愛読していた創作論、作者さまがひとまず完結にしてしまわれました。
愉しみが一つ減った……。
それでその創作論に、『星の数は信用』、ゆえに、星の多い作品しか読まれないのは当たり前という身もふたもない現実を書いておられたのですが、そうとも限らないところがあるじゃないですかー。
異世界ファンタジー枠、あそこは星の数は不信用ですよ。
『異世界F』において、星の数が三桁(ないしは四桁)ないと、ヨムに値しないとみなされてどう足掻いても這い上がれない。
こういう方々の救済は出来ないのでしょうか。
なぜなら、そういう方々って、
【星爆はやってない】方なんです。
フットワーク軽くあちこちに星を配って、調子よく最初の数話だけ流し読みして、「最高です!」「面白かったです!」くらいはコメントして、お返しに向こうもぽいぽい星をくれる。
そういうノリで☆を数百個獲得して、ひとまずのラインまで上がっていくというのが、異世界ジャンルでは中間層の様式として成立しちゃってる。
カクヨムコンの時なんか顕著ですよね。
それで星の数が多い人のところに「最高です!」「面白かったです!」とまたビギナーが星クレクレしに来て、また星が水増しする。
これは悪というよりは、書籍化したい若い方々がメインになってみんなで盛り上げていこー!というノリなので、罪のない現象なのですけれど。
そういうことは作品への冒涜だからしたくないって人は、めちゃくちゃ真面目なんだと想うし、まあ作品も真面目です。
さらには異世界Fだと、いきおい全ての作品が【大長篇】なので、軽い気持ちでさっと読むとかも出来ません。
評価するならきちんと読まないと……なんてやってたら、☆の投げ合いの中では、日が暮れてしまうわけです。
作家になりたいという意気込みをもって、あるいは心踊る気持ちでカクヨムに入ってきて、何十万字も精神を削って書いて、真面目な方ほど、PVゼロのまま。
あれ辛い。
異世界Fジャンルにいないわたしでも、長編をヨムとなったらメモを取りながら、しっかり読もうと想うタイプなので、やっぱり数日つぶれて、日が暮れるんです。
なので「最高です!」「面白かったです!」で次々と星を配りに行くなんて芸当、無理なんです。
やれば?
ところがそれが、作品への「冒涜にあたる」、
「芸術の神さまを裏切っている気がする」
こう想う人にとっては心理的に無理ということです。
わたしはちゃらんぽらんなので、そこまで厳格なマイルールを課していませんし、「頑張って!」という気持ちで一ページしか書いていない新人さんに星を贈ることだってあります。
というのも、そこのところを本気で厳格にしてしまうと、どれだけ渋いんだっていうほど、星を投げる動きが鈍化します。
それは自分が楽しくない。
ハートや星やレビューがあることで、その人が「明日も書こう」「書いて良かった」そんな気持ちになってくれるのなら、そちらのほうがはるかに良いと考えます。
だから、三桁以上星を持ってる人や大勢の読者さまがすでにいる人よりも、以下の人に、わたしは星を出してることが多いです。
でも異世界Fジャンルで、誠実に、真面目にやっていこうとすると、完全に詰みます。
レビュー1つとっても、ちゃんと読んでから……なんてスタンスでいると、その時間のあいだに他の人は☆を激増してしまっているんです。
他のジャンルもそうかもしれませんが、異世界Fジャンルに関しては、救済策があって欲しいなぁ。
また一人、何十万字と書いているのにカクヨムを去って行ってしまった方がいるので余計。
ボリュームゾーンについては星爆をする人たちの独り勝ちですから。
▶「魔女とりんごの花Ⅲ」
第三章が終わりました。
追いかけて下さった方、読んで下さった方、ありがとうございました。
というわけで「続く」になり、続きます。
あ、でも、なるべく早めに完結します。完結は7月中を目指します。
読んでよかったと想ってもらえるように鋭意がんばります。
まさか。
まさかあの短篇が長篇になろうとは。
長篇になると分かっていたならタイトルもうちょっと考えたかも。
可愛いから気に入ってますが。
毎日連載、しんどかったでーーーす!
寿命縮まってる気がする。
毎日更新してる方々、これが毎日ですから、すごいですね。超人。
次章からは、どんな形態で更新していくかはまだ決めてません。そして毎日連載なんかしていると他の事がまったく出来ません。
毎日連載しながら、企画ものにもコンスタントに出してる人、すごすぎる。
前回の長編は、進行中に♡をつけてくれるのが猫目孔雀さんだけでした。
あれはまことに申し訳なかったです。
途中で止めるにやめられないんじゃないかと想って、毎回「ごめーん!」って胸の中で拝んでました。
あとは、レビューを入れていただいてもピクリとも読者が増えないっていうのも、ああせっかくこんなに熱いレビューを書いてくださってるのに……ってそれも想います毎回。
うまくレビューが眼にとまったら効果絶大で、そのお蔭で巡り合えた人もいました~!
レビューは縁結び効果があります。まことにありがとうございました。
生き馬の目を抜く異世界Fではないのだから、こうしてゆっくりと、☆の数より「この人の書く作品が好きだ」と云ってくれる人が増えていくといいですね。
たとえ一人旅になろうとも精一杯書きますよ!
というかわたしの創作人生のほとんどが、読者ゼロのままの一人旅でやって来たようなものです。
せっかく読者さまが現れても、間に割り込んでくる自己愛性人格障害者がじょうずに悪口を吹き込んでブチッと遠ざけてしまっていました。
ターゲットが他の人に高く評価されたり、誰かと交流するのが一番ムカつくんですって。汚点の投影役として蹴り飛ばすサンドバッグのくせに勝手なことをするな! ってことらしいんです。知らんがな。
精神科医も「逃げろ」としか云わない、最強最悪の人格モンスター。
そんなモンスターに妨害されながら執筆するなんて経験はしないほうがいいですね。
異世界Fジャンルで肩を落としている方も、わたしの境地になればあるいは?(まったく自慢にならない)
ちなみに「正論・美談・被害者面」で外面を作り、ターゲットの周囲の人間を一人ずつ篭絡していく自己愛モンスターですが、瓦解する時は一気です。
蜘蛛の子を散らすようにみんな逃げていきます。
何故なら、やっている肝心の行動が、「下劣ないじめ」だからです。
外面の言葉はどこまでも正・善なのに、煽る行動は仲間外れやリンチ。これが自己愛です。
自己愛の洗脳に呑まれる人はフライング・モンキー(攻撃型手下)になります。
いやいや大人なんだから、「私には関係ありません」「その話、本人にも事情を確認しますね」でよくないか……?
親しい方がこの障害者のターゲットにされた時には、すでに神ポジションをとった自己愛から社会的にもボロッボロにされているはずです。
すみやかに自己愛と遠ざけてあげて下さい。