

風香る港町、横浜の路地裏の石畳に佇むダークブラウンの小さな店、雨宮骨董店。 明るく才能豊かな若きディーラー・雨宮陽人（あまみや はると）が、弟の海星（かいせい）と共に経営する店だ…

　それぞれがこのお菓子の意味を知っていて持ってゆく。 　お読みになられる方によっては、嫌悪感を抱かれる場合もございます。ご容赦ください。

俳句連作二十句

どちらのささくれも治療はできる。それは刻をかける必要があるけれど。 読まれる方によっては嫌悪感を抱かれるかもしれません、ご容赦ください。

高飛車な才女と、高卒の男！　生殺与奪の権は男にある！ KAC2024第5回『はなさないで』参加作品

滲鴨神社の御祭神　雨御中主神　に行方不明の箱守を探す様にお願いされた？美晴と柚彦。日帰りデートのはずが思わぬ展開に。

KAC20244「ささくれ」のために書いた短編です。

俳句連作二十句

零細ヤクザ団体、茜天会（せんてんかい）は絶体絶命の危機に晒されていた。 舎弟の１人が、勢力の強い狼呀会（ろうがかい）の若頭の女に手を出してしまった。 舎弟は謝罪し『けじめ』を示そ…

私達のすることはただ一つ、その小さな箱の中から救い出すことだけだ。

遠回りしながらようやく滲鴨神社にたどり着いた柚彦と美晴、目の前に現れた不思議な子供に森の奥へと誘われるが……。

KAC20243「箱」のために書いた短編です。 過去作『竜宮異聞』と対になる小説なので、合わせて読むとわかりみが増します。 『竜宮異聞』 https://kakuyomu.jp…

大分県大分市鶴崎地区。 夏祭りをテーマにホラーテイストで書きました。

俳句連作二十句

　社会人３年目の奥野修二は、引っ越しの準備をしている最中、学生時代に購入したギターを見つける。大学時代に音楽に打ち込んだ日々を思い出し、卒業してから楽器に触れられていないことに罪…

父親は娘に、染みついた箱の中身を見せた。中に入っていたものは世界でただ一つの想い出だった。 （未公開作品の外伝です） KAC2024第3回『箱』参加作品 鳥山明先生のご冥福をお…

KAC20242「住宅の内見」のために書いた短編です。

高校生の澪は、両親が離婚を決めた二月の夜、午前四時のミモザの木の下で、利き腕を怪我した画家の青年・彗と出会う。 夢を諦めていた二人は、次第に互いの言葉に励まされ、惹かれ合い、やが…

彼女をうしなってから10年の月日が流れていた。 やがて、夢に彼女が現れる。それは最後の別れと、彼女なりの最後の愛情を託したのかもしれない。 お読みになる方によっては不快な思い…

俳句連作二十句

地下鉄を乗り過ごしてしまった柚彦と美晴、寒空の中鴨川沿いを歩きながら、 鴨の親子を眺めていると……。

アフターライフ不動産を訪れる客は、なぜ自分がここに来たかは分からない。でも、快適な暮らしが確約される！？ KAC2024第2回『住宅の内見』参加作品

エレメンタル・ワーカーズというフルダイブ型ゲームの中で起きた出来事。 藤澤勇樹さんの【物語×音楽】でコラボさせていただき、超カッコイイ楽曲と歌詞、イラストを作っていただきました…

KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～ 第１回お題「書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』」 自由挑戦お題「全てを破…

『積乱雲は見ていた／語り継ぐ戦争　🎆』番外編・全６話

雨の御霊（小さなお守り）の暗示？一命をとりとめた彼（柚彦）と美晴。そのお守りを返しに神社へと向かうまでの出来事。

【KAC2024】「〇〇には三分以内にやらなければならないことがあった」参加作品 森山昴は、大学の入学試験を受けていた。 しかし、試験終了の三分前、マークシートの解答欄がズレて…

KAC20241「書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』」のために書いたショートショートです。三分以内といえばもちろん……ウルトラマンでしょう！　ウルト…

俳句連作二十句

本当にあった話を少し色をつけて短編にしてみました。

もう、彼女に会うことも触れ合うことも、ない。 最後の刻を看取るのだから。 フィクションです、そしてお読み下さる方によっては嫌悪感を抱かれる可能性もございます、ご了承くださ…

爆弾の解体に残された時間は３分！　大ピンチのヤクザ組長。しかし、組長にはもう１つ焦る理由があった。 KAC2024第1回 書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないこと…

人もそれも非なるものながら似ているのだ。 だから、長く関係が続いているのだろう。

【あらすじ】 1795年10月、パリ。革命暦でいう葡萄月（ヴァンデミエール）、王党派は蜂起し、時の革命政府を仕切る熱月（テルミドール）派を打倒しようとしていた。 熱月（テルミドー…

俳句連作二十句

『多分、エッセイ。』シリーズとは一風変わった、ふつうの猫エッセイを目指しましたが、豆ははこのエッセイなので、正直、どうなるかが分かりませんので、エッセイ、ではなくエッセイ。といた…

人生で初めて猫を飼った。 だが、相手は生き物。何もかも理想通りというわけにはいかない。失敗もあった。 そんな黒歴史を、恥を忍んで綴ってみる。 ※排泄物や怪我の描写があります。苦…

気品に溢れたその猫は、同じシェアハウスに住む美人の佐藤小梅さんの飼い猫らしいのだ。 だが、この猫……なにか様子がおかしい。 白い猫の名は？ 小梅さんに名前を聞くと、しどろもどろ。…

つい先日単発から連載（『俳句ポシェット　🌿🪺🌼🌱🌺🌳🫧』）に変更するとお知らせしたばかりなのにもう方針転換でまことに申し訳ございません。いざスタートしてみましたら、とつぜんの第８…

フランスの国家最優秀職人章（Meilleur Ouvrier de France、MOF）を持っているパティシェの店で、販売員をしていた時の思い出。 朝、8時の開店前から19時の…

恋人と婚約中の乙井果澄は、中学生時代に大嫌いだった同級生・鮎川翠子と、二十八歳の夏に再会する。果澄は、翠子に「大嫌い」だと伝えたいのに、翠子から「喫茶店を手伝ってほしい」とお願い…