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わたしの命の、その先の、先まで

明けましておめでとうございます。

年末から年明けまで地続きなのが何となく嫌なのですが、新年のご挨拶、三が日セーフです。
お店もコンビニ以外、正月は閉店してたらいいのに。

初詣に行き、金箔入りの日本酒をいただき、いいお天気の元旦でした。
二日と三日は恒例の箱根駅伝観戦です(テレビで)
生きている間にあと何回、箱根駅伝を観れるか分かりませんが、150回大会、200回大会と、わたしが眼にすることはないその先の先まで、ずっと続いて欲しいものです。


カクヨムコン参加作品
・ホラー「六組の廊下(拡大版)」
https://kakuyomu.jp/works/16818093089638308607
こちら順位が、60位にまで上がりました!

やったー!
奇跡だ!

あ、これはもうどうやっても上昇しないパターンだわ……。

圏外の順位を横目に早々に諦めていたのですが、読んでくれる方がいました。もう無理だと思っていた夢の二桁順位に入れました。
なんて幸先のいい年明けなのでしょう。
ありがとうございます~。

エントリしても、そのまま底からぴくりとも動かなかったこの作品、まさに☆一桁台パターンでした。
真面目な話、こういう時っていったいどうしたらいんでしょうね。

7割の星一桁台さんたち。

だってさ、沈んだ作品は、打つ手なしじゃない?
たとえ自主企画に出しても、同じ企画に参加している方からもらう星はポイントにはならないし。
だいたい自主企画自体、この時期はざーざー流れていくからよそさまの眼には留まらないよね。

毎年「カクヨムコン対策」として最重要視されている、グループ応援のブースター。
これは実に有効なんですよね。
ばばっと最初に大量に星を集めて順位を上位に乗せてしまえばそれで安泰、必勝パターン。
それだけに、これを持っていないピンの七割の人は、地盤のない選挙を闘っているようなものです。
徒手空拳で、ほぼ落選。
リアル選挙でも組織票をもってる党が圧勝して、ぽっと出の無所属なんか絶対に勝てないじゃないですか。
あれとまったく同じ。


グループ票を持っている方々が今年もやはり上位を手堅く席巻して、いつもの面々で占めているわけですが、それに対抗するにはこれしかないとばかりに星爆さんが本年も現れておりまして。
うちに星をくれるのは嬉しいが配り過ぎやろっていう速度です。君がBANされたら頂いた星も消えるからやめてー。
でも、これも、沈んだ人が上昇するには「爆死しろ」といわれている星爆営業をかけるしかやっぱり手がないからなんですよね。


今年の抱負。というほどのものでもありませんが。
一作一作、大切に書いていくのは今までと同じ。
一作一作。
命を削って書いていくのは同じ。

「このマニュアルに沿って書けばお前も高みから他人の頭を蹴り飛ばして嘲り嗤える上の立場になれるのに」
といくら勧められても、そもそも、そんな人たちのように他人を踏み台にして嘲り嗤うために書いているわけじゃないから。

底に沈んでいる人たちの中にいて。
底に沈みながらも精一杯書き綴っている人たちの、そしてわたしの吐き出すあぶくが、深い海の中で海流に乗って消えていくのを哀しい気持ちで見つめながら。
作品をズタズタにされた挙句にダムに身を投げるまでに追い詰められた女性漫画家さんの絶望と無念の一端をしっかり片手に握り。
それでもやはり、この命が尽きるまで、書きたい物語を吐き出し続けていくのでしょう。

14件のコメント

  • あけましておめでとうございます。
    カクヨムコン必勝法的なのはどうも好きになれないのですが、今年は公式がDiscordでカクヨムコン必勝法を配信とかしてて世知辛い世の中だなあと思いながらも自分はマイペースに書くので関係ないかと思って特に何もしていなかったりします。
    でも今年はカクヨムコン自体に長編で参加していないので精神的には凄く気が楽で、気にしないようにしていてもやはりどこかで評価を気にしていたのだなと思ってしまいます。
    自分の書きたいものを書きたい時に書くのが一番ですね。
  • あと何度……あと何作書けるだろうか。

    一作書き終わると脱け殻のようになってしまう私なのですけど、思えば今書いた作品も、一度は脱け殻になった身から生まれた作品なんですよね。

    生きて、もがいていればなにかが生まれるかもしれない。そんな一縷の望みに縋って生きるのが辛いから、考えるのをやめたり書くことをやめたりしてしまうのかもしれません。

    まだ、書けている
    その事を喜びと思い、今また新たな作品に向かおうと思っております✨
  • 明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
    遅くなりましたが昨年(12/1)の近況ノートでのアドバイス、ありがとうございました。参考にさせて頂きます。

