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早春ですね。連作短編はじめました

・結局、人生がうまく行くか行かないかの分水嶺は、自分の能力を正しく把握できているかどうかで決まると思う。
 無能でも、それが正しい把握ならば、その少ない才能を活かして、活躍することができると思う。
 逆に有能でも、自分が思うほど才能がなかった場合、さみしい人生になるのではないだろうか。


・初心者が、文章力を向上させる方法のひとつに、「そして」をなるべく使わないことが挙げられる。どうしても「そして」でなければならない、「そして」が文章の中で光り輝いて見えない限り、ほかの言葉に変えた方が素人臭が消える(と思う)。


・言葉の蘊蓄を垂れている人が、母国語なんて言葉を使っていると幻滅である。母国語なんて、不可思議な意味の言葉は日本語にない。あるのは、母語だ。というようなことを高島俊男が言っていた(権威を盾に逃げるわたくし)。
 インド人に母国の言葉なんて、聞いたら、どれだけの数があると思っているのだ。
 扶育者(母など)から学び、あなたが日常的に使っている言葉はなんですかとたずねたいのならば、母語を使うべきだろう。


・29日(にくの日)だったからだろうか、藤子・F・不二雄の「ミノタウロスの皿」が無料で公開されていた。
 藤子は、画面の余白の使い方がうまいよね。線もきれいだし。


・その人物が天才であると「説明」したときには、具体例を用いて「描写」したほうがよいことを、いまさら学んだ。
 森博嗣の「すべてがFになる」では、名古屋大学の数学の入試問題をすらすらと解く場面があったと記憶している。7は孤独な数字。


・カクヨム早春の短編まつりこと、KACに合せて、連作短編の第一話を投稿した。
 ジャンルは、現代ファンタジー(現代ドラマではないよね)。
 いつもおもしろいエッセイで楽しませてくださっている、日間田陽さん。すぐに星をつけてくださって、ありがとうございます。ほんとうに励みになります(星の数はあまり気にしませんが、星ゼロはつらいのです。もうこれで、星の数を気にしないですみます)。

「心の中を覗きたい」(日間田葉さん)
https://kakuyomu.jp/works/16817330658396543288/episodes/16817330658401434937
お暇な方、良質のエッセイがありますよ。ヤギかわいい。蜜柑食う~。

 いやあ、書いているとタバコの減りが早いこと、早いこと。家人にたしなめられた。
 本当に心の底から読まれることを期待せずに、書きたいものを書くつもりだが、少数の刺さる人には刺さってほしいとも思っている。
 商品名や曲名をそのまま使っているので、クレーム来ないといいなあ。来ても戦うけど(好戦的)。
 題名は、ラテン語にしようか、カタカナにしようか悩んだが、ラテン語のままにした。
 読み方すらわからないであろうタイトルだが、それで作品の雰囲気を表わしているつもりだ。なんだこりゃと思っていただければ、作者としては思惑通りである。
 人に読まれることを考えるのならば、タイトルは大事だが、今回は(今回も)、その辺を無視して書いている。
 その代わり、概要とキャッチコピーで、内容がなんとなくわかるように工夫したつもりである。


Procambarus clarkii Ⅰ
https://kakuyomu.jp/works/16818093072867921527/episodes/16818093072893808768

キャッチコピー:叔父(アメリカザリガニ)と私、ときどき、バアバ

概要:
※KAC用の連作短編。全十回予定。KAC終了後に一作にまとめる予定。
 Ⅰは全七話(七千字)

・あらすじ
 アメリカザリガニになってしまった叔父と「私」の奇妙な会話の数々


・主な登場人物

私……叔父がアメリカザリガニになってしまった中学二年生。名前は六文銭イチカ。

叔父……アメリカザリガニになってしまった男。名前は六文銭タカル。

バアバ……息子がアメリカザリガニになってしまった、「私」の祖母

2件のコメント

  • こんにちは^^

    KAC用の連作短編のお話を近況ノートで書かれていたので楽しみにしておりました。
    とても意外なお話しでしたがアメリカザリガニになってしまった叔父さんがとても興味深いです。
    お話しもすんなり頭に入り大変面白かったので長編になったら追いたいと思っております^^

    それと宣伝ありがとうございます!!!
  • ・日間田さん

    こんにちは!
    いつも近況ノートをご覧いただき、ありがとうございます。また、新作への評価ありがとうございました。ほっとしました。

    うちの親戚もやぎを飼っていました。こわかわいいですよね、やぎ。エッセイ、これからも楽しみにしています。

    ではでは〜。
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