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「沼蛇の魔女と石の巨人」第6話「魔女、買い物をする」(その1)

 ああ、またその1がついてしまった(苦笑)。この買い物エピソードは、一話で終わらせたかったのですが、無理でした。お城でメネフの帰りを待ってる侯爵が気の毒だ。
「で?私はいつまで待てばいいのだ?」
……マダム、貴女ももう少しおまちを(苦笑)。

 メインで書いてる「桜紅葉」が実は難航してまして。でまぁ、そういうときに箸休めで書くのがこちら。一話は短めで、軽いタッチで進めると決めています。3000字以下といういい感じの長さまで書けたので、ここで一区切りつけて公開しておくことにしました。

 オーリィとテツジが市場に行く、というこのシチュエーション全体が、旧作「麗しき蛙売り」の「市場にて」のオマージュだということだけ、おまけで。

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