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ゆっくりさんのカクヨムコン

期間中は作品フォローも星と同じ扱いになるって、はじめて知りました。

我が家は本当に1つ1つ、数ヶ月かけてゆっくりと星が積み上がっていくのです。
そんな人にとっては、カクヨムコンは地盤のない選挙のようなものです。
十年経っても突破は無理です。

そんな状況ですが、短篇を出したらどうですか? と人さまに勧めた手前、自分も出しました。
カクヨムコンはとにかく読みやすい方がいいらしいので、読みやすい作品にしましたよ~。


▶新作)「弓の島」(三回で完結)
▶「焼けた空から降り来たる」

現時点での応募総数を見た途端に、いい意味で、心が折れました(笑)
100席あるうち、99席を、古参と交流ネットワークを持っている人が占めてあれもこれも通過して、残りのたった1席を、全体の7割になるわれら底辺層が一生懸命取り合うのです。
「読者を増やす機会」
と云っておられた方がいて、そうだね~と想ったものの、そもそも一瞬で流れ去って消えるので誰の眼にも触れないんじゃなかろうか。
結局は知り合いのものを読んで回るだけで、みなさん精一杯でしょうしね。


とにかく昨年、二桁から三桁に、三桁から四桁に、あれよあれよと星ザクザクになる人たちを大量に目撃したあの衝撃は忘れ難いものがあります。

長篇の提出は、カクヨムコンではない、また別の機会に。
最初の300文字くらい読んで、「面白かったです!」で星もらって、こちらも星をお返ししないと星を剥ぎ取られる、あのせわしない流れに乗っけたくないのもあって、出しません。


なんていうことを云ってたら、この前、初対面の方から雷を落とされまして。
実力でしっかり星を積み上げていると自負されている方にとっては、星爆だの交流のお陰だの云われることは、冒涜と侮辱でしかなかったんです。その方に向けて云っていたわけではなかったのですが、不快であると。
皮肉なことに、異世界Fやラブコメこそ、カクヨムコン中もしっかり読者選考になってますからね~。
「星の数は実力に比例する」
とおっしゃられました。
そこまで云えるのは確かな自負があるからです。素晴らしいことです。

こちら側としては、読専さんをしっかり確保して、安定したハイスコア選手になっておられる方に向けて書いたものではないということを説明させてもらいました。
末端のわたしとても、「星をもらえるだけのものを書けた」という気持ちでやっていますから、そこはちゃんと弁明しました。
【星の数は実力に比例する】
これについては異論がありますけれど。


昨年、プロの方が五十作くらい出して一作も中間を通過しなかった話、ほんと好き。


プロさんが通過しなかった理由は実力ではありません。
 ●知名度
 ●交流ネットワークのなさ です。

例えば、「この作品いい!」とコンテスト中に無名の誰かに星をつけたとしますよね。
でもそんな人が、数人程度だと、中間選考は通らないんです。
どれほどその方が賞もちのプロであろうとも、星の数が足りないので通らない。

そんなかんじで、星の数一桁で埋もれていても、素晴らしい作品を書いている方をたくさん知っています。
星の数は実力に比例すると云ったその方は人気ジャンルの方なので、他の様子は知らなかったのでしょう。


毎年苦言があがるように、集客活動や交流先の数で決まる実情は、ある意味正しいのですが、一定の評価値を既に持っている方があまりにも多いために、その人たちで九割の席が埋まって、星の数が少ない人たちが弾かれてしまうのです。

この状況を改善するには、カクヨムコンを年二回開催でもして、前回中間を通過した方は、次回は二次から出発するとか、そのくらいしか出来ないかも知れませんね。

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その他の直近の公開作品
▶「一粒の葡萄」
クロノヒョウさんのお題50回記念に寄せたもの。
▶「底の色」
500文字の掌篇用。

このくらい短いと大勢の人に読んでもらえるんだ~と痛感しました。

本日より二か月、まったり楽しみつつ、出来れば新しい読者さまとの出会いがあらんことを。

46件のコメント

  • 確かにWeb小説ってかつては書いても誰も見ないのが普通でWebから書籍になるなんてまず不可能だったのが時代が変わって、目立つ所に書籍化決定とか書かれているをのを目にするので、つい浮ついてしまうのは仕方ないのかもしれません。
    でも結局それって、あの店で買ったら宝くじが当たったとか、パチンコで何万勝ったとか、ジャパンカップで三連単当たったみたいな話と同じで、結局ただ射倖心を煽られてるだけなんですよね。
    自分が楽しんで書ければそれが一番良いと思います。

    まあでも今回のカクヨムコンは読み合いでお互い票を入れ合う人達だばかりが選考通過してつまんないと言う意見に運営側か答えてて、読者選考以外の選考通過も用意されたので評価が少なくてもまだチャンスはあるようですよ。
    それこそ蜘蛛の糸ですが。
  • >期間中は作品フォローも星と同じ扱いになる

    そうなんですか!!!
    ちっとも知りませんでした。既に何作かフォローなしで読んじゃった。もしかして、期間中じゃなくても読み終わった作品をフォロ―してくださる方がいるのは、そういうお気遣いからだったのでしょうか……(読書記録を付けておられるのかと思っていました。)

