https://kakuyomu.jp/works/16817139557167329916/episodes/16817330656000224056「沼蛇の魔女と石の巨人」 第7話 魔女、買い物をする(その2)
せっかく執筆がはかどるはずのGW中、残念ながら実に心身低調、どうにも筆が進まず。「桜紅葉」が大きな山を一つ越えたので、なんとかこちらだけでも進めてみました。
なので、今回は我ながら若干「雑」かなぁ、などと……ちょっとやっつけ仕事感があります。もう少し情景状況やら心理描写やら細かく詰めた方が良いのでは、と思いつつ。
あまりいつもの癖でみっしり書いてしまうと、「ライトで親しみやすく」という、こちらの作品の当初のコンセプトからずれてしまうし、文字数も増えてしまうし、さらに言うと。
この「買い物」編、どうかんがえても脇筋というか寄り道というか。白魔シモーヌの待つ魔城にさっさと旅立ってもらわないとお話が進まない(汗)。
迷いながらも、ここは少々はしょるべきと考えました。はてさていかに。
ヒロイン・オーリィの今回のあの実にハシタナイ「Y談」シーンについて。
もともと本作は「原作」の「蛙売りシリーズ」のスピンオフ、元のキャラ達をどうアレンジするかが旨味ポイント。原作のオーリィは「おっとりおしとやかの陰に隠した激情」を特徴としているので、本作ではそれを裏返し。「自由奔放ワガママ勝手の陰に隠れた純情」を見せどころにしたい。そのために語らせたY談です。
あるいは、原作のオーリィの娼婦であった時の姿を彷彿とさせる仕掛け。
お色気具合もまぁあの位なら各方面ご勘弁いただけるかな、と思っています。
テツジ君は少々気の毒でしたが(ニヤリ)。