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BL研究家の溝口彰子氏から受けた中傷についてのまとめ(追記あり)

 2020年7月17日、ツイッターにて「SOG賞2019」というタグを用い、BL研究家の溝口彰子氏から不可解な中傷を受けました。

 溝口氏からは2019年に拙作『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』及びそれを原作としたドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』に対する批判的な意見を受けており、その意見が納得感の薄いものだったので反論をしたのですが、そのやりとりが歪められ、さらに今度は作品だけではなく私への中傷まで加わられた形になります。その中傷が本当に理解不能だったので、まとめ兼備忘録として文章を記している次第です。

 文章構成は以下になります。

①一回目(2019年)の物言いと私の反論
②二回目(2020年)の物言い
③二回目(2020年)の物言いに対する私の反論

 なお文中に「原作小説」という文字列が登場する場合、それはウェブ版ではなく改稿を加えられた書籍版のことを指しています。その旨、ご了承下さい。

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①一回目の物言い(2019年)と私の反論

 2019年、溝口氏からドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る』および『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』のコミカライズ版について否定的な言及が行われました。それがこちらです。

『ドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る』のHIV/AIDSの扱いが「1990年くらい?(HIV感染すると効果的治療のすべなく遠からずAIDS発症して死)」で驚愕。原作『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』の、とりいそぎコミカライズ1巻を入手できたんだけど、ふえー、原作でも1990年だよ!』(原文ママ)

 この発言を見て私は「おや?」と思いました。おかしな点は二点。

・そもそも漫画は「原作」ではない。(メディアミックスのラインは小説→漫画→ドラマの一本ではなく小説→漫画と小説→ドラマの二本立てです)
・小説を度外視したとしても、ドラマ/漫画にも「HIV感染して効果的治療を行ったがAIDS発症して死んだ」登場人物はいない。

 なので、以下のように反論しました。

『「原作」には寿命の話はもちろんHIV感染者がHIV非感染の子どもを作れることなども書いてあるんですけどね。なぜ削ったのかという話ならともかく完結すらしてない漫画版を取り急ぎ手に入れただけでこんなこと言われても困る』(原文ママ)
『というかドラマの時点でいきなりエイズ発症者(発症時点で末期と言及あり)はいるもののHIV感染から治療の甲斐なくエイズを発症して亡くなった人間なんて一人もいないわけで、変なバイアスかかっているの自分では』(原文ママ)

 反論の主旨は「それは原作ではない。原作小説にはより詳細に書いてある」「また原作小説抜きの話にしても、そもそもドラマの時点でHIV発覚→治療→AIDS発症の経緯で亡くなった登場人物なんていない」の二点です。ただし一点、私の記載にも間違いがあり、いきなりAIDS(AIDS発症までHIV感染に気つかないことをこう言います)について「発症時点で末期と言及」があるのは漫画版です。溝口氏は漫画版も含めて言及しているので、この点は大きな問題にはなりませんが。

 これに対する溝口氏の返事がこちら。

『情報感謝です。 「HIV/AIDSの扱いが1990年のよう」なのは「原作小説全体ではなく、原作小説をもとにしたコミック版1巻までと、その範囲の数回のTVドラマ版」と訂正いたします。 原作小説では、1990年のような状況と認識が絶対というキャラが複数、から、近年の現状反映、まで展開されているのですね』(原文ママ)

 見ての通り「訂正」がズレています。最初に物言いのついた「HIV感染すると効果的治療のすべなく遠からずAIDS発症して死」の描写は、原作小説はもちろんドラマ/漫画にも存在しないのです。なのでそのような言及をしました。

『ドラマ/漫画でも所謂「いきなりAIDS」を発症して死んだキャラはいても「HIV感染して治療の術なくAIDSを発症して死んだ」キャラはいないと思いますが……認識にしてもCDを託した彼は自死するつもりですし、敢えて言うならそれを黙って受けた主人公がそう見えるぐらい(原作では内心で否定が入ります)』(原文ママ)

 原作どうこうではなく、ドラマ/漫画の時点でそんな描写はないという反論です。やりとりはこれで終わりました。終わったので、誤読であると伝わったのかと思っていました。ところが……
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②二回目の物言い(2020年)
 