    まだまだ初心者のようです。教えていただきありがとうございます!
  • そうですねぇ。

    年老いた僕からすれば。
    皆様の気持ちは分かれども。

    自分の作品を少ない人でも。
    読んでもらえるだけでも凄いことなのです。

    だから。
    シミジミと。

    書くことの。
    読んでもらえることの。

    歓びを感じながら。
    小説を楽しんでいただきたいと思うのです。

    僕よりも。
    沢山の時間をお持ちの人達に。

    焦らないでと。
    伝えたいのですが・・・。

    「弓の島」は。
    良い、味が出ていますね。

    あとは自分なりに。
    読返したいと思えるくらいに。

    綴れれば。
    最高ですよね。

    頑張ってください。
  • こんばんは。私はゆるいものしか書けませんが、お祭りの雰囲気に便乗してみました。

    朝吹さまの文章。まだ数作のみですが、難しい舞台や設定であってもすごく読みやすくて好きです。ゆっくり時間の取れる時に、新作読みにうかがおうと企んでいます。

    近況ノートも、興味深いです。
    初対面でも色々と仰る方がいるのですね……!
    (いつもは絵文字を入れますが、TPOをわきまえて一つだけにします😱!)
  • 海猫ほたるさん

    目立つところだけ見ていると、書籍化する人だらけのように錯覚しますよね。
    web小説経由、書籍化作家という特殊ジャンル。

    射幸心を煽られている。
    そうですねえ。
    作家ってかなり不安定な職業なので、ヒット作を連発出来るのでない限りは、お勧めしませんけれど、昔から「作家志望」の人は絶えませんし、魔力があるのでしょうね。
    何にも縛られないで稼げる印象があるのかな?
    日本の景気がよい頃ならともかくも、実際には職業にするとかなり面倒だったりするのですが。

    カクヨムコン、年間ランキング上位100から投票で選んで、選んだ人にも何らかの射幸心(笑)で、図書カードが当たるとかでは駄目なのでしょうか。
    今のままだとちょっと読者選考とは違う方向に流れていて、良作を発掘とはほど遠くて、多くの方にとってはやる気をなくすような状況ですよね。

    初日にしてすでに終了した気分です(笑)
    通常運転に戻ります。
  • 鐘古こよみさん

    いえいえ、わたしこそ初心者ですので、やっぱり今年もぼーっとしたまま今日になってしまいました。

    カクヨムコン期間中のフォローの扱いについては、音々さんの「カクヨマニア」の下記ページに記述がありました。
    https://kakuyomu.jp/works/16817330663425922804/episodes/16817330663677032287

    詳しくは分かりませんが、カクコンの間は、フォロー数も考慮されるっぽい? ですね。
    つまり以前に得ていた星もフォローも、いったんゼロにして、カウントすると。
    といっても、フォロー100以上とかそのあたりのランクの話でしょうから、あまり関係ないかも。

    読み終わった作品をフォローして下さるのは、その方が「もう一度読みたい」と想ったからではないでしょうか。
    読書記録かもしれませんし、外されるよりは嬉しいですよね。
    わたしはあんまり作品のフォローをしない人なので(閲覧履歴から飛ぶことが多い)、これからは意識してみます。
  • 進藤 進さん

    進藤進さんの作品、通常のトップ画面に下手したら一度に三つくらい出てくるんですが(笑)

    わたしが進藤さんのページに通いすぎなのでしょうか?

    そう考えて、訪問を控えてみても何かと上がってくるので、これは単純に進藤さんの作品に星の数が集まっているからですね。

    年老いたとおっしゃいますが、あまりお年を召された感じがしないのは、お心が若いからでしょうね。
    本格的に老いると動きたくなくなるようなので、奥様とのご旅行を楽しまれているご様子など、今はとても良い時間を過ごされている気がします。

    少なくても読んでくれる人がいる幸せ。
    本当にそうですね。
    小説を書けるだけの時間や、動く身体があるだけでも、とても恵まれていますね。
    いつの日か、進藤さんも、わたしも、動かなくなります。
    そのことを想うと、こうして言葉を交わせているだけでも、奇跡のような大切な時間ですね。

    カクヨムコンについては初日にしてもう疲れちゃいましたが、素敵な励ましをありがとうございました。
  • ヒ二ヨルさん

    まんまと商戦に乗せられてブラックフライデーで散財してしまいましたよ、こんにちは。

    初対面で叱られたのは、わたしの書いていることがその人にとっては侮辱と見えただけのことで、ジャンルが違うとまったく事情が違いますから、そこは説明しました~。
    千人くらい読者さまがいると、かえって読み専さんの為に書くことだけに専念できて、ちょっと羨ましいですよね。

    絵文字大歓迎です。
    児童文学を専攻されていたのなら、ほとんど目立たないところに児童文学風の良作品を書いている方が大勢いらっしゃいますので、スコップするのも楽しいかもですよ?

