天川

一万円でＪＲ東日本の全線を丸一日乗り放題という甘言に乗せられて、ただ遠くに行くという一点をテーマに、ほぼほぼ無計画に出かけていった一人旅のリアタイ紀行文。 あるのは空気感だけ！w

この物語がフィクションではなく、どこかに実在することを願っています。そのためにあなたも夜空に星を探して願ってください。流れ星を見つけたら３回願ってください。そうしてまずは私達の心…

繁華街で自転車を盗むバカはいない。賢い彼はそう言ってコンビニに入っていった。私はバカで彼の自転車を盗んで漕ぎ出した。

寝る前にうどんを食べたくなってしまった私は、冷蔵庫の野菜室を開けた。 それから片手鍋に水を入れて―― 勢いだけで書きました。 キャベツうどんを作って食べるだけです。 http…

同じ会社の既婚者の男性に思いを寄せる早紀。 叶わない恋だと知りつつも、気持ちを忘れることができない。 しかしある日、早紀に思いもよらないチャンスが舞い降りる—。 ラストまで読ん…

幼なじみとの話から　かつて楊枝作りの職人がいたことを知る 材料のクロモジは今や県のレッドデータブックで絶滅危惧種となっている クロモジを存亡の瀬戸際に追いやったものは何か考えてみた

あなたの幸せも僕に教えて欲しい。僕もあなたもきっと幸せを編んでいる。 ワンクリックで何でも手に入る時代、編み物を趣味にして靴下から猫ベッドまで色々編む僕の独り言。 あなたの編…

家族関係と、性と、肉体に関する小説です。 ※本作にはかなり強めの性描写があります。苦手な方はご注意下さい

　AIの発達により、人がAIに囲まれて働く環境が普通になった２０３X年。 　東京郊外にあるファミリーレストランで働くリョータは、疲れ果てて疲弊していた。このレストランで働く唯一…

AIが作成したという作品の要約—— 会社の屋上でりんご齧ってたら、クールな後輩がりんご好きだって言うから反対側から齧らせて、それが日課になって、宇宙は孤独か？って聞かれたから、…

傷心につけこむはずがつけこまれる話です

病弱な小太郎は母を食べ鬼と化す。人を喰らい続ける中、鬼を討つ「久遠」に出会う。母への想いを抱え、己の罪と向き合う小太郎の最期に待つものは……

　家族を亡くした少年フォンは、初めて会う伯父とともに砂漠の星で暮らすこととなったが、なじめなくて家出する。初めて見る「月」、「砂漠」、そして「灯台」のような町。新しい世界を受け入…

案理と苺美と、私達3人は防波堤に座って海を見た。

　ふっと思い出に浸ろうと思い立ちました。そして出来上がったのは一冊の本でした。

犀川よう様の自主企画、さいかわ卯月賞参加希望作品です。 女子学生を庇い、交通事故にあい、昏睡状態にある妻。 彼女は、桃の花を好んだ。 だから、わたしは妻に見せたい。 妻が、春の…

この物語りは、現在、大問題となっているあの話では、全く、関係ありませんよ。 ほんの少しだけ、出ては、きますが……。 この作者の、「妄想」による、全て完全なる「創作」です。 …

「フルーツ　はやさか」は、昔からあるまちの果物屋さん。 でもね、実はこのお店、選りすぐりのフルーツも魅力なのだけれど、新鮮な果物を贅沢に使った「フルーツサンド」が絶品なのよ。 …

あかせあかりさんの『いつか叶えたくて』を聞きながら、ヤングケアラーを題材にして書いてみました。全４話。 本編ではひとり親の家庭で、大人の代わりに家事や家族の世話をする子供の話とし…

今年から就職活動がはじまる。新年会で熱心に就活をしていた在坂先輩に相談したかったのに私は連日の報を見てどうするべきか悩んでいた。彼女はアナウンサーになりたかったのだから。

小学一年生だった私は、初めての創立記念日に暇を持て余していた―― https://kakuyomu.jp/user_events/16818093092629321894 お題…

アフリカの子どもと日本の私。はたしてどっちが幸せで、どっちが不幸なのか。

NOVEL DAYSは5月（注：2023年）にカクヨムを逃げ出した私の退避先でした。そこは多分みなさんにはなじみのない謎のサイトだと思います。 この小文では、私が実際にNOVEL…

　これは私の下の娘が川崎病になった記録です。どんな症状から始まり、どのように経過を見守ったのか。不安な気持ちも悲しい気持ちも、思ったままの正直なものを綴っています。 　私が書い…

森林保護官の青年・風人（フウト）は、冬の日のパトロール中に１羽の白鳥を見つける。 白鳥は鞭で何度も打たれたような怪我をしていた。 管理小屋へ連れ帰り、怯える白鳥を宥めながら治療保…

