が、よもやまさかこんなタイミングで発表されるとは思いもよらなかったピクルズジンジャーでございます。こんばんは。
短編二編、長編二編で参加していた所、長編は力が振るわなかったものの短編が二つとも突破するという私としては十分嬉しい結果となりました。
参加資格のあるコンテストにはこまめに作品を投げていたものの中間選考に残れたのはずいぶん久しぶりです。二編も残れたのならもうそれだけで感無量です。
今回参加した短編は二つとも投稿した時から熱い応援を頂いたものでした。
勿体ないほどのレビューを頂いたり、キャラクターを気に入っていただいたり……。どちらも勿体ないほどの応援を頂いた幸せな作品でした。
苦手な短編でここまでの結果を出せただけで本当に充分……嬉しくて泣きそう。
長編の方の結果は、残念といえばそりゃ正直残念ですがもともとの目的がどちらも「PVを増やしたい」でしたのでまあこれもアリです。
二つの内一つはそれなりに愛されている作品なのでそこまで悔しくはないし(期間中にレビューを頂いたのが嬉しかった……ありがとうございます)、もう一つは「せっかく十万字こえちゃったしとりあえず投げてみよう」というダメ元精神で投げてみた作品なので、まあ予想していた結果ではありました。
ただやっぱり完結しちゃった長編小説の新規読者さまを得る難しさには唸ってしまいますね……。うーん……、どうしたもんかしら。
まあ、元作品のクオリティアップが第一ですね。
各作品を応援いただいた皆様、ありがとうございます。皆さまのご声援あればこそです。
ほんの少ししか読めなかったのは心残りでありますが、中間選考を突破した作品の中に応援させていただいたものも確認いたしました。おめでとうございます。
嬉しかったものでお酒を少々飲みました。美味しい。
こういうタイミングでやらしいのですが、せっかくですので参加作の宣伝など。
・『村焼き姫と魔女の焼き菓子』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887629603普段ガチャガチャしたガサツでコメディー寄りの百合小説ばっかり書いてる私がたま~に書くフェアリーテール調のファンタジーです。普段書く作風の名残は、女子と女子の関係がメインということぐらいしかない、甘くて苦いお話となっております。
諦めを受け入れねば生き延びられなかった者にも矜持というものがあろう……というようなことを考えていたような。
・『神話になり損なったありふれた暴力に纏わる物語』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887769568これも普段書くものとわりと毛色の異なる、どこか東アジアくさい大昔の世界を舞台にしたレイティング三つ盛り小説。
あとがきに書いた通り、とあるアニメの、主人公サイドの人物を奮起させるがためにちょい役の女の子が辱めにあわされるシーンをみて妙に腹が立った結果「システィマティックな暴力を書かねばならぬ」という謎の使命感にかられた作品ですが、狙ったのとは若干違った形に結実したような……。
主人公の少年ツクがちょっと不思議な人になり「こんなキャラクターでいいんだろうか?」と不安になりましたが、気に入ってくださる方もいて作者としては非常に光栄です……。あんなんでよければ喜んで婿にお出ししたい。
・『マリア・ガーネットとマルガリタ・アメジスト、天国を奪い取る。』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884961908去年の一月から二か月ほど、ほぼ日刊で書き続けていたレイティング三つ盛りのヤクザ魔女っ娘娼館百合小説。ヤクザで娼館で魔法少女で百合です。なんかキワモノみたいですが、キワモノであるが故に百合であることと魔法少女モノであることはかなり真面目に取り組んでいます。魔法少女のタイマンと光り堕ちと、変身できなくなった魔法少女が変身できる展開が好きな人にお勧めしたい。
思い入れがある分ついつい思い切って参加を。お陰様で期間中に熱いレビューをいただきました。フォロワーさんも増えましたので私にとっては十分な結果と言えます。
・『人豚小戚、厠生活をやめアイドルを目指す。』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886975228変な世界観の変な近未来(しかもいろいろザル)、性格の悪くどうやら時空に鑑賞できる能力まで有する美人女優件歌手がかつて浮浪児だった自分に芸能人を目ざすきっかけを与えた一人の少女について物語るという回想録という形をとった時系列の入り乱れた一人称小説、一話につき二万字平気で越えてるという頭のおかしい構成、そもそも現連載作のスピンオフという「うっかり十万字こえちゃったから一応投げてみたけどまあ通るわけないわな」とハナからあきらめがついていた小説。中間選考突破するわけねえだろとは思ってはいたけどまったく読まれないのは堪えるな……という、今回の問題児です。
上に挙げたような小説なので、まあ読まれないのはやむを得なし。変な小説が読みたいもの好きだという方や性格の悪い女の子が好きな人、物騒なお嬢さんが好きな人、「るろうに剣心」では斎藤一が好きだったという人、昭和のアイドル歌謡が好きな人、悪堕ちしたお姉さんが好きな人はよろしければ読んでやってください。わけわかんねぇ……となった諸設定は現連載作に詳しいです。