    カクヨムコンは、早くも、もう疲れちゃって(笑)
    作品を出して三時間しか経ってないのに、もう終わった気分です。
    あの応募数を見たら、もういいや~って。

    そして新作であっても、ぱぱーっと星がつく方々が大勢いて、ああ本当にああいう方のためのコンテストなんだな~と、緑茶を呑みながらしみじみしています。
  • 見ててみな、今年も全部階段ひとつも登らないから。ふっ
  • 【弓の島】いいですね…
    厳かで封建的な神話の雰囲気が伝わってくる。
    朝吹さんの描く女は非力で健気で美しい。
    でも、男あっての女。
    男との関係を通し、変化する女の生き様を
    追わせてもらおうと思います。

    自分の推していることを伝えて、
    いいねと言ってもらえたら幸せですよね。
    確かにランキングや☆の数は気になるし、
    願わくば書籍化という形で後押ししてもらいたい。
    もっと広く読まれて欲しい。
    書き手の方はきっと同じなんだろうなぁ。
    (ビビリで面倒くさがりの私もですよ…笑)
    コメントや☆をいただくたびに、
    嬉しいと共に欲が出ます。
    (もっと、もっと…と)

    カクコン、応援しています。
    朝吹さんの作品は朝吹さんにしか書けない作風。
    素敵だと思います。
  • 西野さん

    読者選考なんかないことがよく分かりますよね(笑)
    あの応募数を見ていたら、読んで回ることも無理ですよね。
  • 三寿木春さん

    書籍化というか、表紙を見てみたいなという気持ちはありますね。同人誌のように自分が製本するのではなく、まったく知らないイラストレーターさんと引き合わされて、その方がわたしの小説に対してどんなイラストを出してくるのか見てみたい。
    十代の頃も、アニメ絵や萌え絵じゃなくて、渋い感じのイラストのラノベを手に取っていたので、その名残でしょうか。

    星についてはカクヨムに登録した時に、三年後に星100に届いたらいいなって云ってたんですけど、まことに現実的な願いでした。
    地味で暗い作風からしてもそのあたりが上限なのでしょう。

    広く読まれて欲しい……これも、わたしの書くものを好きだと云ってくれる人は比較的限られていると想うので、そういう方とうまく巡り合えたらいいなという感じです。間違えても万人受けするような作品ではありませんから。
    わたし自身、市場に出ている作品でも、コアなファンがつくような作品がやっぱり好き。ハリウッド的などかーんも大好きですけどね。

    コメントは嬉しいです。三寿木さんはいつも大勢の方に丁寧にコメントを残しておられて、尊敬に値します。
    SNSのカクヨムでは読まれたければ、まず他人の作品を読め、と云われているくらいです。三寿木さんはそれを無理なく、楽しんでやられていて、偉いです。

    長篇の人は二か月走り続けるからいいとしても、短編の方は400文字から投下できるとあって、出来上がる端から投稿するというカオスになりそうですね(笑)
  • パーテルノステルをお読みいただき、またレビューまで頂戴し、ありがとうございました。花園メリーゴーランド、懐かしいですね。当時、あの冒頭を見た際は、安部公房の砂の女だなーと感じたことを思い出しました。
    朝吹さんのこの近況ノートを見て、やはり労力をかけるのはやめておこうとたった今決意いたしました。
    ありがとうございます!
  • 虹乃ノランさん

    いえいえいえ!
    今年は審査員が特別にピックアップしてくれるとのことなので、例年のようにシビアに星の数だけ、というわけではなさそうですから、まだ可能性はあります。
    0.00001%くらいは!(気力が失せる瞬間)

    登録者が厖大な上に、古参で実績のある方などは、出すもの出すもの、即日のうちに軽々と星100超えされますので、まったく太刀打ち出来ません。

    でもこうして足跡を遺して下さったことで、そちらさまにも辿り着けました。
    コンテストには関係なく、ゆる~く知り合いを増やすにはいい機会と想って過ごすといいかもしれません。
    なにしろ、平均して一日300件くらいは新しい作品が投稿されているのだそうです。
    自ら動かないと流れ去るばかりです。
    受賞歴がある方でも星ゼロで大勢埋もれています。気長にやりましょう。

    どこか江戸川乱歩的な青髭の存在感もあいまって、御作、はらはらしましたよ~。
    わざわざコメントをありがとうございました。
  • 朝吹様、おはようございます。
    この度は豆ははこの新作エッセイにレビューそのものが短編小説であられるかのように素晴らしいレビューを誠にありがとうございました。

    土下座するイカ。
    通知から拝見しまして、おお、と感嘆し、レビュー本編では吹き出してしまいました。
    朝吹様のご著作は幾つか拝読させて頂いておりまして、コメントを、と思いながらも何をどうお伝えすれば良いかと悩みながら未だに何も書けずにおりましたが、このように素敵なお言葉を頂きましたので、とにかくお礼をお伝えせねばと伺いました次第にございます。本当に嬉しくありがたいお言葉達でございました。

    朝吹様、もしもよろしければ、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
  • 豆ははこさん

    こんにちは!
    今さらで恐縮ですが……
    お名前、どこで区切るのだろうとずっと想っておりました。
    豆は、はこ(箱)
    豆、はは(母)、こ(子)
    豆子と母

    いろいろ遊ばせてもらいましたが、「豆」もご自身を指すのだと分かりました。
    エッセイいいです!
    これぞエッセイという感じで、夜中にうふふあははと笑って読んでおりました。
    イカの寿司がお好きなのですね。
    子どもの頃、イカを喉に詰まらせて以来(あるある)、イカは緊張感をもって食べるものとなっています。

