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ハッカーって小説になるのかな?

ハッキングを題材にして何かを書くとき、どこまで具体的に書けばいいかよく分からない。

ハッキングする人に言わせると、ソースコードを分析する時にいろいろな困難があって、それを乗り越える時のドラマがあるらしいんだけど、僕たちには、そんな技術的な部分はチンプンカンプンだから、とても感情移入できない。

ってなわけで、コードやプログラムをぐちゃぐちゃやるところは端折って(あるいは抽象的な言葉や比喩で適当にまとめて)しまうと、残った部分は一般の人間ドラマになってしまう気がするんだよなあ。恋愛とか、ライバル同士の競争とか、成り上がりとか。もちろんハッキングを利用するわけだけど、別にハッキングがない世界の話としても書ける。

それならハッカー小説じゃなくてもいい。むしろ、意味不明の長大なカタカナ用語が出てこない、普通の小説の方が読みやすいしとっつきやすい。

そう考えると、ハッカー小説なんてものは成立しない、あるいは存在しないような気がしてくる。もちろん主人公がハッカーなら、ハッカー小説というレッテルは貼れるんだろうけど、それって、単なる泥棒のお話で、盗むものが情報だというだけのことじゃないかなあ。

考えてたら疲れて眠くなってきた。

1件のコメント

  • なるほど、魔法ですか。確かに異世界ものの魔法は、わけわからなくても読む人は納得して読んで行きますね。なるほど。魔法として捉える……これは面白そうです。いろいろ考えが広がっていきそうです。貴重なご意見ありがとうございます。
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