「100日後に精神を病む近況ノート」の連載から三ヶ月が経過した。
これを出した当時は、仕事の都合でしばらくは次は書けないと思っていたので、そうならなかったのは嬉しい限りだ。
薄氷の上にいるのは変わりがないが、何とか見通しが立ったことにホッとしている。
本作の反応に関しては、まあ概ね予想通りだった。
おすすめレビューのために読んできた作品にも、遥かにぶっ飛んでいて、際どい作品は幾つもあった。
印象に残るほど、個性が強くなかったのだろう。
今年、来年あたりに書き終えたい小さい作品と、向こう十年あたりで何とかしたい大きい作品の候補が浮かんでいるが……どれも地味で捻くれている。
せめて、書き手の執着が感じられるように妄想を膨らましておこう。