    あと駅のおじさんは、主要駅にはいたりするそうです。
    出張で来ている女性や、あてのない女性なんかを狙うそうなのです。
    わたしも声を掛けられたことがあります。
    相手も出張中のようでした。
    「お茶のみませんか」みたいなノリでした。引っかかるような女性が本当にいるのかなぁと不思議でした。

    作風が暗いせいで、こちらからお伺いするのは皆さんにとっては戸惑いにしかならいないかなぁと想い、いつもは引きこもり気味なのですが、こちらこそ、よろしくお願い申し上げます💕
  • 朝吹様、こんにちは。お返事嬉しいです、ありがとうございます!
    豆ははこ、は豆、がははで、母でございます。こ、は、ははこのこ、と子どもがいるので(人数はすみません秘密で)そちらも掛けております。はは子よりははこの方が何となくいいなあ、とははこ、にしました。
    以前はまめははこ、でしたが、ごく稀に、超有名ブロガー様のお名前として検索されてしまい、万が一にでもご迷惑を掛けては、と改名いたしました。
    豆ははこになりましてから開運か?のように皆様とのご縁が広がっております。
    豆さん、ははこさん、豆ははこさん。
    どうぞお好きにご自由にお呼び下さいませ。
    そして、イカ、好きです。先日、イカ寿司を食べていて歯のかぶせものが取れましたが、歯肉炎が見つかり逆にありがたかったのかも、と思いつつ歯医者に通っております。もしかしたらこれもエッセイのネタにできるかも知れませんね。
    エッセイ最終回はご安心下さい、食事運です。投稿後の皆様とのやり取りから浮かびましたものです。
    駅のおじさん。いるんですね!あれは絶対に主要駅ではない駅でしたが、それでもやはり怪しいあのおじさん。
    ご経験もお伝え頂きましてありがとうございます。
    朝吹様、この度は本当にありがとうございます&どうぞよろしくお願い申し上げます。
  • 豆ははこさん

    お名前の解説ありがとうございました~♪
    おもしろい筆名だなぁと首をひねっていました。
    そういう名前のお花でもあるのかな? とか。
    なんとなく、サンリオ風のキャラクターが思い浮かびます。薄青で顔があるお豆さん。

    寿司ネタでよく頼むのは、白身魚と、貝です。軍艦巻きが好きです。
    イカ料理なら、透明にみえるほど新鮮なものか、または北海道のイカ飯が好きです。
    中にもち米が入ってるやつです。駅弁の。
    漁港なんかで網の上でじゃーっと焼いているだけのも美味しいですよね。
    いつも一呼吸して、「さあイカを食べるぞ」と覚悟しながら食べてます(トラウマ)

    駅のおじさん、出張中の男性がだめもとで声を掛けてるのかも知れません。
    お金がありそうに見えるなら、応じる女性もいるんでしょうね~。信じられませんが。
    街中のナンパとは違い、ちょっとだけ礼儀正しいのもかえって嫌です。

    ご丁寧にありがとうございました(^^)
    作品はちょっとアレですが、こちらこそよろしくお願い申し上げます。
  • 朝吹さん、まるでそれ自体が掌編であるかのような素敵なレビューコメントを拙作に贈っていただき、ありがとうございます!
    いつもレビューコメントを頂戴した時には、うれしいうれしいとニコニコ顔で読むのですが、今回はなんだか胸がいっぱいになり、涙が出そうになりました。作品世界の雰囲気を汲んで、ぎゅっと凝縮して、美しい詩にしていただけたような感覚です( ;∀;)
    「宝物にしたいような素敵なお話」という言葉、こちらこそ宝物にさせていただきます!
    書いて良かったなあと、改めて思うことができました。
    読み応えのあるレビューを書かれるというのがもう、すごいです。
    とっても嬉しかったです(#^^#)
  • 鐘古こよみさん

    こちらこそいつも本当にありがとうございます。その上、あんな素敵な作品まで読ませてもらい、昨夜は倖せでした。

    レビューは、書きたい衝動が内から盛り上がる時と、「こんなに素晴らしい作品なのにこれだけしか読んでもらえていないなんて」と外部に訴えたくなる時と、「いつもありがとうございます」の返礼を篭める時とがあって、この度はぐわっと盛り上がる方でした。

    やっぱり暗い作品(…)の方が好きなので、レビューも書きやすいみたいです。書きたくなるし。
    レビューしたからといって、読者がその方に増えるかといったら、わたしの知名度不足もあり全くそんなこともないのですが……。

    とはいえ鐘古さんはもうしっかり愛読者さまを抱えておられるので、応援の少なそうな目立たない方を優先して、ついつい後回しになってしまっておりました。
    その分、今回のカクヨムコンでは一番乗りを目指すぞという気概でいたのですが、外部の公募に出すとのことで、このようなかたちにさせてもらいました。