  2020年、溝口氏から「SOG賞2019」というタグを用い、「タグの利用者に広める」という目的で、再度作品に対する否定的な意見の発露が行われました。それだけではなく今度は私自身への中傷も加えられていました。以下がその内容です。

『TVドラマ、「腐女子、うっかりゲイに告る」は、HIV/AIDSの扱いが1990年代前半並みであったことから、賞を与えてはいけない作品だと思っています。#SOG賞2019』(原文ママ)
『原作者の方からは、「後半では今日の現実をあらわした」とtwitterで反論をもらいましたが、それこそ、落差を演出するためのあざとさ。今時、あってはならない表現です。しかも、ドラマはその回しか見ない人もいるのに。HIVかもで自殺とか??U=Uの時代に? #SOG賞2019』(原文ママ)
『思い出した。原作者さんからの「ドラマを見て、漫画版1冊だけ読んで批判するな」に、「なるほど、現在のHIV/AIDS医療状況をご存知の上、あえて90年代前半な表現を前半に持ってきたんですかー」と返したら、お返事がなかった。(原作小説はネット書店で品切れだったので、コミックスを読んだのでした)』(原文ママ)

 意味が分かりません。

 一つ目は分かります。誤読を継続しているということでしょう。分からないのは二つ目と三つ目。順番に言及していきます。

・原作者の方からは、「後半では今日の現実をあらわした」とtwitterで反論をもらいました

 していません。「そもそも誤読である」と言及しただけです。だいたい小説内では後半どころか、HIVキャリアの登場人物が出た時点で「死ぬような病気ではない」「子どもを作ることすら出来る」とはっきり明言しています。なので、このような反論をするわけがありません。

・それこそ、落差を演出するためのあざとさ。今時、あってはならない表現です。

 そうですね。僕もあってはならないと思います。ですが繰り返しますが、そんな表現は「していません」。

・HIVかもで自殺とか??

 本当に不思議なのですが「HIVかもで自殺」した登場人物とは誰のことなのでしょう?「原作小説にはいない」という次元の問題ではなく、私にはドラマ/漫画からもこのような造詣の登場人物を見つけることは出来ませんでした。ドラマ/漫画が誤解を生む表現になっている可能性を考慮しても、一般視聴者に同じような感想を抱いている人間がいるわけでもなく、もはや溝口氏が「無から登場人物を作り出した」としか言いようがない状態です。

 もしかして溝口氏は、このレベルの「誤読」をしていたということなのでしょうか?

 こんな「妄想」としか言いようのない「誤読」を元に、ドラマ/漫画について、タグを用いた批判意見の拡散まで行っていたということなのでしょうか?

 だとしたら「あなたが批判している作品はあなたの脳内にしかありません」と返すしかないのですが。

・思い出した。原作者さんからの「ドラマを見て、漫画版1冊だけ読んで批判するな」に、「なるほど、現在のHIV/AIDS医療状況をご存知の上、あえて90年代前半な表現を前半に持ってきたんですかー」と返したら、お返事がなかった。

 これについては一回目のやりとりを読み返して貰えば分かると思います。私は溝口氏の認識が根本的に違うので「根本的に違う」と返しただけです。何を「思い出した」のでしょう。前世の記憶でしょうか。本当に意味が分かりません。

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③二回目(2020年)の物言いに対する私の反論

 以上を踏まえ、現在、私はツイッター上で溝口氏に以下3点について回答を求めています。

(1)ドラマ/漫画の何を指して「HIV感染すると効果的治療のすべなく遠からずAIDS発症して死」の描写だと言っているのか。
(2)私が「後半では今日の現実を表した」と言ったツイートはどれか。
(3)「HIVかも」で自殺した登場人物は誰か。

 ざっくり言うと(1)が2019年のやりとりで伺えた「誤読」の話、(2)が私への中傷の話、(3)が2020年のやりとりで伺えた「誤読」の話です。(1)は正直、分からなくもありません。ドラマ/漫画は情報が削ぎ落されており、原作者としても少し気になった点でもあります。

 ですが(2)と(3)は本当に意味が分かりません。(2)は他人が言ってもいないことをねつ造して中傷しているという点が理解不能。(3)はもはや「誤読」どころか「妄想」の域に突入しており(何せ同じ認識を抱いた一般視聴者すらロクに見つからないのです)、この「妄想」を元にドラマ/漫画にタグまで使って批判意見を述べたのだとしたら、私だけではなく全ての関係者に対してあまりにも失礼です。