　公園で見つかった男性の遺体。彼の部屋には大量のプラモデルが……。 　彼はロボットアニメのプラモデル製作で有名だった。 　そこから、ベテラン刑事と若手刑事が導き出した結論とは？ …

──気に入らない奴は辞めさせる。 パワハラ部長を謹慎あけに待っていた衝撃の事実とは……

アレが好きだった。 けれど、ソレは存在自体消されそうになっている。 俺はそんなの認めない。 アレをもう一度、再現してみせる。

僕の飼っているメスのヘビが、突然ケージからいなくなった。 数日後に戻ってきた彼女は、その理由を僕に説明した。しばらく異世界に行っていて、そこでドラゴンになって暴れていたというのだ…

犬のおまわりさんのもとに、龍が落とし物を尋ねにやって来た。鱗が一枚抜け落ちてしまったのだと言う。届けられていた鱗を、犬は手渡そうとした。が、やけに大人しい龍に疑問を抱いて――？

上古、神話と伝説と物語がまだ口伝にて伝えられ、ない交ぜであった時代から、歴史が編まれる時代へと変換する激動の時の物語

　辛い過去・思い出したくない出来事がある人に、それを大切なものだと教えてくれる物語を送ります。 　中学校の三年間、命を捧げてきた部活が終わり二週間が経った。千歳(ちとせ)は書店の…

職場の先輩に恋をする私。 報われなくてもいい。 ただ、そばにいられるだけでよかった。 けれど……。 けれど偶然、先輩の衝撃的な秘密を知ってしまって……。 好きなひとにどれだけ拒…

信長の家督相続から本願寺降伏の時まで、一貫して織田株式会社の専務取締役だった佐久間信盛は、天正8年8月に突然追放されます。この追放劇を考察しながら、信長と織田株式会社の実像に迫っ…

854回の「満月」。一体、そのうち何回を「彼」は見上げたのだろうか？ 2023年3月16日と記載された「満月」はどんな音楽を奏でる「満月」だったのだろう？ 記録された「言葉」…

　5年前のクリスマス、氷は死んだ。それは雪にとって、最悪のクリスマスプレゼントだった。 　今年もまたクリスマスがやってきて、春人は雪にクリスマスプレゼントを届ける。

　光は彼女の遥に、通天閣の上でプロポーズすることを決めた。 　しかし、通天閣の天守閣に向かうエレベーターが遥を乗せたまま、時間が低速化してしまう。そのエレベーターが通天閣の天守…

☆『カクヨムコンテスト10【短編】』応募作品 ☆『お題で執筆!! 短編創作フェス（第2回お題　雪）』参加作品 真っ白な純白の雪が降る。 ボクの目の前には一面の銀世界が広がってい…

雰囲気が良いからと休みの度に通っていた喫茶店。 ひょんな事から店主の娘の杏《あんず》との仲が深まり、色々と交流を持つ事に。 そこから彼女の猛アタックが発動して……？

　離婚したくない男は、元カノから不倫をネタに脅され、当の不倫相手から元カノの殺害を持ちかけられる。

白いスニーカーをはくことで得た思いを伝えたくて書きました。つまらないことかもしれないけれども、人生の選択は全て自らが行っていることを自覚する良いきっかけとなれば、と。自戒を込めた…

とある家族の一日についてのお話 普段は絶対に言わないのに、突然掃除の手伝いを申し出てきた息子たち。 何かあるな、と思いつつ申し出に応じると……。 _____騒がしい１日が始…

クリスマス目前の夜、笹川桜次郎は、幼い頃に見た吹雪の記憶に突き動かされ、生まれて初めて吹雪の中へ足を踏み出した。 寂しくも美しい夜は、桜次郎をそっと包み込んでいきました。

高校生が出来るおしゃれは限られている。校則が厳しい高校なら、尚更。だからといって全員が諦めているかと問われるとそんなことはない。意外なあの子が、おしゃれをしている。

大切なものを失ってそれでも生きようとする人間の為の物語。みんなそれぞれ悩みを抱えていて、消えかかりそうな命の灯火を消さないように消さないように、支え合っている。あかりとゆらりの出…

大学の授業で、後ろに座っていた可愛い女の子と面接の練習をすることになった 名前も学部も知らない子だけど、なんかすごく感じがいい もしこの子と付き合えたら、どんな大学生活になるのか…

長いこと刑務所暮らしをしてきた男が、出所後に困らないように世の中の仕組みを学び直す試験を受ける話。 勝手な想像で書いたので、実際がどうなのかは知りません。 無用な突っ込みは減点…

ある殺し屋は、先輩の前にいた。 それは、殺し屋時代にお世話になっていた先輩だった。 彼は先輩との約束を果たしたと、告げた。 感情を出してはいけなかった殺し屋。 元殺し屋となり、涙…