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沼蛇の魔女37:混戦模様のまま第三章終了、第四章へ

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沼蛇の魔女と石の巨人 第37話 魔将軍ゾルグ

「騎士団」とは決着がつかないまま、さらに新たな中ボス登場の巻です。
 サブタイトルで既にバラしてますが、その名も「魔将軍ゾルグ」。シモーヌに洗脳され味方の一人が敵に寝返るという、ありがちながら、しかし、これは書かざるを得ない展開。何しろ早くからシモーヌの【魅了】の能力は明かされていますし、なんならキャラ紹介にも書いてある。それを使わないというのは勿体無いどころかむしろ不自然ですから。

 そこで誰を?となると、候補は男性キャラ四人。
 ただいくら何でもテツジだとパワーバランスが崩れ過ぎる。一瞬で遊びが終わってはシモーヌも面白くないでしょうし、彼女はそれはしない。
 メネフ君にはお話を転がしてもらわないといけないし……「リーダー不在」というシチュエーションも面白いとは思ったのですが。
 ベンだと、それを実現すれば実はかなりの強敵として設定も出来るのですが、そもそも彼、ぬいぐるみっぽい&子供っぽいで男性っぽさが無いのでこれもなんか違うかな、と。
 ……ここはまぁゾルグです。元々陰の部分も持ち合わせたかなりの曲者、いい「悪役」として立ち回って貰えそうな予感がしています。

「予感」?そう、実はこの裏切り展開、かなり突発的な思いつきなのです。作者である私にも、この先どうなるかまだよくわかっていない(汗)。

 さぁどうやって、想定していた展開とすり合わせていくか?

 それを考えるためにも(え)、今回で第三章を最後にします。
 次回から第四章「魔女相剋編・混沌」と銘打って仕切り直し。怪馬や魔将軍との対決と決着、そしてここで軽くネタバレしますが、アグネスがらみで「聖槍出現」という大イベントが待っています。
 で、冒頭にオーリィと出来ればシモーヌの過去話を挿入して……これからのネタを考えて整理消化する時間を稼ぎます(コラ)!

 お楽しみに。
 あ……そう言えば第三章って、熊しか倒してないや(やれやれ)……。

※☟本文スクショはゾルグが洗脳されるシーン。

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