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トータルPVが初めて1000になりました

しばしば読まれないランキング(ワースト1位)の座を西野ゆうさんと熾烈に争っているのですが、予告したとおり西野さんを完全に打ち負かしたことを、ここに報告いたします(間違えた勝負)

画像参照。

☆1です。
カクヨムで完結した数万字の中編、別の投稿サイトでの評価した人=1名、その評価数☆1です。

あそこはどんな作品であろうとそこそこポイントは積み上がるところです。カクヨムで☆ゼロだと涙を流している人だって、PV100くらいはすぐに積める仕様になっています。

最初に星1を叩き込んでザマァしてきた人だって、まさか誰ひとりとしてその後に続かず、自分がつけた星1が燦然とかがやく公式評価になるとは思ってもみなかったのではないでしょうか。

わたしの読者はどこにいるんだろう。この世界のどこかにいてくれるんだろうか。

そんな、全世界の「読まれない」と嘆いている人たちに向けてこの結果を公開し、絶望のうちにいる彼らすらも遠く遥かにぶっちぎってやろうと狙っていましたが、ブクマが少し増えており、ポイント数は8となっております。
外されたらすぐにポイントは2ptに戻るでしょう。

カクヨムとあの巨大サイトを併用して掲載している人は大勢いらっしゃいますよね。その中でもわたしの成績が最下位ではないでしょうか。

神経をすり減らして心血そそいで何万字もの作品を書き上げても、結果はこんなものです。

なので、「誰からも読まれない」と悩んでいる人、コメントが欲しい人、小説サイトのランキングで辛い想いを毎日している人は、「こいつよりはマシだ」「まだ下がいたのか」とわたしの小説の評価を見て元気を出して欲しいです。

なおこの作品は面白いサンプルなので、いつか「悪役令嬢」等の流行タグをつけてもう一度公開してみたいと思っています。


そんな黒歴史を淡々と積み上げている中、春に行われた黒歴史放出祭では参加賞が当たりました。
ありがとうございました。
参加賞は、バスソルト(入浴剤)×4です。

@コスメに詳しい女子なら知っているであろう三重県のおいせさん製ですね。
「お浄め塩スプレー」で有名ですよね。
Cosme Kitchinにも置いているので、いつも通りすがりに、この塩スプレー何につかうんだろう? と不思議な気持ちで見ていましたが、平和な使い方としては気分転換のコロン替わりのようです。

さっそく浄めたるわ!(わたしを)

張り切って、御守りみたいになっている外包みから中身を取り出したら、入浴剤の包みにはおみくじが印字されていました。
なので次々と開いていくと、おみくじの結果が、
 大大吉
 ↓
 大大吉
 ↓
 大吉
 ↓
 吉
と順番に目減りしていった上に、中身には香りが書いてないので、混ざってしまうとどれがどの香りの入浴剤なのか分からなくなったというオチまでつきました。
黒歴史放出祭、これも、最初に書いていた原稿が暗くてですね。

「たとえ明日世界が滅びようとも今日私はリンゴの木を植えるだろう」

ルターのこれが大嫌いだったという昔語りからはじまりまして、しかし誰も読んでいない小説を書いている状態は、それとほぼ同じではないだろうか。
ブラックホールに向かって独り言をいっている。
カクヨムの過半数の人がこの状態なのだ。誰もわたしたちに気づかない。
一部の恵まれた人を除けば、ほとんどの人が、苦しみを味わいながら書いている。
わたしたちの書くものを読んでくれる人は現在もいないし、未来にもいない。
食べてくれる人もいない荒野にリンゴの木を植えるのとどこが違うのか。

みたいな。

まっ黒を通り越して、もはや白光するんじゃないかと想うほどに、年季の入った暗~~いこと書いてました。
方向転換してやけくそ気味に書き下ろしたことでかえって良かったです。

そんな黒々とした日々の中、カクヨムにある作品の中ではじめてトータルで1000PVを達成したものが生まれました☆

やったー!

初☆1000PV!