 これらに納得のいく説明を頂くか、説明が出来ないのであれば謝罪を頂くのは当然の要求であると思うのですが、現在、溝口氏から明確な反応はありません。なので、このような形で文章を残させて頂きました。私としても、タグまで使っていわれのない中傷を拡散された以上、私の名誉を守らなくてはなりませんので。

 最初のドラマ/漫画への批判はともかく、「それは誤読ではないか」という指摘まで曲解し、発言のねつ造から中傷に及ぶその姿勢は「研究者」として致命的な欠落であり、その著作物への信頼度を著しく低下させるものであると考えます。まだ「研究者」としての矜持が多少でも残っているならば、誠実な対応を行って頂けることを期待いたします。

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(2020/07/18追記)
 依然、私の提示にした質問に対する溝口氏からの明確な回答はないのですが、溝口氏が自らのTLで言及について謝罪および一部撤回を表明しているのを見かけたのでここに追記し、それに私の意見を述べます。なお、私へのリプライや引用等はありませんので、私も勝手に意見します。ご了承ください。

『「HIV陽性=死」を疑わない誰かのネット上の書き込みを、確かナレーションつきでかなりの時間、見せ、否定しない地上波ドラマを見た衝撃からこう書きました。が、これだけ読むと自死する人物がいたかのように読めるのは確かであり、間違いをお詫びします。』(原文ママ)

 これは「HIVかもで自殺とか??」のツイートに対する引用として記されています。これにより質問の「(3)「HIVかも」で自殺した登場人物は誰か」については「そのような登場人物はいない」という回答が成されました。前半部分がただの言い訳なので要りませんとか、どれだけ書かれていようが「HIVかもで自殺」は「HIVかもで自殺」以外に取りようがないですとか、色々と言いたいことはあるのですが、まずは回答が行われたということにしておきます。

 ただし一点、言及しておかなくてはならない点があります。それはここ。

>「HIV陽性=死」を疑わない誰かのネット上の書き込みを、確かナレーションつきでかなりの時間、見せ、否定しない地上波ドラマを見た衝撃からこう書きました。

 実はこのシーン、ありません。なぜならここで溝口氏が指している「誰か」ことミスター・ファーレンハイトは、ドラマだとHIVキャリアと設定されていないからです。

 おそらく言及しているのは恋人が亡くなった後、彼が自らの死の可能性について語っている部分だと思います。ですがドラマ版はここで「何があるかは分からない」としか語っていません。なお原作小説および漫画版だと、ここが「僕だってHIVキャリアだ。いつ彼のようになるか分からない」となっているのでHIVのことを話しているとはっきり分かります。そして原作小説ではこの後にモノローグでHIVキャリアの寿命がもはや健常者と変わらないことに触れ、否定が入ります。

 よって溝口氏が語っている「HIVと死を繋げ、さらに否定が発生しない」というやりとりになっているのは、漫画版だけです。溝口氏が最初に観たのはドラマ版ですから「衝撃」を受けた際、漫画版から無意識に設定を輸入していることはないでしょう。おそらく、ここの「何があるか分からない」を「(死の病に感染しているかもしれないから)何があるか分からない」と勝手に解釈した結果、「HIVかもで自殺」という謎の登場人物が生まれたのではないでしょうか。

 だとしたらスタートである「衝撃」がまず誤読ですので、「そういう描写がされていた」ではなく「そういう風にも読み取れるような描写になっていた」とトーンダウンするのが筋だと思います。「そう表現されていた」と「そうも取れる表現だった」で意味が全く違うのは、表現に関わる人間として溝口氏もよくご存じでしょう。私も「そうも取れる表現」であることには異論はありません。三つの質問を挙げた際に「(1)は正直、分からなくもありません」と述べているのはそういうことです。(私はメディアミックスについてそれほどの発言権を持っているわけではありませんが、ここは私のミスであるとも思います)

 そしてさらに上で述べた「思い出した」のツイート(前世の記憶でも思い出したのかと突っ込んでいるやつ)を引用する形で、溝口氏の以下の言葉に続きます。

『こちらに関して、今回、気付きましたが、そもそも私はドラマとコミカライズ版について批判したのであって、原作者さんからの「原作は違います」に対して、「ドラマ版と漫画版は原作と違うのですね」と話を進めるべきでした。原作者さん=ドラマ演出、漫画監修のように思ってしまったミス。お詫びします』(原文ママ)