    鐘古さんの文章はわたしが最も愛好するタイプの文章なので、読みやすいです。
    素晴らしい作品でした。ありがとうございました。


  • 朝吹様、おはようございます。
    本日、エッセイ最終回を更新いたしました。そして、近況ノートにて朝吹様から素敵なレビューを頂きましたことを紹介させて頂いたのですが、ご紹介の仕方がこちらで大丈夫かどうかをお時間のございます時にご確認頂けましたら幸いでございます。
    とお伝えしたく……そうしましたら、なんと、鐘古こよみさんのご著作への朝吹様のレビューが!素敵な文章を書かれますお二方の!確認に伺わねば!と熱くなっております。
    実は、「朝吹様にコメントをしたいのですが……怪しくない豆であることをご紹介頂けないでしょうか」と、ありがたくも交流頂いております鐘古こよみさんにお願いしようかと思っていたことがございます。
    結果としまして、今このように朝吹様とやり取りをさせて頂けておりますことに改めて嬉しさを感じております。
    長文を失礼いたしました。
  • 豆ははこさん

    こんにちは。
    コメントはいつでも大歓迎ですよ~!
    怪しい人はどちらかといえばわたしの方で、だから自分からはあまり、人のところを回ったりはしないのです。
    作品にコメント付きレビューなどをもらうことがあれば、この方ならば多分大丈夫だろうと想って遠征したりしています。
    どうしても自ジャンル以外のものは読めないとか、暗い作品は苦手、という人はいますから。
    わたしは雑食でライトなものからシリアスまで何でもいけるのですが、愕かせてしまうのは申し訳なくて。

    💐エッセイ最終回、おめでとうございます💐
    爆走されましたね。
    いい位置につけているので、中間は抜けるのではないでしょうか。
    あれ、豆ははこさんってメインは百合ものでしたよね。エッセイまであんなに巧いなんてすごい。
  • 朝吹様、こんにちは。エッセイ最終回へのご来訪ありがとうございます!花束💐も!
    はい、ありがたくも鐘古こよみさんにお読み頂いております百合小説、百合文芸が一応メインですが、星⭐200超えは俳句と今回のジャンピング土下座エッセイでございます。あとはざまあ系みたいなのに違う異世界転生もの、異世界短編、BL短編、恋愛コメディなど、色々でございます。
    少しだけ休みましてから、連載中のものを更新していきたいなあ、と思っております。
    中間抜け!実は今回の目標でございます。嬉しいお言葉、ありがとうございます!叶ったらいいなあ。
    エッセイ第2弾、とりあえずネタ手帳を用意したいなあと思っております。巧いのお言葉まで……感激です。鐘古さんへのレビューも素晴らしく、いいね!して参りましたよ!
    本当にありがとうございました!
  • 豆ははこさん

    最終回というか第一部終わりという感じですけれど、中間は多分通りますよ!
    順位が発表されたらまた読者がつきますし、一番ストレートに抜ける作品なので、大丈夫だと想います。

    ほとんどの作品が星きらきらで、素晴らしい成績ですね。
    百合なんてマイナーだし、星3とか6を沢山見かけるのに、俳句だけでなくそこにもちゃんと安定して集客されてビックリです。すごいです。
    ……というか、俳句、そんなにメジャーだったんですね。
    俳句を嗜んでいる人、多い気がします。
    web以外では見たことないのに(笑)
    カクヨムコンには応募出来ませんが、そのかわりにエッセイが撥ねてなによりでした。

    鐘古こよみさんの少し前の作品へのレビューにもいいねをつけて下さってありがとうございました。
  • 朝吹さん! またもや大号泣しちゃうようなレビューを拙作に賜りまして、本当にありがとうございます! レイテ島からの手紙、なんていい話ですか~~!!( ;∀;)

    夕飯作る前にちょっと覗いてみたらもう、涙が止まりません。玉ねぎ山ほど切って誤魔化すしかないですっっ(ノД`)・゜・。

    そして、そんな素敵すぎるエピソードを、拙作を読んで思い出してくださったというのが、大感激です!
    朝吹さんの中にある感動の泉が深く大きいから、きっと作品に込められた以上のものを受け取ってくださったのだと思います。

    ざっくり言うと「本は読者に読まれて初めて完成する」というような受容理論というものがあるのですが、それの最高形態では……という気にすらなりました。
    作品の完成度を高めていただき、ありがとうございます<(_ _)>

    来週末までは公開しておくのですが、大急ぎで書いてくださったのは、それまでに少しでも読者が増えたら……というお心遣いだと拝察いたします。実際、さっそく読みにきてくださった方がいて、効果抜群です!

    嬉しい応援を力に、公募用原稿の方の加筆修正も、もっといいものにするべく、頑張ろうと思います。
    本当にありがとうございました(≧▽≦)
  • 鐘古こよみさん

    公募に出す作品が分かったので、レビューを書くならこっちだったんじゃない? と大急ぎで書かせてもらいました。
    本のあとがき風やラブレター風に書くのが好きなので、異色レビューで申し訳ないです。

    「レイテ島からの手紙」神回なので、機会があればぜひ。
    もともとその日放映されるものの中では次点くらいのパートだったそうなんです。
    でも放映されるなり反響がすごくて、確か、なにかの賞を取っていたはずです。
    スタッフが「この方法ならはがきに書かれていることが読めるのではないか」と奔走するんですが、その熱意は、番組のコンセプトだったというだけでなく、本心から何とかしてあげたいという気持ちだったと想うんですよね。
    一度も父親と触れ合うことのなかった65歳のおじいちゃんが、晩年になって、母が遺したはがきを手に番組を訪れたわけですから。