とても嬉しい二周年記念になりました~。
え、誰お前?底辺?
クズ?
みたいな位置づけながら、完結から一年かけて、ようやく1000PVです。☆は30ちょっとです。

これは二度と見ることのない、破格のPV数でしょう。
ええ、PV数なんて気にしても意味ないのは承知です。
話数があればあるだけ倍増しますから。

でも普段、どれほど読んでもらいやすい読み切り短篇であってもPVは50前後なんです。
多くの人が軽々と、数百、数千の星を積む中での、完結から一年後の初☆1000PVなんです。

この作品なんです、ちょっと他のサイトに出してみたことがあるのは。

前から書いてますよねこの話。
こちらで一年以上かけてようやくPV1000というそんな作品が、あちらではたった一日でその倍のPV2000以上でした。
どこにあれだけの人がいるんだろうですよほんと。
(そしてイナゴのように彼らは次の作品へと去っていきます)

そんなこんなで、カクヨム登録後2年目にして、一年前に完結した中編がついに1000PVを達成しましたよ~! という嬉しい報告でした。


◆「階段の上」
条件内の文字数で書くやつ。
以前「手癖で書いた文章が大嫌い」と云っていたら、西野ゆうさんがその手癖にてとんでもないレベルのものをすらすらっとお書きになるものですから、一瞬その気になったのです。

よし、手癖で書いてみよう。と。

まあ無理だったんですけど。
こんな感じで毎回、セルフ課題を作って自分で色々挑戦しております。

◆「八つ墓」
柴田恭太朗さんの自主企画用。お題が横溝正史だったやつ。
上記の「階段の上」がプロトタイプで、「八つ墓」が本作のような関係。
主題は同じです。

ちょろちょろコメントで返信したように、
「階段の上」「八つ墓」を比べると、「階段の上」の方が出来が良い、でも一般的な基準では「八つ墓」の方がウケが良いになるだろうという関係です。

横溝正史といえば、高校の図書室に揃ってたんですけど、中をみたらどの本も、頁が何枚か切り取られてるんです。綺麗に。
司書の先生が切ったのかなくらいに考えて忘れていたんですけど、後年、完全版を読んだら春画まがいの挿絵つきの場面でした。


自主企画も楽しいし、公式企画も、〆切があった方がそこに向かって書きやすいというわたしの性格からは取り組みやすいのですが、このターンも、二周してしまうと先が分かって飽きてきますね。
来年も再来年も、同じ時期に、同じことの繰り返し。

ナニカちょっとこのへんで変化が欲しいですよね。
何がいいかな?
多分そう考えて、みんな気分転換してるんでしょうね。

小説を書くことは辛くて辛くて辛くて、報われることはほとんどない。
でも書けることはしあわせなこと。

12件のコメント

  • 私はあの巨大サイトで公開したことないんですよね。試しにしてみましょうか。
    アエテルニタスの箱でも。

    手癖で書いたヤツ。実はつい最近自分でも読み返す機会がありまして。
    それと言うのも「手癖で書いた作品」の自主企画が目に止まったので「そういえば手癖で書いたのあったな」と。
    そこからまず、その作品がどれなのか探す作業から始まります。
    だって、手癖でぴろろーんって書いただけだから、私の記憶に全く残っていないのです。
    で、ひとつずつ確認して発見。読んでみても「これ、なんでこんなん書いたんやろか? どうやって書いたんやろか?」となるんですね。

