先月書こうと想っていて忘れてました。
コスメが好きな女子なら知らない者は多分いない、カネボウから毎年出ている「ミラノコレクション」というフェスパウダー(おしろい)があるのです。
卓上型と、携帯型が、年ごとに交互に発売されます。
容器のデザインが毎年変わります。
そのデザイン、昨今のシンプルな流行には完全に逆行していて、ロココ調なのが売りものです。
毎年、年度の後半に出てくるこの「ミラノコレクション」フェイスパウダーなんですが、なんと卓上型2024年バージョンは、デザインが天野喜孝さんなんです。
FFでみんながお世話になってきたあの天野さんです。
何があったんだー!
と云いたくなるほどの意外すぎる、突然の登用です。
見本をみたら、まあ綺麗。
もともとロココなコレクションではありますが、きれいにそこに天野喜孝さんの絵が嵌っています。
二種類ありまして、通常版・GR版に分かれています。
GR版のほうがお値段が高くて成分がよりしっとりです。
それぞれにリフィルがあるのとないのとが出ます。今年は器自体も金・銀に分かれているみたいです。
そこで、「ああ、うちの奥さんまたは彼女はFFが好きだから、ちょうどいいからプレゼントしようかな」なんて想った男性陣。
一応、本人にお伺いを立てて下さいね。
コスメは肌に合う合わない、質感が好き嫌い、色だのデザインだの、女子はうるさいので。
デザインが毎年変わるフェイスパウダーとして資生堂からは「スノービューティー」が出ています。こちらも今年は記念バージョンになっています。
あとはコーセーのINFINITYからも、毎年限定デザインでおしろいを出してますね。
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今どき原稿用紙に自筆で書いている人なんてほぼ皆無でしょうが、ひと昔前だと、
「先生、原稿用紙〇枚でお願いします」
そんな依頼のされ方をしていたわけです。この原稿用紙〇枚って、
「あ」
と書いても、それで一行が埋まります。
ところがネットの場合、
「あ」
は厳密に「」とあ、でシビアに数をカウントされます。
それでどうなるかというと、会話文、擬音語が少な目の、地の文多めの人の場合だと、書いても書いても書いても。
たとえば五万字と云われたとして、書いても書いても書いても。
ぜんぜん埋まらない。
そろそろかな~なんて想っても、ぜんぜん足りないの。
全然、まだなの。
その昔、夢枕獏が、原稿用紙の枚数を稼ぐために、
蹴った
蹴った
蹴った
殴った
殴った
殴った
って書くって云ってまして、その時は「ええ~」とやや引いていたのですが、原稿用紙の時代からいかにして指定された分量を稼ぐかは、みなさん頭を悩ませていたのですね。
▶「魔女とりんごの花Ⅱ」
前作の続編。
いつも、前中後編に分かれていてもまとめて一度に投稿してしまいますが、こちらは珍しく連載形式でした。
・一度に投稿してはいけない。
・連載形式にしないとPVというものは増えない。
そんな小技があるらしいのです。
わたしのところにはまったくご縁のないノウハウです。そんな中でも連載を追いかけて下さった方々まことにありがとうございました~♡
背景がファンタジーであっても青春ものはやること変わりませんから、普通に少年少女向けの物語になったかなと。
Ⅲを作る予定で切り上げてますから、いつかまた書きます。
▶「クリーム色の自転車」
クロノヒョウさんのアンコール企画にエントリーしたもの。
お題第六回~第十回のアンコール。
バラバラにみえて比較的つなぎやすかったのか、五回分全てのお題を入れてきた人も複数名いらっしゃいましたね。
▶「わたしのキモオタ君」
柴田恭太郎さまの三題噺に寄せたもの。
お題は「アイドル、公園、カエル」でした。
オタクというのは昔はもう本当に外観からして「オタク」という感じだったみたいで、お風呂入ってなさそうな、どよよんとして、なのに暑苦しい感じがひと昔前のアイコン?(ストレートな偏見)
先月他県に旅行に行ったのですが、アニメが好き漫画が好きというよりは一段階深い感じの、完全なるオタク女子のグループが聖地巡りなのかホテルのラウンジでアニメの話をしていて、身なりも小綺麗だし化粧もしてるし、ぜんぜん分からない感じでした。喋らなければ。
わたしはコミケとかに全く行ったことがなくてご縁もないままです。同人誌に関わる方々が夏と冬にみんなそわそわし始めるので、「生き甲斐なんだなぁ」と眺めていました。
殴ったら死人が出ると云われた分厚いカタログもすでに遠い昔の話で、今はカタログもきっとデジタルですよね。
そのうち会場もなくなって、夏冬の巨大コミケもネット上で参加することになるのかな(もうなってる?)
漫画の原稿を書くのも、今は手も汚れないし、製本もネットを通して発注出来てしまいますが、脚をつかって駆けずり回っていた頃のオタクさんたちには間違いなく、心身を投じた青春があったことでしょうね~。