    その姿とあの話が被ったんです。
    そして日本沈没(笑)は気になり過ぎる設定です。小松左京原作の古い映画、いいですよ。

    こちらこそいつもありがとうございます(*^^)
  • 朝吹さま、こんばんは!
    コメントのお返事をありがとうございます。
    (いつも楽しく拝読しています)

    ヒニヨルは星の数を間違えておりました😱
    今気が付いて、慌てて直しました。
    (時々手が滑ってしまうのです💧そそっかしくてスミマセン🙇‍♀️)
  • ヒニヨルさん

    いえいえ、ご丁寧に。ありがとうございます🌸
    星、何かの拍子にすぐに1に戻ってしまいますよね💦 
    いつもヒヤヒヤします。
    星☆
    星☆☆
    星☆☆☆
    をチェックボックス形式にして欲しいなと思うくらいです。
  • 朝吹様、近況ノートへのお祝いコメント、本当にありがとうございます!
    実はエッセイにはお星⭐さま、レビュー、pvとそれから月の俳句に企画からのファンアートも頂いておりまして、もう更新していなくても皆様へのお礼の近況ノートを書かせて頂こうかと思っています。

    「実は……もう少しで朝吹様にお祝いして頂けるかもなのですよ」と明日こちらにコメントをさせて頂こうかと思っておりましたら、まさかの……でございました。

    感謝感激、です。
    ありがとうございます!
  • 豆ははこさん

    ちらっと見た時に285くらいで、お? と想ってその次に見たら、295あたりだったんです。だから今日か明日にも300に届くのではないかと、ちらちらちらちら、お邪魔して見ていたんです(笑・怖い)

    300を突破する瞬間に立ち会えて光栄でした~。
    ここからさらに伸びるかもしれませんね!

    爆発的な跳ね方をする作品の話はたまにきいていましたが、まさか身近でそれを見るとは。
    これを覆すエッセイはなかなか出てこないと想うので、一位のよろこびを心ゆくまで堪能されて下さい💕

    💕おめでとうございます💕
  • 朝吹様、こんばんは(ノ・∀・)ノ
    嫁入りコンへのお祝い、ありがとうございます!

    ついに、今年もカクヨムコンが始まりましたね~。今年も出遅れ参戦の日埜和ですが、なんとか食らいついてます。笑
    今年は、作者同士の☆評価は低くなる設定で、読み専さんの評価が高いそうです。半分くらい減らされてるんじゃないかという話も聞きました。
    おそらく、☆爆へ対する運営なりの働きかけでしょう。
    いかに読み専さんから評価を頂くか。
    頑張って良作を書くしかありませんね!

    ちなみに、今年は異世界Fがえげつないエントリー数なようですが、ライト文芸は昨年と同じくらいに感じますね。
    お祭り期間は、なにかとトラブルも起きますが……無事に完走したいと思います!
  • 日埜和なこさん

    滑り込みで投稿した作品で中間突破ってなんだかカッコイイですね~✨
    最終結果はもう来月なんですね! ドキドキしますね(;^ω^)
    ということは中間を選ぶ時点で、どれを受賞させるかは、だいたい決まっているのでしょうか?


    自主企画は出しても、同じ企画にエントリーした方からの☆はカウントゼロなので、気楽に出しちゃっても順位には何一つ影響しませんが、メリットとしては知り合いが増えるかな?
    何となく、書き手さんのお名前を覚えていきますね。
    あと知らない作品に触れることが出来て、刺激になります。

    仰るとおり、人気ジャンルほど、フォロワー同士の☆が、かなり減らされているようです。
    参考→https://kakuyomu.jp/works/16817330667928009678/episodes/16817330668101011350

    星爆対策としてはそうなるのでしょうが、よーいドンで新作を投稿して、星三桁の人よりも、読み専さんが5、6人ついた人の方が上位という結果には、眼が丸くなりました。
    異世界ファンタジーや人気ジャンル、どれだけ減らしてるのかと。

    つまりですね、
    どんなジャンルであれ、意図的に読み専さんを外から招けると、瞬間風速にせよ、一気に上位に行くことが今回、可能っぽいのです。
    それは裏口ですから、やるかやらないかは別として、仕組みとしてはそうなるということです。

    柴田恭太朗さんという方が、毎日の順位変動を記録されておられます。
    そちらも参考になさって下さい。
    すごい労力でその熱意にびっくりしますよ!
  • 朝吹様、こんにちは。
    本日、カクヨムコン短編部門総合ランキングで豆と朝吹様が並んでおりました。嬉しいです。
    そして、柴田恭太朗様のランキング、毎日嬉しく確認させて頂いております。本当にものすごいご著作でいらっしゃいますよね。
    そして、昨日の豆の⭐300などへのありがとうございましたのお礼の近況ノート、朝吹様のお名前も出させて頂いております。
    本当にありがとうございました!
  • 豆ははこさん

    こんにちは!
    はい、そちらの近況ノートにどどんと名前が出ているのを見つけて、うわーと叫びながら画面を閉じていました。よそさまで名が出ているのを見つけるのは何度見ても恥ずかしいものですね。(*ノωノ)

    短篇総合ランキングで並んでおりましたか? それはそれは♥
    まだまだ期間があるので、これから重役出勤の方々が追い抜いていくんだろうな~と想いながらすでにコンテストは終了したような気分でいます。
    ちょっと長すぎですよね、二か月。
    短篇なら一か月で締め切ってもいいような。

    柴田さんの作って下さる一覧を眺めては、まだまだこんなにも全く知らない方々がいるんだなぁと遠い眼になっています。
    異世界ファンタジージャンルなど、応募者だけでも二千人以上いるようです。まさに大海。

    御作エッセイは一位で抜けると想いますよ!!(^^)!
    食事運だけであんなに沢山のネタをお持ちとは「持ってる」方ですね~💕
  • こんばんは。
    こちらにご報告して良いものか、と思いつつ、書き込みしてしまいます。
    例の作品をpixivに転載できました!

