本日は家族に頼まれて数十枚の折り鶴を折っておりました。
十枚程度なら軽いものですが、四捨五入すれば百になる枚数の鶴を折るのは正直ちょっとした苦行でした。
そんなことをしていたために書く方ははかどらない日となりました。
さて、カクヨムコン4の結果が発表されましたね。
受賞された皆様、おめでとうございます。
私は短編二作が中間選考を突破したので、ちょっと、……いえ、正直申しますと「ひょっとしたらひょっとするんじゃない?」とついつい調子にのってソワソワしてしまいましたが、まあ結果は御覧の通り受賞はなりませんでした。こうなると襲ってくるのは猛烈な羞恥心ですね。ああ、うっかり夢を見てしまった私のバカバカ。
しかし、今では読者選考をなかなか突破できな自分が二作品も最終選考まで残ることができたのは立派な戦績と考えても良いかなと前向きにとらえております。
何より二作品とも公開してほどなく勿体ないほどの応援や評価を頂きました。
「こ、このレビューをお書きになった方が褒めてくださっている小説って本当に私が書いたの……?」と慄くほどのおほめの言葉に、キャラクターが好きになりましたという声、全てうれしゅうございました……。
苦手な短編にここまでの結果を残せたということが、なによりもの糧になったように思います。
レビューをくださった皆様、応援していただいた皆様、ありがとうございました。
(……でもやっぱりうっかりコミカライズされたところとかを想像してしまったことは恥ずかしいのでなかったことにしたい)
そんな二作品の宣伝を、せっかくなのでしておきます。よかったら読んでやってください。
『村焼き姫と魔女の焼き菓子』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887629603国を護るために村を焼いたという過去の為に国民から恐れられているお姫様が、愛される姫になるものを探しに出た城下で出会ったのは、恵まれないものに焼き菓子を与える娘でした。これこそが愛されるものであると考えたお姫様は娘に焼き菓子の作り方を習うことにしたのですが……という、結末苦めな童話調のお話。グリム童話などがお好きであればお立ち寄りください。
作者は一応百合だというつもりで書きましたが、人によるかと思います。
『神話になり損なったありふれた暴力に纏わる物語』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887769568どこかの世界の大昔、戦に負けて敗走した氏族を率いる巫女は再起をかけるために創世神話を演じようとする。それに巻き込まれる形になった姫とその腹違いの弟、奴婢の少年が繰り広げる若干血なまぐさい物語。
去勢やら女装やら性行為やら各種暴力やらがありますのでレイティング三つ盛りとなっております。
これらの要素が苦手であればお避けになるのを推奨しますが、反対に関心があるよという方がいらっしゃいましたら是非。
――冷静に考えたら「コミカライズむいてねえだろ、明らかに」ってなりますね……。特に二つ目のやつってどうすりゃいいんだか。