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適材適所、そのほか更新のお知らせ。

先日、フォロワーさんから「ニッチな小説を書く人」という評価を頂いたピクルズジンジャーです。こんにちは。

そうか、ニッチなのか、まあ確かにどう考えてもマス向きな作風ではないな、残念ながら……と淡々と受け止めてつつもよく考えたらニッチってなんだ? となり、改めて意味を調べたりしておりました。

コトバンク、デジタル大辞林さんによるとこんな意味らしいです。

ニッチ(niche)

[名・形動]
1 西洋建築で、厚みのある壁をえぐって作ったくぼみ部分。彫像や花瓶などを置く。壁龕(へきがん)。
2 ある生物が生態系の中で占める位置。生態的地位。ニッチェ。
3 橋・トンネルなどのわきに設けられる非常用の退避空間。
4 《すきまの意》市場で、大企業が進出しない小規模な分野。また一般に、普通には気づきにくいところ。「ニッチ産業」「ニッチな趣味」

私の場合は4ですね。
まあ好き放題書けば隙間でひっそりやっていくしかないわな、とそんなことを思う土曜の午後です。



そんなこんなでニッチな連載作の続きを昨晩更新しました。こちらにどーん。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885611315/episodes/1177354054889620569

遠回しに本作の悪役にあたるキャラクターの来歴、目的を示唆しつつ、次回への展開を示唆しなきゃらならない回にてございます。ここ数回話し合ってばかりですが、ようやく動きある場面がかけてよかった。数回前にティーセットが乗っかったテーブルがひっくり返されるのやったばかりだろ、というツッコミは自分でやっておきます。引き出し少なくて申し訳ありません。

おかしなことを言いだす主人公、生意気な下級生をシメにかかるお姉さま、倫理観がシンプルすぎて対人関係に摩擦を生みやすい気質であることが明らかになった女児のヒロイン、目の前の痛そうな現実に誰よりも早く反応する少年、なんとしてもでも自分のしたいことをやり抜くためには非情にも卑怯にもなるお嬢様……と、なんとか盛り込みたいことを盛り込むことを優先しましたのでとにかくつかれました。それでもひさしぶりに話し合いと腹の探り合い以外のシーンがかけて良かった。本作の主人公は偏差値が高そうなわりにとんだバカタレですが、その分書き手にとっては使いやすいやつなので助かります。

なお、お嬢様の侍女たちの名字を今回明かしました。彼女らの来歴はスピンオフ方で(やや強引な感じで)触れております。興味ありましたら目を通してやってくださいませ。



話は変わりまして……。

昨年末、百合文芸コンテストに参加する目的でpixivに創作アカウントを作っておりました。
そこにはコンテストへの応募作と、魔が差して書いた某ゲームのR-18二次百合小説のみ置いて長らく放置しておりました。どうもpixivの小説機能は書くのも読むのも私には使い勝手が悪く、頻繁に使おうという気をすっかり失くしてしまったのですよ(やっぱりカクヨムさんは使いやすいですね)。

しかし二作品しか置いていないのは寂しいものでふと思い立ち、カクヨムではほとんど注目されずお星さまの数もゼロな自作小説を出張させてみたわけです。

すると、たった二日で約半年前に公開した小説二つの現時点でのブクマ数を上回ってしまいましたとさ。なんたることだ。一応コンテストに参加した作品など最終選考まで残らせていただいているというのに……どういうことだ?

古いタイプの四コマ漫画みたいな展開におののきそうになりつつも、カクヨムで公開して数か月、反応が芳しくなかった作品を評価していただくのは単純に嬉しいものでした。「続編希望」のタグまでいただいた時は拝みかけた次第です。

……まあ、妙な奇病で性転換してしまう少年二人(性別変わる前から両想いである設定)のラブコメ話ですしね……。カクヨムでは女子と女子ばっかりをメインにやってますので私の書くものを気に入ってくださる稀有な方々の需要を満たしていなかったこともあるし、ネタ的にもともとpixivの方が向いている作品ではあったなと冷静に分析した次第です。まさにニッチ。

カクヨムでも公開していますので一応リンクはっておきます。
どこまでもアホな要素しかないお話ですので、よろしければ気楽にお楽しみください。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886938598

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