    また気が向かれましたら、近況ノートからお立ち寄り下さると嬉しいです☺️
  • ヒニヨルさん

    案内をありがとうございます。
    他の方は、削除される前にすでに読んでいた部分なのでしょうか?
    キャーキャーって云いながら、いま読んでます……。
  • 朝吹さま
    早速お読み下さって、感謝致します。
    今コメントのお返事させて頂きました!

    本編を書いた後、やっぱり描き足りなくて、袋綴じを単体で書いたのです。(抑えて書いたんですが😅ダメでした)

    朝吹さまにも、キャーキャー思って頂けて、嬉しいです(笑)
  • ヒニヨルさん

    想像以上にポルノでしたが、普通にアダルトものとしてドキドキして読むことができました♡
    懐かしのケータイ小説なんかだと、一位くらいになってしまう作品だと想います。
    あの肉食系の人……歴戦のツワモノって感じで、ホテルに行った時点で逃げ場なしですよね女子。慣れてるんだなぁ。
    でもいいですよね、安心して任せることが出来て。
    彼なら絶対に男性たちの中で、ああだったこうだったって武勇伝しなさそうだし。

    いいものを読ませてもらいました。ありがとうございました。そしてここのコメント欄、長すぎですよね。そろそろ新しい近況ノートを書きますね。


  • 朝吹様、こんにちは。近況ノートへのコメントありがとうございます!をと思いましたら見付けてしまいました、ヒニヨル様の……。拝読して近況ノートに感想を書かせて頂いて、豆の近況ノートに朝吹様へのお返事を書いて、ミニシアター短編様にレビューを書かせて頂きましてから今ここ、でございます。
    ネタバレなど、内容に問題がないかをお時間のございますときにご確認頂けましたら幸いでございます。訂正要など、即対応!いたしますので。
    そして、いつもお気遣いを誠にありがとうございます!
  • 豆ははこさん

    「映画館の怪人」へのレビューありがとうございます!
    レビューをあまりもらえない人なので、とっても感激しました。
    嬉しいです(´ω`*)

    謎のブラックボックス的な評価値で、この作品は200位くらいにいるので、このまま流れ去るとは思いますが……(笑)
    (同じ企画に出した☆30~40の人は100番以内に入っているので、ほんとうによく分からない)

    ヒニヨルさんのあれ、いいですよね。
    実は書きたい人、大勢いますよね。
    男性が参戦するとエロサイトになるので制限は必要ですが、完全版はpixivに誘導しちゃえばいいんですね。
    ああ、こうやってちゃんと書くことって実はすごく大切なことだし、もともと文学なんて格好つけていても、男と女が出てくるのならば書きたい根源はこれだよな、ってしみじみしてしまいました。

    こちらこそありがとうございました。
  • こんばんは。レビュー、大丈夫でよかったです。
    豆の近況ノートへのお返事にも書かせて頂いたのですが、以前お話しました⭐爆さんと誤解されないようにと朝吹様のご著作を拝読するのは控えめにしておりましたのを無事解禁できましたので、節度を保ちながらも多めに拝読させて頂いております。
    ヒニヨル様のあれ、素晴らしいです!大人のお話。ああいうタイプをかわいいと思ってしまうのは悔しいのですが。
    そうですね、pixivにはそういう利点があるのだなあ、と感心いたしました。
    ランキング、今は柴田様のご著作を嬉しく楽しく毎日確認させて頂いております。
    朝吹様の近況ノートの項目が増えますことが嬉しいです。お待ちしております。
    いつも本当にありがとうございます。

  • 豆ははこさん

    星爆さん、今回も次々とBANされているみたいですね。
    実はすっかり忘れていて、たたたっと連続でレビューしてしまい、さーっと青くなった日もありました。
    星爆はよくないことですが、人気ジャンルにおいては、気持ち的には無理もないと想うのです。
    異世界やラブコメジャンルは星三桁でようやくスタートラインで、星四桁くらいないと、戦えませんから。
    それに限られた期間で全員の長篇を全部読んでからレビューするなんて、無理ですから。

    pixivはどうやらかなり緩いみたいなので、こちらで書いた作品の完全版を向こうに出すのはアリですね✨


    近況ノートは、たまたま本日、某エッセイを読んで下さった方がいたのでそのネタで書きました。
    なので楽しんで頂けるようなものではなくなってしまっております汗
  • 先日はコメント付きのレビューを賜りありがとうございました。ご挨拶が遅くなり、大変恐縮ながら、本年中にお礼を申し上げたくコメントいたします。記事とは関係のない内容で申し訳ありません。

