拙作『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』には、イギリスの四人組ロックバンド「Queen」が象徴的な存在として度々登場し、物語の中で非常に重要な役割を果たしています。Queenのボーカル。同性愛的な傾向を持ち45歳にてAIDSで夭折した伝説のロッカー、フレディ・マーキュリー。彼に対する主人公の想いや彼を介して主人公と繋がる人々が、物語を動かす一つの動力源となっています。
本作は章タイトルにQueenの楽曲名を使っており、作中にもたびたび曲名が登場します。この度、備忘録も兼ねて登場した曲名をどのアルバムに収録されているかも含めてリストアップしてみました。括弧内が収録アルバムです。(※抜け漏れあったらご指摘ください)
【作中に名前が出て来た曲リスト(作中登場順。全22曲)】
39 (『A Night at the Opera』収録)
Good Old Fashioned Lover Boy (『A Day at the Races』収録)
Don't Stop Me Now (『Jazz』収録)
Break Free (『The Works』収録)
Killer Queen (『Sheer Heart Attack』収録)
We Will Rock You (『News of the World』収録)
I Was Born to Love You (『Made in Heaven』収録)
Bycycle Race (『Jazz』収録)
I Want It All (『The Miracle』収録)
Crazy Little Thing Called Love (『The Game』収録)
The Show Must Go On (『Innuendo』収録)
The March of the Black Queen (『QUEEN Ⅱ』収録)
Save Me (『The Game』収録)
Under Pressure (『Hot Space』収録)
Bohemian Raphsody (『A Night at the Opera』収録)
Another One Bite a Dust (『The Game』収録)
Somebody to Love (『A Day at the Races』収録)
Radio Ga Ga (『The Works』収録)
Love of My Life (『A Night at the Opera』収録)
Life Is Real(『Hot Space』収録)
Sheer Heart Attack (『News of the World』収録)
Teo Torriatte (『A Day at the Races』収録)
【アルバム別曲数集計】
QUEEN Ⅱ:1曲
Sheer Heart Attack:1曲
A Night at the Opera:3曲
A Day at the Races:3曲
News of the World:2曲
Jazz:2曲
The Game:3曲
Hot Space:2曲
The Works:2曲
The Miracle:1曲
Innuendo:1曲
Made in Heaven:1曲
うーん、ミーハー。有名曲で抑えていないのはWe Are the Championsぐらいじゃないでしょうか。挙がっている曲以外だとどこかにThere Are the Day of Our Livesを入れたかったのですが、カタカナにした時の字面が悪すぎて断念しました。
全部良い曲なので探して聞いてみて下さい……と言いたいところですが、某笑顔動画はオススメしません。作中で言うところの「女を抱くことを無条件で偉いと思っている連中」がそこそこ湧いているからです。特にGood Old Fashioned Lover Boyは歌詞解釈の問題もあって非常に多い。見に行くと作中で純くんが考えていることがよく分かると思います。
というかなんでThe Gameから3曲も出してるんだろう。謎。QueenとA Kind of Magicから1曲も出せなかったのは心残りですね。Flash Gordon?知らんなあ。
--------(以下レビュ返)--------------------------------------------------------------------
阿瀬みち 様
心動かされたとのお言葉、とても嬉しいです。ありがとうございます。純くんみたいな、ケイトさんみたいな存在、きっといたでしょうね。何も出来なくても、何もしなくても、まずは「いる」ということを意識するだけで十分なのではないかと僕は思っています。