    >うちに星をくれるのは嬉しいが~頂いた星も消えるからやめてー。
    私事ながら拙作でも何度かありました。数々の有難きコメントが星と共に一瞬で削除されてしまいました。
    カクヨムコンに不参加の上、別段成果は考えてないけど予告も無しだったので少し悲しいです。その方々も事情がおありでしょうから文句は言えませんが。
  • 「六組の廊下」が60位、やっぱりね。
    私はまだまだ上がると思っています。これ出した時期が年末で、コピーが「血天井って知ってる?」ですからね、たいていの人は落ち着いたら読もう、と思うのではないですか。時期が夏なら、☆数は100以上ですね。
    血天井って、殺人とかあって血が天井まで飛び散ったのかと想像していたら、そういうものではなかったし、おもしろい小説でしたから。
    今年はどんな作品が生まれるのでしょうか。期待しています。
  • 明けましておめでとうございます。

    現在、僕は、ネット麻雀の雀魂(じゃんたま)というのに嵌っていまして、カクヨムから遠ざかっていました。基本的に麻雀だけやるなら無料でできます。オンライン対戦型で段位戦をやるのが普通のやり方です。段位は、初心1初心2初心3・雀士1雀士2雀士3・雀傑1雀傑2雀傑3・雀豪1雀豪2雀豪3・雀聖1雀聖2雀聖3・魂天とランクが上がっていきます。話が、脱線してしまって申し訳ありません。

    気分転換にと思い紹介しました。

    気に障るようでしたら削除してください。
  • あけましておめでとうございます

    こちらの作品じわじわ人気上昇しそうですね
    だってめっちゃ怖いですもん(*´艸`)(怖いの好き♡)

    本年もよろしくお願い致します
  • 海猫ほたるさん

    あけましておめでとうございます✨

    公式さんがDiscordで必勝法を明かしたり、受賞しやすい作品の傾向のヒントをくれるのは、是非ともカクヨムコンテストを攻略したいという方には良いのではないでしょうか。
    でもそのせいで同じような作品がずらりになるのでは、かえって
    無駄に競争率が高くなるだけですよね。

    今回のホラージャンルの上位が「近畿地方」の影響をもろに受けているので、今年はこれが流行なんだなーと見ています。
    あの形式はいつまでも書き続けていけるし、パートごとにがらっと目先を変えられるので書く方も読む側も、かなり楽しいですよね。

    評価は、お年玉のようなものです。
    読んでもいないのに配ってる人はどうかと思いますが、もらえる時にはありがたくもらっちゃいましょう。
    今年もよろしくお願いします。
  • 天川さん

    お正月は少しはお休みできたでしょうか。
    箱根駅伝が今年で101回目だったんですが、大正九年の第一回目を走っていた方、沿道で観戦していた方は、もうお亡くなりになっています。
    同じようにこの二日三日、101回目を走っていた選手、監督、歓声を送っていた人たちも、この先、記念すべき第二百回大会の時にはいないでしょう。

    箱根駅伝は、宿場から宿場を走る飛脚をなぞってコースを決めたもので、そのせいで「山登り・山下り」があるというマラソン競技にはありえないような変則的なコースになっていますが、それもこれも第一回目を決めた人たちは『江戸時代』の記憶をまだ持っていたからです。
    お正月の記憶とも密接に結びついているこの風物詩、時を超えて、わたしたちがいなくなってもずっと走り続けていて欲しいなと、ふと。

    二十代で作家になった人が、最初に、「一生で書ける作品の数は決まっている」と覚悟したとどこかで書いていまして、それはその通りなんですよね。
    それでもほとんどの競技において二十代でピークがきてしまうアスリートよりは生命が長いです。
    八十代になっても九十代になっても旺盛に執筆している人もいれば、三十代でも「もう何も書けいないし、書くことが無い」と執筆から離れる人もいますよね。

    作家の命の長短はあります。

    わたしはどちらのタイプか分かりませんが、まあ書いていて楽しい間は書こうかなと。

    今年もゆるゆるとよろしくお願いします✨
  • naimedさん

    やっぱり星爆さん来ました? 来ちゃいました?
    星爆さんも「このくらいなら大丈夫だ」というラインを見極めると、遠慮なく星爆するみたいで、こつこつと片っ端から星爆するみたいですね~(笑)
    わたしも「この人、星爆してるなぁ」と眺めながらも、なんか上手に間隔と数を調整していて、今のところその方は垢抹消されてませんね( ´艸`)

