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雑談回➂ 雑感と謝辞

こんばんは、流しイモです。
今日も今日とて雑談回になります。今回の内容はいつもより多めで。

目次
➀色々な自主企画に参加させていただいて
➁自主企画するか、しないか
➂公募作品『内なる……』の小話
➃『空虚に……』への謝辞

まずは一つ目、新作短編『天道虫を抱いた男』の公開にあたり、いくつかの自主企画に参加させていただきました。中には、主催者様から直々に感想をいただいたこともありました。すごい上から目線ですが、こういった心優しい人ってこの界隈では本当に稀有な存在だと思います。評価し合ったら、さらば! というのが基本だと思ってますので。

それを受けて、わたしも自主企画を開こうかなと。小説の勉強を兼ねて何度か批評企画を開いたことがあるのですが、やはり心身ともに消耗が激しくて最近は開催できずにいました。最後に開いた企画では、千字前後で講評する、という形で進めたものの二十八作品目にしてダウン。時間は言わずもがな、主観が邪魔をしました。客観的に読もうとしても、好みか否かで作品への没入度が変わってしまい、読み止しが絶えませんでした。

だったら、と今度はスコッパー企画を考えています。とはいえ、ただのスコッパー企画ではありません。主催者が「探索者」になりきって作品を発掘するのです。寸評をSF的な「ログ」や「報告書」風に書き連ね、それを作品として公開するイメージ。探索者別に性格を変えて、それぞれになりきって参加作品をジャンルごとに発掘していく。メタい説明ですが、そんな形で考えています。ただ、やはり時間があるかどうか。来年の公募に向けた作品も書きたいですし、他にも今年は色々と忙しいのでどうなることやら。

そして目次の三番目。公募の話のついでに、今年提出した公募作品『内なる……』の話を少し。当作品は中国黒社会を舞台設定に盛り込んでいます。これだけでピンとくる人がいるかもしれません。設定は違えど、あの作品がちらつくのでは。馳星周さんの『不夜城』が。実は当時、わたしの作品を読んでくださった方からのレビューで「令和版不夜城」というもったいないお言葉をいただきました。執筆時、わたしはこの著者と作品を知らなかったのですが、レビューを受けてその作品を購入したのです。

するとびっくり。すごい面白い(語彙力消失)。黒社会を題材にしているのが共通点なだけで、緊迫した話運びや巧緻な地の文など、技術面では今は遠く及びませんが「本物」を見せられた気がしました。自分の目指すべきところとでも言うのでしょうか。これが完成形なのだと。それでも感化されただけでは二番煎じに終わるので、自分なりの色を混ぜた作品を書いていきたいと思った次第です。

そして最後。『空虚に……』への謝辞です。こちらは告知をやめましたが、着々と改稿して公開中です。残るは二章。そんな中、ありがたいことに本作を再読してくださる方がいます。そのうえ表現の誤りや、誤字脱字の報告までしてくださる。まるで編集者のようなことをしていただいて申し訳なく思う反面、改稿したものに触れていただき嬉しくも思っています。読まれることにさほど重きを置いていないとはいえ、やはり読まれると作った甲斐があるというものですね。作家冥利に尽きます。この場を借りて感謝申し上げます。

それでは今回の記事は以上となります。また別の作品、近況ノートでお会いしましょう!
お読みいただきありがとうございました。

2件のコメント

  • 小説を書くためのアカウントではないのですが、なんとなく、Twitterの方でフォローさせていただきます。
  • @白雪工房 様

    記事へのコメントありがとうございます。
    Twitterの方、確認しました。私はあちらでは低浮上気味ですが、よろしくお願いいたします。
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