    特定の方にのみ感謝をお伝えすることに憂慮もありましたが、公募や自主企画を除いて初めて頂戴したコメントレビューのためご挨拶させていただきました。過分なお言葉ばかりを賜り、恐れ多い気持ちとともに、作品を執筆するうえで留意している点をご斟酌くださったことに感服いたしました。作者として幸甚のいたりで、何度も読み返して励みとしております。誠にありがとうございました。
    良いお年をお迎えください。
  • 蘆 蕭雪さん

    御作には、本当にびっくりしました。
    翡翠の柄のついた細刃で彫刻を彫るかのような、息の詰まるような、小説ではなく『文章の作品』といってもいいような、そんな印象を全体から受けました。
    表面上の真似事ではなく、あの文体をものにしているのがとにかく凄い。
    そこには登場人物たちを、彼らに相応しい言葉で表現したいというこだわりと同時に、誰に何を云われようがわたしはこの文章で書くのだという、蘆さんの矜持と美意識がうかがえました。

    他の方々も、蘆さんの作品には畏れ多くて、コメントレビューも書きにくいのではないでしょうか。
    安っぽい感想など、美術館の作品に子どもの丸文字のキャプションをつけるかのような具合で、御作の佇まいを汚してしまうような気がします。
    (わたしは、元から書きたい放題のレビューなので、そのまま書かせてもらいました)

    舞台が京都の回などは、「きっとあのあたりの、あの建物」と脳裏で知った界隈を想像しながら読ませてもらいました。
    アンティークの卓上にキャンドルライトが揺れているような、ステンドグラスがあるような、隠れ家的な料理店がとても似合う二人ですよね。
    「お腹すいたね」
    とふらりと通りすがりの中華料理店に入ったとて、氷見と浮舟、彼らの周囲には、糺の森のような森閑とした清潔な空気感が生まれるような気がします。

    近況ノートを拝読しましたら長野まゆみ先生がお好きなのですね。
    わたしはBL専門ではないのですが、好みであれば、とくに抵抗なく読みます。
    森茉莉の「枯葉の寝床」も好きでした。
    長年、鳩山郁子という漫画家さんの大ファンなのですが、きっとご存じでしょう。
    長野まゆみさんの小説の表紙絵を担当したこともある方です。
    鳩山さんは主に少年を主役にするため、御作の青年たちとは異なりますが、あの硬質な細い線は、どこか蘆さんの作品の浮舟に重なります。

    礼などまったく不要ですが、ご丁寧にありがとうございました。
    来年もよろしくお願い申し上げます。
  • ご丁寧なご返信をありがとうございました。
    お返事にお返事を返すのも、と思いつつ再度の書き込みをお許しください。こちらはご返信には及びませんので、ご寛恕くださいますと幸いです。

    本当に恐れ多いお言葉に恐縮しきりです。作品を深く読み込んでくださり、また作者としての意識までご斟酌くださり感謝しております。
    便宜上、「創作字書き」と名乗っていますが、朝吹様の仰る通り、小説ではなく「文章作品」を作りたいのだなと気づきました。新しい知見と自覚を与えていただきました。
    今後は「文章作品制作家」と掲げたいですね。

    カクヨムでは、特に純文学寄りの界隈は、小説の文学的価値を重視する傾向が強い気がしています。私見ですが、読者にとって、主題が伝わるような小説を好む方が多いのかと。朝吹様の作品も、「ひと粒の葡萄」などは、読後の余韻が読者に思惟を促すような名作でした(あくまでも所感で、互酬性に基づく寸評や世辞ではございません)。私の作品は、文章そのものが鑑賞の対象で、大衆には容れられにくいのかもしれません。

    拙作をお目に留めてくださり感謝申し上げます。登場人物の印象などを受け、彫琢の余地を感じるとともに、今後の執筆に改めて襟を正したいと思いました。励みにして、驕ることなく精進してまいります。長々と失礼致しました。
    交流目的ではないのでご容赦ください。
  • 蘆 蕭雪さん
    返信不要とのことですが、せっかくの新年ですので。
    あけましておめでとうございます♡

    交流はしているようで・しておらず、してないようで・しているくらいが丁度よいのです。
    よそ様の創作論でも同様のことを眼にしたのですが、「どんなに良好でも人間関係は負担が積もる」というのが真理ではないかと想っております。それが前提なので、人は人を思いやり、気遣い、適切な距離を保つものではないでしょうか。

    ご自身でもお分かりのとおり、御作は広く受け入れられる作風ではないと想うのですが、その代わり唯一無二です。ピンポイントで「これぞわたしが読みたかったものだ」という方が食らい付いてくる作品だと想います。

    文体に強烈な特徴があるので鑑賞物のようにして語らせてもらいましたが、もちろんそこには魂が篭められております。その魂とは蘆さんの描き出す登場人物たちの、琥珀に閉じ込めておきたくなるような心象と時間です。研ぎ澄まされた、蘆さんの筆力そのものの迫力です。

    こんなちゃらんぽらんな人間のところにまで、丁寧なお便りを頂戴し、嬉しく想います。
    ネットの広大な海の中にいる隅っこ同士、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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