こんばんは、急な気温低下に見舞われた冷凍流しイモです。
一月といい、今年はやけに寒い気がします。
さて、いつも流しイモの作品をお読みいただいている方々は薄々気づいておられるかもしれませんが、『内なる獣が俺を殺す』がそろそろ完結となります。残り一万字ちょっとぐらいでしょうか。
そこで、完結後の流れを予告しておこうかと。ざっくり説明すると視点の統一をしようと思っています。まずは作中に未だに神の視点が散在しているので、それを三人称一元視点に直します。そして、そこで問題になるのが主人公不在の場面。
作中では、主人公以外の面子が主軸になって話が進む場面があります。そのこと自体も厳密には神の視点に当たるので修正します。具体的には、主人公もなんらかの形で介入する場面に変更しようと思います。
(例)修正前:主人公以外の二人の人物の会話シーン
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修正後:主人公が、二人の人物の会話を盗み聞き
以前も複数の方に「主人公以外に光が当たっても、別に興味は湧かない」、「視点変更は読んでいて混乱する」という意見をいただいていました。作者としては物語に深く関わる人物たちを読者に知ってもらいたいと思っていましたが、それで読者が不快に感じれば本末転倒。そして、単純に作者のエゴに過ぎないので、改めようと思った次第です。エンタメ作品は読者目線で書かなければ、意味がありませんからね。何度も原稿を修正する形になってしまい、作品をお読みいただいている方々には申し訳ないです。
ですが、三月末までには完結+原稿修正完了を目指します。一月下旬は自宅の給湯器付け替え工事で忙しく、小説が投稿できませんでしたが、ここからは気合を入れて投稿していこうと思います。『内なる……』のヴァラガンとガントレットが見つける、「過去に対する答え」をどうぞお楽しみに!
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。また別の作品、近況ノートでお会いしましょう!