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公開分のネタの解説。

久しぶりに連載作を更新したお報せのために更新する近況ノートです。

相変わらず文字数がおかしいのですが、そこはもうあきらめてください。

サブタイトルからお分かりの通り、今回、心身の調子が悪い時には自分の書きたいネタをとにかくぶっこんでしまうというクセが炸裂しており、とにかく好きな本ネタを入れ込んでおります。

一通り読んだだけなのでファンなどとはとてもじゃないけど言えないのですが、面白いですよねジェーン・オースティン……。
『危険な関係』という小説を読んだときにも思ったのですが、恋に溺れて下手な奴と関係をもってしまうと文字通り身の破滅って時代の小説はスリリングでとにかく良い。

『分別と多感』は、以前別作品に登場するキャラクターが読みたがる小説として出したことがあるのですが、まあそれぐらい好きな小説だということです。本当に面白いですよあれは……。戦国時代みたいな群雄割拠の世界だとか、外戚とかが出てくる後宮ものだとかそういった物語を書きたい人は一度読むときっと良いものが書ける筈と本気で思う。騙されたと思って是非……。「参考になんねえじゃねえか!」ってなるかもしれないけど、面白いから。面白いからぁ……読んで損はしないからぁ……。
中島京子さんの女城主小説『かたづの!』を読んだ時も、なんとなく頭にあった『分別と多感』でした。

『ノーサンガー・アビー』もやっぱり好きです。
なおジェーン・オースティン好きの先輩は『エマ』はあまり好きではないようですが私は好きですよ、エマ・ウッドハウス。

しかしやっぱりかなりうろ覚えになっている所があるので、一度まとめて読み返したいものです。

そういえば『ジェーン・オースティンの読書会』という小説も、その作者が書いた『私たちが姉妹だったころ』という小説も面白かった。まあ関係のない話ですが。


主人公が先輩に是非読めといって進める小説は、松村栄子さんの『僕はかぐや姫』です。何年か前にセンター入試の問題に選ばれたことでも有名な小説ですね。
青春小説の傑作だと思うのになぜか一向に復刊されないので非常に歯がゆい小説の一つでもあります(私は昔図書館で借りて読んだ)。なんでだ。頼むから復刊してほしい。

一人称が「僕」な文芸部員が出てくる小説としては触れておきたいという思いがあったものの、なかなかそのチャンスがなくようやく今回でその念願がかなった次第です。


……そんなわけで今回登場する本や小説の解説などをしてみました。

ずーっと後回しになっているゴシップガールの愛読書についてはまたの機会に。それではリンクです。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885611315/episodes/1177354054887611419


カクヨムコンの方は相変わらず「待てば海路の日和あり」の気持ちでやっております。できれば読んでやってくださいませ。私が元気になれます。

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