第2回仙台短編文学賞に応募したものの、箸にも棒にも引っかからなかった作品。
背景としては特に深いものはなく、南極の内陸旅行から帰ってきた直後に登竜門で応募要項を発見、一瞬で内容を思いついたため2、3日で書き上げたは良いものの、400字詰原稿用紙25-35枚という制限に引っかかって2週間くらい苦悶しつつ1/3くらい字数を削りまくった作品。その後すぐにまた内陸旅行に出かけた。削りまくったせいか、わりと話の構成がカクカクしている感がないでもない。
第2話でやっているカタンは実際に自分の出身研究室にあったもの。自分の購入物。これを含むボードゲームを研究室に導入したことで、幾人かの後輩が闇に堕ちた。