『「ドラマ見たんですか?」という質問がありましたが、ドラマを、見たんです。そして、「HIV陽性=死」を疑わない人物の切々としたネット書き込みを長い時間見せて、「それは違うよ」という否定もされないままその回が終わった。2019年の地上波ドラマで。それでびっくりし、すぐに入手できたのが』(原文ママ)

『漫画化1冊目だったので、購入して読んだところ、同様の表現でした。 原作小説では冒頭からHIV陽性は治療によってU=Uになるといった実際の医療状況が書かれているとのことです。であれば、ドラマと漫画がなぜ、1回、1冊、という視聴と購読の区切りの単位で90年代前半的表現になっているのか、と。』(原文ママ)

『腐女子とゲイの新しい関係性をかわいらしく描いたドラマの1回(とコミックス1巻)での、主人公が見ているPC画面に出る「HIV=死」と思い込んでいるらしい人の書き込みに対して過剰反応していると思う方もいらっしゃるかもしれません。 が、AIDS禍のただなかでの表象の政治性について学んだ者として、』(原文ママ)

『また、「U=U」(ウィルスが検知できない=他人に感染させない)状況になってさえ蔓延する差別を知る者として、見過ごせないのです。 いったん、終わります。』(原文ママ)

 溝口氏の想いについては本題ではないので触れないとして、私はスタートの「衝撃」がまず誤読であることを踏まえると、問題の本質は原作とドラマ/漫画を混同したことではなく「どうせこういうことに違いない」と自らの偏見を他者の表現に投影したことであると考えます。ドラマの描写が犬笛的に機能してしまう可能性があることは同意なのですが、ならば問題は「表現が90年代前半だった」ではなく「表現が90年代前半に取られかねないのでは」と正確に語るべきです。(もっとも最初の言及時点では誤読をしているのでこのようなトーンダウンは行えないのですが、溝口氏が何を生業としているかを考えれば、誤読を元にレッテル貼りとして機能する正確性の欠いた批判を放つことそのものが問題であると思います)

 ドラマ制作陣が原作を読んでいる以上、制作陣のリテラシーが90年代前半で止まっていることはありません。「死の病に感染した可能性を考えて絶望している」という解釈は、どうせドラマ制作陣のリテラシーは90年代前半だろうという溝口氏の思い込みの反映でしかないでしょう。自らの業績に対する信頼度を下げないためにも、フラットな目で表現を鑑賞し、論じることを心掛けた方が良いと思います。

 以上が溝口氏のツイートを見た私の意見です。そしてこれらは溝口氏から私に送られたツイートへの返答ではなく、溝口氏が勝手にTLに放った謝罪と一部撤回に対する私見ですので、特にここから何かを要求したいことはありません。質問(2)の「私が「後半では今日の現実を表した」と言ったツイートはどれか」という問いに対しての回答が存在せず、これと「今時、あってはならない表現」という表現者としての中傷がセットになっている以上、私に一番クリティカルな部分はここなので言及が欲しいところではありますが、別ツイートで私に対する批難を抑えようとしている動きが見られたので求めないことにします。(それはそれとして、表現を論ずることを生業としている人間に言ってない言葉を言ったとされ、やってない表現について批難を受けている状況が、それをやられた表現者にとってどれほど理不尽で不利益かはしっかりとご認識頂ければ幸いです)

 三つの質問に対する回答ももう不要です。いわゆる「話はついた」状態であることにしたいと思います。この文章が更新されることももうないと思いますが、記録として残しておきますので、ご承知おきのほど、よろしくお願いいたします。

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(2020/07/19追記)
 溝口氏より上記の謝罪を届ける形で@付きのリツイートが行われましたので追記します。

8件のコメント

  • なるほど。
    溝口氏はそもそも、「SOG賞」がどの様に選考されているかをはき違えていらっしゃるご様子。
    wikiでは、「前年度の1月1日から12月31日までに刊行されたSF&ファンタジー関連の文学、漫画、映像作品などから広く性差、性別役割というテーマを探求する作品に贈られる文学賞」となっていました。
    浅原さんの作品はこの条件に合っていると思いますし、(1)(2)(3)の質問の回答も気になる所です。
    それ以前に、数回のドラマと漫画だけ読んでその作品を批判する事自体が間違いだと感じました。
    溝口氏が大人な対応をして下さる事を期待してたいです。
  • さく さん

