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魔女:今回は少し長めになりました

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沼蛇の魔女と石の巨人 第8話 魔女、買い物をする(その3)

 でも買い物は終わらなかった(汗)。
一応、次回で「巨人のシャベル」が登場し買い物編は終了、そのシーンをイントロに、いよいよ一同が城で侯爵と出会う「謁見編」になります。

 鍛冶屋の老人・ドワーフのグノー。実はこの先出番の無い人物ではありますが、彼の人物像にはちょっと筆を割きたかった。
 「頑固一徹、しかし情にもろい」という、ある意味ひねりの全くない「昭和の爺さん」キャラ。やはり私の世代としてはすごく……書いてて気持ちがいいんです。
 それと名前でお分かりの通り彼は本伝「蛙売り」シリーズの、長老モレノの補佐役・助役頭グノーのアレンジキャラなわけですが。「蛙売り」シリーズの方ではちょっとキャラ造形が物足りなかったというか、もっと出番を増やしたい人物だったので。こちらでサービスしてみた次第です。
 さらにもう一つ。本作には「三種の神器」的なアイテムが登場します。RPGでお馴染みの伝説の武器集め。やはりこれは(一応)ポップな作風を狙いたい本作ではやってみたいかなと。メネフの「朝日の盾」、テツジがこれから手にする「巨人のシャベル」、そして最後の一つが……これはずっと後で登場予定。このアイテムにグノー親方が絡んでくるので。ちょっと覚えておいて下さい。

 あと今回の見せどころは、テツジの語る彼の過去物語。まだ片鱗というか、彼とオーリィの出会いにはもう一つドラマがあるのですが、それはお後のお楽しみ。
 一度この心優しい巨人のキャラをはっきり打ち出す必要があるだろうと思い、これまた筆を割きました。

 最後に、上に伸び上がったり下に這ったりと忙しいオーリィのアクションw
 ラミアである彼女のビジュアル的な面白さを表現してみたかったので。

 そんなわけで、大体一話3000字くらいに収めようと思っている本作ですが、今回はちょっとたっぷり。次回は新展開のイントロなので短めの予定です。
 多分、侯爵が顔出してそこで続く、になるのでは、と(汗)。

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