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10の質問 その2

23日にクロノヒョウさんの企画、「地底に咲いた花」をテーマに一篇を終えたばかりなのですが、続いて第4回「エイル&クロノヒョウコラボ企画!」に参加しております。
現代ドラマ枠にしてみました。
今回は全員に感想を書くことも課しております。



10の質問系その2です。
残りに回答します。
①②③と⑨⑩に回答します。

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物書きさんへの10の質問。

①字書き歴
②初めて書いた作品について
③書く時のスタイル
④書く手順
⑤ひとつの作品にかかる時間
⑥気を遣っていること
⑦苦手なこと
⑧タイトルの決め方
⑨好きな漢字や言葉、その理由
⑩影響を受けていると思う作家


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◆①字書き歴
幼稚園から。
知恵の輪みたいなかたちから卒園までには文字になっていました。
女子はお手紙交換をやるので早めに覚えちゃいます。


◆②初めて書いた作品について
小説らしきものは小学校の高学年。
仲良しの3人でそれぞれ書いて、回し読み。
原稿用紙に書いて紺色の色画用紙で表紙をつけてホッチキスでとめて「本が出来た」と喜んでいました。
その頃からダーク路線寄りでした。


◆③書く時のスタイル
Bluetoothで音楽をかけ流しています。
いろんなお茶を揃えて、気分によって好きなものを飲んでます。
外で書くと珈琲1杯じゃ足りなくなる。


◆⑨好きな漢字や言葉、その理由
源氏物語の各章タイトル。
風雅にしてきりりと締まっているところが好きです。


◆⑩影響を受けていると思う作家
好きな作家と一部かぶるかもしれませんが、ものを書く上で学生の頃に影響を受けた作家の方々は以下。

〇登場人物の命に任せて書いていく手法のアレクサンドル・デュマ。
〇独自の美学を貫いた森茉莉のエッセイ
〇閉ざされた環境にありながら内的世界に王国を築いたエミリ・ブロンテ。
〇文章の可能性としてのマルグリット・デュラス。
〇歴史資料を無視し、詩人の感性だけで書き綴られた室生犀星の王朝文学。


森茉莉は完璧な小説を嫌っていて、尊敬する大好きな父親の森鴎外のことであっても、
「鴎外の小説はつまらない。頭が良すぎて精密な機械のように書きすぎて面白くない。唯一の例外は『舞姫』」みたいなことを云ってます。
小説は生きていること、ゆらいでいることも大事なんだということを森茉莉とデュマの作品から学びました。


〇番外
序盤でとっつきにくい小説は少し先からいきなり読むといいと教えてくれたプルースト。
真ん中あたりから読んで最初に戻って来ると流れに乗れたりします。
これはweb小説の長篇でもやっちゃいます。イメージ的には本屋の立ち読みです。
※推理ものには止めてます。

何度か同じパートを繰り返し読んでいるとその世界や文体に親しみが出来るのか、そこから一気に読めたりします。


以上です。

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