    この時期はどうしてもみんな必死になるので、アカウントごと一瞬で消してしまうのは少々乱暴ではないかと常々。
    読むのがすごく早い人もいるし、星爆する人だってコンテスト用に作品を書いている途中でしょう。
    事前に警告が1回くらいあってもいいのになと~。こちらにもらった星やコメント一瞬で手品のように消えちゃうのは泣けますから。

    今年もよろしくお願いします💕
  • 九月ソナタさん

    明けましておめでとうございます✨

    六組の廊下はもともと(上)にあたる部分を去年の5月に公開していて、今回のために(中)(下)を書き下ろしたので、「血天井って知ってる?」のコピーを含めて、知ってる人は知ってるというものだったのです。

    5月に出していたものをそのまま「新作」にしてもホラーだから読んだことがある人にはつまらないかな? と思い直して急遽(中)(下)をつけました。

    ジャンルがホラーなので、好き嫌いはありますよね。ホラーが好きな人は好きだし。
    星が100以上になるなんて、カクヨムコンの時くらいです。この時期は積読解消フェアなんかもあったりして、皆さんの読む動きがいつもよりもいいからです。

    カクヨムコンの不満は、旧作が圧倒的に不利になっちゃうことかな……。いったん全ての星がゼロになるっていうのは公平なスタートにみえて、以前に書いた作品には不利なんですよね。
    だから「六組の廊下」も新作として出してみたのです。撃沈でしたが。
    旧作を新作に直して、その上で新しい読者さんが増えてくれたら何の支障にもならないのですが、なかなか難しいことです。

    頭の中は九月ソナタさんの書かれた砂漠の国のお伽話でいっぱいです。屋根の上でお喋りする場面が好きです。
  • 沈黙は金?さん

    明けましておめでとうございます。
    お姿が見えないと思ったら麻雀をやっていたのですね。

    麻雀面白いですよねぇ。一度はまるとなかなか。
    雀魂だったかどうか覚えていませんが、わたしも一度ネットで黙々とやってました。徹夜する勢いでした。

    麻雀のネックは人数が揃わないと出来ないことですよね。それを、家に居ながらにしてネットで対戦できるのなら便利この上ないですね。
    お金が賭けられないことだけはちょっと欠点かな?
    賭けは禁止されていますけれど、仲間内ならたいてい少額を賭けるものですよね~。それ込みで麻雀。

    わたしは永遠に初心者のままでしょうが、腕を磨いて「これなら」と自信がついたら、ぜひ雀荘に殴り込みに行って下さい~。
  • 凛花さん

    それがそううまくはいかないのです~(笑)(笑)(笑)
    昨夜、皆さんが読んで下さったお陰でまた上昇したのですが、ここでぴたっと止まりました。
    短編はどんどん新作がエントリされますから、日々、古い作品は押し出されていくだけです。
    だから今回のように、後から上がったのはとっても珍しいことなので、つい近況ノートに書いてみました。

    ほとんどスルーされていた作品なので、凛花さんが怖がって下さって本当に嬉しかったですよ~!
    今年もよろしくお願いします。
  • 朝吹さま

    明けましておめでとうございます。
    新年のご挨拶、またコメントレビューのお礼を申し上げることが遅くなり申し訳ございません。先日、頂戴したコメントレビューを拝読しました。お礼を申し上げることもおこがましく思え、気後れしておりました。過分なお言葉に恐縮しつつ、私自身が作品に込めた企図をご斟酌くださったことに敬服しております。構成も含め、万人受けはしないだろう作品ながら、ご清覧いただいたことを嬉しく思います。この度は、素敵なレビューをありがとうございました。貴重なお時間を割いていただき感謝の念に堪えません。
    心より感謝を申し上げます。お言葉を励みに精進いたします。
    ご返信には及びませんので何卒ご寛恕ください。
  • 蘆 蕭雪さん

    実は御作『玉紫』において少し愕いたことがありまして。
    藤尾さんと絵國さんですが、あ、絵國さんの方が「そちら役」なんだ~と。
    でも屈折したものをがりがりと尖らせている藤尾さんの方が、破壊願望に突き動かされているはずで、自分を壊して、穢して、屑として扱って欲しいという願望は強いかもしれません。
    絵國さんの方は、藤尾さんの心の底の願望を十分にくみ取った上で「その役」をやり、さらには、偶像破壊のようでありながらも、慕ってきた先輩と結ばれることが単純に夢にみたひとときであったのかもしれず。
    傷ついた大人が子どもにかえり、傷ついた大人をみてきた大人がそれに応えて抱擁しているような交歓だったのかなと。
    そんなことを想いました。
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