https://kakuyomu.jp/works/16817330666557495210/episodes/16818093089352414073怪異さまナー☆TSU・CHI・NO・KO そのジュウハチ 妖総大将(そのイチ)
大ピンチのノッコと早苗に、最強の男が救援に駆けつけるの巻。
今回は取り敢えず二人をレスキュー、次回「そのニ」で八ッ神恐子とバトります。
……いや実は、決着まで行きたかったのですが、少し長くなりそうなのと、場面的にも字数的にもいい感じなので。ここで切りました。
土屋先生こと、土蜘蛛。日本最強の大妖怪という設定ですが、これまでその実力を見せる機会がなく。いや、彼は姉妹作「逆理桜紅葉」にも登場しているわけなんですが、あちらでは何しろ、対する蛇神があまりにも強すぎた。完膚無きまでに敗北していて。ズバリ、カッコいい場面って無い。
本作にて今回、そして次回、満を持しての大活躍です。
……現役女子高生・早苗と超歳の差キスシーンなんかもありますし(重要)!
いやその、このキスシーン、次回以降のお話に実は大きな影響がありますので。一先ずあらやだムフフ感をお楽しみいただいて、それからよく覚えていて下さい。
細かい点を一つ。呼び方が土屋(先生)だったり土蜘蛛だったり、話し方が現代語だったり時代劇調だったりしますが、表記ゆれではなくて。作者としては狙ってやっています。例えば仁美の視点からは彼は土屋先生ですし、槌の輔にしてみれば土蜘蛛殿と呼ぶのが自然。逆にこちらから話す場合も、例えば八ッ神恐子に対しては現代人の(そしてノッコの父としての)土屋の言葉を使う、という感じ。
まぁただ、これは私の悪い癖というか独りよがりというか。「麗しき蛙売り」でオーリィに「私」と「わたし」を使い分けさせた時の無駄なこだわり再び。
これ、効果出てるのか読みにくいだけなのか……さてどうでしょう?
☟本文スクショはその問題のキスシーン。