    >それ以前に、数回のドラマと漫画だけ読んでその作品を批判する事自体が間違いだと感じました。

    ここが表現の難しいところでして、今回のような差別問題に直結する議題だと「最後まで見れば分かる」は通用しない面があります。なぜなら「最後まで見るかどうか分からない」度合いが高いからです。一本の映画や一冊の小説なら通用しますが、連続ドラマや複数巻刊行される漫画だと言い訳にはしにくいですね。

    ですが、読んでいない小説の原作者に批判を集約して来るのはどう考えてもおかしいですし、発言をねつ造して中傷するのは表現の論評者として論外オブ論外です。ここは譲る気はありません。

    もっとも今回の謝罪で、自分に批判を集約するのがおかしいという点については触れて頂けているので、良しとしたいと思います。コメントありがとうございました。
  • 浅原さま

    >丁寧なお返事、ありがとうございます。
    追記分を読ませて頂きましたが、「表現の難しいところ」「ドラマや漫画だと言い訳にはしにくい」とありました。
    浅原さまは、大人ですね。寛大な大人です。
    相手は大学等の臨時?講師をしたり、博士号まで持っていらっしゃるし、書籍もお書きになってる。まだまだ知らない凄い事もしていらっしゃるでしょう。
    にも関わらず、「取り急ぎコミカライズ一巻のみ入手」って・・。私、ここも引っ掛かっていて。
    今この情報に溢れた現代で、ちょっとググれば「カクヨム」の存在も出てくるのに、わざわざ漫画を買う方を選ぶ?調べた時にすぐ読めたはずのカクヨム。しかも無料。なぜコミカライズを選んだのか。
    しかも、wikiにも書いてある情報です。
    と、言いたい子供な私です。
    今なら小学生でもわかる方法なのに・・。
    別の方が仰っていましたが、ホント、ただ文句言いたいだけと捉えられても仕方ない出来事だと感じました。
    私には子供がいますが、子供には「間違った時はすぐに謝る。間違ってなくても、勘違いさせてしまったらその事は謝らなくてはいけない。」と教えてきました。
    言葉は難しいです。彼女はそれを生業にしているからこそ、もっと言葉を選んで頂きたかったなぁと思いました。
    素人の私的には、到底大人の謝罪とは思えない内容ですが、浅原さまが良しとした大人の対応を読み、色んな意味で勉強させて頂きました。
    前回も含め、無責任な一読者のコメントに真摯に対応して下さり、ありがとうございました!
    これからも応援しております。
  • @wheresmycucumber さん

    世界を簡単にしているというか、存在していないもの無理やり足して複雑にしているというか……まあ一方的で独りよがりなのは確かですね。

    名誉については別に裁判やっているわけではないので、このまとめを読んでそれぞれの方が判断して貰えば良いと思います。お気づかいありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします。
  • さく さん

    >にも関わらず、「取り急ぎコミカライズ一巻のみ入手」って・・。私、ここも引っ掛かっていて。

    連続ドラマや複数巻刊行される漫画だと言い訳にはしにくいには確かですが、だからと言ってプロの表現研究家が表現について言及する際に、その背景となるものを読み込まなくていいわけではないです。特に「原作」に言及するのに小説を読んでいないのは不誠実であると言って良いと思います。(まあ改稿前のカクヨムを読まれてもそれはそれで困るのですが)

    まあ、今回の件はそれ以前の話ですけどね。話題の発端となったドラマすらロクに観ていないようなので。私も別に溝口氏が「原作小説を読んでいないから」「続きがあるのに途中までしか観ないで判断しているから」批難しているわけではありません。どうも溝口氏はそこに着地させたいようですが、そこは争点ではないし、問題になってもいない。私はあくまで「プロの表現の研究家が脳内で展開した妄想ストーリーを元に他者の表現をタグまで使って批判している」ことを問題視しています。あと私への中傷。

