にのまえ あきら

読み終えたあと、すっと生きようと思える連作を組みました。 好いと思ってもらえれば幸いです。 第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト 二十首連作部門

高校二年の冬のある日。 トイレから寂れた購買に戻ると、美人と噂の転入生がいた。 たのしい会話劇を目指しました。 純粋に楽しんでいただけたなら幸いです。

感染率100%、感染した人間の66.6%が死に、33.3%が死妖として生き返る死妖病が感染爆発を起こしてから半世紀以上。 戦役の避難民として人類最後の安全圏〈終局都市〉にやってき…

pixivの方で書いたたんもしSSがブックマーク100行ったら新しいの書くよと言って書いたSSです。 『ハロウィンはお菓子がないとこうなる』という題名でカクヨムにも出しているので…

元々pixivに出していたのですが作者直々にカクヨムで二次創作正式許諾されてますよと教えていただいたので出しに来ました 2020/10/31にハロウィンであり、たんもしの作者で…

最先端医療技術によって薄弱の運命を乗り越え、遂に世界公演を成し遂げた〈声無き歌姫〉ミザの最終公演を記念して、とある人に向けて送られた手紙と『空白の一年』について綴られた日記を特別…

祭りが佳境に差し掛かる。 もうじき舞が始まる。 僕らは祭りを終わらせる。 この作品はWeb光文社文庫Yomeba! のショートショート第12回テーマ「祭り」に応募しよ…

『自分は主人公になれない』と気づいた少年は、ある決意をした。

朝、憂鬱な気持ちで歩いていると街角で素晴らしい音楽を耳にした。 それだけでなんとなく良い日に思える。 けれど、どんな音楽か分かればもっと良い日になるはず。 なればこそ、音を綴った…

僕には死んだ人が見える。 そして四年に一度、僕は君に会える。 ※この作品はカクヨム『KAC2020〜カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ〜』一日目お題『四年に一度』に…

進化か、あるいは神罰か―――― 一定以上の時間、音を聞き続けると死んでしまう世界。 それでもピアノを弾き続ける君に恋をした僕は、世界一美しい自殺を提案する。

金髪碧眼クォーターのお嬢さまと天然入った主人公が彼女の姉である天才イラストレーターについて話す百合短編です。 週間や月間連載のマンガ雑誌にときどき載っている、『これから長編が始…

阪島莉結（さかしまりゆ）は現在、呉島悠璃（ごとうゆうり）と共にゲーム作りをしている。 自分たちのゲーム作りの参考になるのではないかと〈百合×ゲームクリエイター〉の要素を含んだゲー…

KAC初参戦。カクヨム三周年記念選手権七日目お題『最高の目覚め』の短編小説です。 オリジナルの落語っぽいものを僕なりに小説として作ってみました。楽しんでいただければ最高です。 …

『X→LIST +』様のメル・アイヴィー企画参加作品「メル、愛してる」に関するあれこれをまとめました。 益体も無いことがひたすらに書き連ねてあります。 僕を知ってる人がこれを読ん…

「やあ、目を覚ましたかい？」 目覚めた時、少女は見知らぬ部屋で見知らぬ人と共にいた。 何一つとして、自分の名前さえ覚えていない少女に、見知らぬ人が言う。 「これからよろしく…

ーー消えた記憶を求め、彼は今日も世界を駆ける。 この世界には魔導が存在する。 それに伴った魔導現象や生物も、少なくなったが消えてはいない。 主人公、形無貴己《あらなしたかみ》は…

　原初の無。全てが『　』だった。時さえ何物にも及ばず、『　』さえ『　』足りえなかった。虚無の中、『　』から全てを創造するべく、神と呼ばれるものは世界を七日で構築した。 　そして五…