清浄な風を浴びるため、山の写真を載せておきます。
ツツジで有名な奈良の葛城山。登りごたえがありながら、道も分かりやすく、はじめてのソロハイクにもおすすめの山。疲れたら帰りは大和三山を眺めながらケーブルで下山するもよし。山頂のお食事処でいただける、ホワッホワのメレンゲが乗ったお吸い物が美味。なにかと素敵な山です。
かつて笹に覆われていた山頂は、開花を機に禿山となりました。
笹は地下茎で増殖する特性上、滅多に花が咲きません。
その周期は種によって60〜120年と様々ながら、実に長い。(あくまで人間の感覚ベースですが)
そして驚くべきことに、開花すると、あとは一斉に枯れます。
まあ私が創作で時折登場させる『終末』の光景とでも言いましょうか。
流石に笹の開花に遭遇するなんてミラクルは経験ありませんが、そんなエピソードが背景にあると、山の中に居るだけで、お前も色々あったんやな〜と思えます。
そして一世を風靡していた笹が居なくなったからといって、荒野へ、とはならないのが不思議なところ。
ヤマツツジがひょっこり散歩がてら広まっていったのか、人が植樹したんだったか。
その辺り、ちょっと忘れてしまったけれど、たまには適当でいいか。いや、いつも通りか。
とにかく新たな時代の幕開けです。
【いつかの写真】
今では葛城山の支配者に君臨するツツジ。
山ではおにぎり派ですが、変則的に持って行った、ローストチキンの切れ端を挟んだサンドイッチも良かったな。
-------追記-------
カクヨムコンの結果が発表されているじゃありませんか!
https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_short_2021今回は短編小説で参加していたので、そちらの話を。
トップに表示されている短編賞三作、紹介文を読んだだけでも面白そう!
▽▽▽存じ上げている方のご紹介▽▽▽
◉くれはさん『高校生女子、異世界で油圧ショベルになっていた。
https://kakuyomu.jp/works/16816927859387801177【短編小説部門・短編賞】
◉星都ハナスさん『クリーニング店あるある』
https://kakuyomu.jp/works/16816927859664647811【エッセイ部門・短編特別賞】
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おめでとうございます!