    ちなみに今現在PVは26。☆は18です。自主企画に参加させて以降はPV増えていません。世の中厳しいですね。
  • 1000pvおめでとうございます(*´ω`*)
    朝吹さんの作品、朝吹味が強くて深川は好きですよ😹
  • 最後の段落の2つの文に
    すごく救われる気がしました。
    ありがとうございます。
  • 朝吹さんはカクヨム内では、孤高の人だと僕は思います。
    朝吹さんが書く格調高い文章が僕は好きなのであります。
  • 1000PV、そして黒歴史参加賞の当選おめでとうございます。
    黒歴史とバスソルトどんなつながりがあるのだろう……黒歴史は洗い流せってことですかね。
  • 朝吹さん、
    はははは、笑ってしまいました。何をおっしゃっておられるのですか。
    朝吹さんの作品は、人気があるではないですか。中にはもっと☆がもらえてよいという中編もありますが。自分と比較してなんて厚かましいのですが、軽く私の2倍プラス☆です。
    私は人気はどうでもよいのですが、そうか、PV1000がめざす地点なのだとわかりました。それで、自分のワークスぺースを見てみたところ、ええっ、PV1000を越えるのが7作ありました。(自慢しているわけではないですよ)たぶん中編、長編が多いからでしょう。
    大半はもう引き下ろしてありますが、そうか、それほど悪くはないんだとわかりました。朝吹さんの近況ノートからは学ぶことが多いです。
    「階段の上」は、私的には、短編金賞です。

  • 西野ゆうさん

    西野さんこそ某巨大サイトではいい感じになると思いますよ!
    あそことこちらとでは、駐在人口が全ッ然違います。

    こちらは書き手さんが多いけれど、あちらは読み専さんがもの凄い数いるんです。
    こちらの数十倍は一瞬でPV回ります。
    完結ブーストもあります。

    民度が低いと云われてますけれど、流行路線でない限りそんな人も寄り付きませんから大丈夫。
    ただ、ちょっと間違えちゃうと今回のわたしみたいになってしまうので、結果が悪い時には再トライしてみてください。
    完結ブーストもすごいんですが、やはりそれまでにある程度数字がないと、「これはつまらないのだ」と判断されて誰も手をつけてくれません。

    継続して読んでもらうコツは、出来るだけ間をつめて公開するといいみたいです。
    読み専さんも大量のブクマを抱えていますから、1話と1話の間がぐーんと空いているような作品は、よほどピンポイントでお気に入り作品になっていない限り忘れ去られてしまいます。

    「これ、なんでこんなん書いたんやろか?」

    手癖とは違いますが、ありますあります。
    精神状態が荒廃している時に書いたものとか(笑)
    そのまま出してますが。
  • 深川我無@「邪祓師の腹痛さん」書籍化!さん

    大喜利企画ではお世話になっております~。
    ありがとうございます~。
    絶対に無理に見えていた数字なのです。やったー!
  • 結音(Yuine)さん

    そうですよ♡
    幸せなことなんです。
    身体を壊したり実生活に波乱があったらあっという間に書けなくなりますから♡
    書けるうちに書けるだけ書いちゃいましょう!
  • 沈黙は金? さん

    ありがとうございます~。
    本当に格調の高い方は、だいたい交流ゼロ状態で、とんでもないレベルの高さを保って孤高に書いておられますよね。
    わたしはちゃらんぽらんなので、お喋りも好きーって感じでやっております。
    お恥かしい限りです。
  • 大隅スミヲさん

    けっこう洒落がきいていて、参加賞の景品としては素敵でしたよ(笑)
    ただの塩なら葬式ですが。
    黒歴史をお祓い下さいという意味でしょうか?(笑)
    いい香りがするんですよ~♪
  • 九月ソナタさん

    せっかくソナタさんにも気に入ってもらった中編だったのにカクヨムの外では惨敗でした~(笑)
    ネタとして面白いので画像を出してみました。

    や、でも、あそこ、何かが少し違うだけで普通に評価がついたりするので、また間を空けて再挑戦してみようかと。
    カクヨムもそうなんですが、連載の回数を重ねているのに☆がゼロだと、「面白くないんだ」と判断されちゃうんですよね。

    PV1000というのはわたしなりの目安で、人によっては☆三桁とか☆四桁とか、何かしら目標があるのではないでしょうか。

    連載ものなら回数があればあるほどPVは増えますので、それもあってPVはポイントの対象にはならないんですよね~。
    もし加算されるなら、出来るだけ細切れにして引き延ばせばいいのですから。

    ソナタさんのアザミの爆発、あまりにも原型をとどめていなくて大笑いしてしまいましたw
    もはや別の花ですね。
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