• 現代ファンタジー
  • SF

今はもうやってないゲームの思い出。

昨日の夜に某ゲームでの推しだったキャラクターさんがめでたくお色直しをされたということで(※なんとなく恥ずかしいので固有名詞をボヤかしてお送りしております。お察しください)。
そのゲームから足を洗って多分一年以上経ちますし、復帰の予定もありませんが、それでもやっぱり嬉しいものです。

ああ嬉しい、可愛い、かっこいい、良かったね……。なんか胸大きすぎてあれじゃアクションするたび胸の付け根に激痛走って大変なんじゃないかとか、へその形までくっきりでてくるスカートとは……? 等、気になることがないではありませんが、そういったものは推しさんの圧倒的な可愛さの前にはどうでもよくなるというものですよ。バディ的なキャラクターさんと並んだ時の対比も鏡像に非常にいい感じですし。

そもそも思えばこのゲームがブームをまき起こしていた頃、「非常にデリケートな問題をはらんでいる題材を弄ぶようなことをするのはいかがなものだろう?」とわりと渋めの印象を持っていたというのに、どこかで推しさんのファンアートを見た時に「……サーバーが空いたらやってみよう」となっていたのでした(そこからなかなか空かなかったので半年ほど待った)。

ツボに刺さるタイプの可愛さを前にした時、個人の主義主張がみせる踏ん張りなど脆くはかないもんですよ……。乳袋嫌いとか言ってたのにこんな体たらくですし。


まあそんな具合でしばらくこのゲームを遊んでいたわけです。
無課金でちまちまやっていただけなので全然強くありませんでしたが、それでも一時期は自分なりにのめりこんでいたような。

好みの子に限ってあんまり強くなく(推しさんがまずそうだった……)、プレイヤーにデレてきたりダメージくらうと半泣きになったりするようなあまりタイプでない子の方が後々強くなるので育てた方が良いと攻略サイトで書かれがちだったのが悩みでしたな……。基本的に天井とか石ころになって作品世界を俯瞰したいというタイプのオタクなので、プレイヤーに露骨にデレてくるキャラクターが好きじゃないのですよ。

なので、ツンケンした態度の子たちを集めては重点的にレベルを上げ、ちょっとずつ強くしてゆくことなんかを楽しんでおりました。
おちこぼれや半端モノたちを集めたチームを育てて強くする学園ドラマやスポーツものドラマがよくありますが、「ああいった作品に出てくる監督の気分はこういうものか……」という感慨を味わっていたものです。

あと、率先して「ここは私に任せて!」みたいなことを言ってくれるような、気が強くてしっかりものの頼れるバイトリーダータイプの子は指示を与える立場になってみるとなるほど可愛いものだなあ……てなことに気づかされたりしておりました。
一時期このゲームと並行して文豪のゲームも遊んでおったのですが、やつらは文系のせいかすぐいじけるしスネるし不思議な言動をするやつはいるしで心理的に大変だった……。
文豪の付き合いがめんどくさくて疲れた後に、こっちのゲームに戻ってやる気満々なキャラクターに接して活力を分け与えられたような思いがしたものです。
そういえば、中学の時の体育の先生はバレーボール中に率先して声を出しトスに入るような女子を露骨に贔屓する所があって苦手だったけれど、こうしてみると贔屓したくなる気持ちもわかるなあ。「声出せ声だせって言うけどバレー部違うんやしどうやって声出していいかわからん。出しようがない。出せっていうなら見本を見せて欲しい」とかいう理由からコート内でぼーっと突っ立ってるようなやつ、そりゃ可愛くないわ……と中学時代のしつこい恨みを水に流すきっかけになったりしたものです。何がどう人生に作用するのかわかりません。※でも教職員による生徒の依怙贔屓、ダメ絶対。あとバレーボールなどという球技は好事家だけで楽しむがよい。


なお、基本的にこのゲーム、「なんでだか知らないけど艦船が人間に見える特種な人間が指揮官に選ばれる(ゲーム内で妖精ということになってるキャラクターがその世界の人間)」という「火の鳥 復活編」をおもっくそ流用した脳内設定で遊んでいました。



……あまりこのゲームの思い出を総括するような場所と機会がなかったので、せっかく喜ばしいことがあったのでちょっと語ってみた次第です。


ちなみに本文中でディスったみたいになった文豪のゲームですが、ああいう面倒くさいところが可愛かったりもしたので途中までは楽しんで遊んでいたのですよ……? ただ、ゲームを二つ並行してやる余裕がなかったのと、ガチャ運の無さに心が折れてしまい、続けられなくなったのでした。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する