これが「自作がちょっと面白いんじゃないか……?」と錯覚する現象か!
すごい!
レビューのチカラってすごい!
暗~い中、目を凝らして自作の魅力を探してもよく分からないところに、パッと光を与えてくれる存在……それがレビューなんですね!
新年早々、いい経験したなぁ~。わ~い。
牛捨樹さんがレビューを書いてくださいました。
小説だけでなく、レビューからも感じる牛捨樹さんの巧みな文章構成。
なるほどです。こうやって説明されると面白そうに思えてきます。頭の中でもつれていた糸をほどいてもらった気分です。
私もこの作品が読みたくなりました。
あ、あ、しかも褒めてもらえています……っ! 「重すぎず軽すぎない素晴らしいバランスの文章」だって! 五回読んで気づいた(その行より前をずーっと「ふへー」って眺めていました)!
本当に尊敬しています。大好き……!
あ、そうだ。あけましておめでとうございま~す。
そして、作品を読む前に「近況ノートでどんな感じの作者か確認してしまうタイプ」のアナタ!
逃がしませんよ~。
いえいえ、何も自作を読んでくださいなんてことは申しません。
牛捨樹さんの『上野恭介は呪われている』を読んでほしいのです(URLは最後に貼っておきますね)!
「も」なんて贅沢は申しません。「を」読んでいただきたいのです。
祓い屋見習いの神田と悪霊に憑りつかれた後輩・上野のふたりが活躍するライトホラーな連作短編小説です。
学園、青春、ブロマンス、コメディ、オカルト、キャラクターたち……どこをどう切り取っても面白く、なにより読者を飽きさせない魅力たっぷりの作品です。
覚えたてのブロマンスという単語とオカルト寄りのホラーに惹かれて読み始めましたが、二編目読むか読まないかの辺りで「あ、これ絶対に好きなやつだ」と気づきました。それから七編目で「あ、これ絶対に面白いやつだ」と確信しました。現時点(2025/01/04 午前)で274話ありますが(頂き物を除く)、最初から順番に読んで損はありません。
主人公ふたりの友情と成長がとにかく尊い。どちらも「事情」を抱えていますが、それすら忘れさせてしまうほど「さわやか」なのですよ(特に上野くんが)。明るくて、楽しくて、前向きで……怪異に始まる恐怖や畏怖、人間の業や弱さやドロドロした奥底にある悪意、そういったものに足を踏み入れ、時に逃げ、時に立ち向かう。そんなふたりの姿が、私の目には輝いて見えるのです(心理的に)。
そんな素敵なキャラクターが面白いストーリーと合致してごらんなさい、もう、最高っすよ……!
……素が出てしまいました、失礼。
最新話の『罰当たり二年参り』編では、打たれるような衝撃と、焦げたものを口にしたようなほろ苦さを味わえます。
おすすめです!
『上野恭介は呪われている』(https://kakuyomu.jp/works/16818093073275914427)
牛捨樹さん(https://kakuyomu.jp/users/gyu-suteki)
気が付けば近況ノートも10個目(単位が分からない)です。そして『上野恭介は呪われている』をご紹介するのは3回目です。3回紹介しても語り足りないぐらい魅力がある作品です。
最後になりましたが……
牛捨樹さん! 本当にレビューありがとうございました。朝から幸せ200%です! 100%はレビューをいただいて、100%は『上野恭介は呪われている』を語る好機を得て!
以上、新年最初の近況ノートでした。今年もよろしくお願いします。