    溝口氏の謝罪が上記の問題視している事柄への回答として十分かと言うとそんなことはなく、ゆえに私も溝口氏の言葉が足りているとは考えていません。ですがこれ以上は私としても面倒ですし、何より不毛なので、どちらに理があるかはこのまとめを読んで判断して貰えば良いと思って退いた次第です。

    コメントありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします。
  • 神楽耶夏輝 さん

    いや、これは原作読んでるとか読んでないとかそういう次元の話ではないですね……プロの表現研究家が誤読を元に作品を批判し、ねつ造を元に原作者を中傷したという話なので、確かにあり得ないのはあり得ませんが……

    思い込みが激しい方なんだと思います。まあ思い込みの激しさだけでは「いわれのない中傷に対してツイッターで説明を求めているのにガン無視して更に作品への批判を付け足す(この反駁を書くことになった理由)」という行動は説明できませんけどね。何を考えているのやら

    自分も怒っているので、同じ怒りを感じて頂けて嬉しいです。コメントありがとうございました
  • ざっと読みの感想は控えるべきかもしれないのですが、読了後の感想を残すことをご容赦ください。

    タイトルの「彼女がすきなものは ホモであって 僕ではない」と、その後の「再会」を書籍で読み、著者殿のnoteとこちらのカクヨムを読み、一連の作品で何を世に問いたかったのか、私なりに考えました。

    そして、ここの記事で、まさしくタイトル通りの、
    「彼女が好きなものは ホモであって 僕ではない」
    その実際が、BL評論家と著者のchatに現れていて、興味深かったです。 

    自分を俯瞰して捉える、もしくは、実世界の出会いがなければ、評論家女史は、三浦さんのように気づけないと思います。

    BLは虚構。
    上手に作品を書く技法を評価する妄想遊びは、実際と無縁のもの。
    実社会で悩む当事者の苦悩と、違う世界観で作られている。

    ・・「BL星の妄想遊び世界」に常駐して鈍った脳は、三浦さんのように目の前にいる人の苦しみを汲み取れず、幼児のように自分の痛みだけ訴えて、純君を追い詰めるだけです。

    この作品を読んで、目から鱗が落ちました。
    『僕たちのような人間が、どうして生まれてくると思う?』
    ジェンダー問題に貢献するかも?と期待したけど、そうでもないと分かったら、不毛なBL星世界から脱却できそう。ありがとうございました。

  • 碧azure 様

    まずはお読みいただきありがとうございます。

    この件はどうでしょうね。
    この研究家の方が特別に思慮の浅い方だったと
    捉えた方が正解な気もします。
    要約すると「プロの表現批評家が
    たった1回見ただけのドラマから妄想こじらせて
    作品と原作者の誹謗中傷に走った」という話で、
    もはやBLがどうこうみたいなレベルの問題ではないし。
    (正直「見下し」はめちゃくちゃ感じますけど)

    個人的にはBLが虚構なのはまあそうですが、
    虚構には虚構の役割があるんじゃないかなと。
    いわゆるポリティカル・コレクトネスの文脈から言えば
    絶対に「正しい」とはされない文化だとは思いますが、
    「正しいものしか人を救えない」なんてことはないわけです。

    自分はカノホモを「正しくないものに救われた」話と捉えています。
    BLもそうですが、終業式の出来事だって別に正しくはない。
    それでも人は救われることがある。そういう話。
    だから最後の「神様は腐女子」という結論の後に
    「クソみたいな神様」「私もそう思う」というやり取りが
    批判ではなく前向きな意味でついているわけです。
    「仕方ないなあ」みたいな感じで。

    最終的に「もうしばらく地球で生きる」と結論を出し、
    現実と向き合って生きていくことを決めた純くんですが、
    そのうちBL星に行って羽根を休めることもあるでしょう。
    その休息には、確かな意味があるのではないかなと思います。

    まあnote読んだなら分かると思いますが
    自分は「正しくないものに救われる人もいる」という話を
    「人を救ったのだから正しい」に変換する人間が苦手なので、
    どちらかといえば正しくない側に来ることは
    理解しておいて欲しいとは思いますけどね。
    その自覚がないと続編の莉緒ちゃんみたいになるから。

    まあ何にせよ、色々と考えて頂けたのなら嬉しいです。
    正解のある話ではないですし、正解を提示したつもりもないので、
    作品から得たものをゆっくりと消化していって下さい。
    コメントありがとうございました。
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