以前に、「直違の紋に誓って」を書き上げた後に、武谷剛介様が「義理の妹を妻にしていた」証拠が見つかった、という話を書きました。
https://kakuyomu.jp/my/news/16817330652324553640さて、現在不定期で連載中の「泪橋」。
こちらでも、思いがけず「過去」からネタが転がり落ちてきました。
実は、これから登場する予定の「二階堂為氏」とその妻「三千代姫」の新婚時代を過ごした場所が、どうしても特定出来ずにいました。
話題が超ローカルなので、郷土史にもあまり詳しく出ていなかったのです。
ところが、仏縁とでも言うのでしょうか。
2年前に、noteの「ネタ」用に撮影した写真の中に、しれっと二人が新婚時代を過ごしたであろう「峯ヶ城及び岩間館」のあった場所の写真が、紛れ込んでいました。
まだ新婚生活の場面には着手していませんが、防衛などを考える上で、現地での取材は重要です。
この場所は阿武隈川の畔なのですが、実は令和元年に「洪水」で大きな被害が出た地域でもあり、川の畔を走る「サイクリングロード(みちのく自転車道)」も、寸断されていて訪れるのが困難な場所。
写真を撮影したときは、ここを舞台にした「小説」を書く意図はまったくなかったのですが、やはり何か感じるものがあったのでしょうね。
そんなわけで、2年前に貴重な写真を撮影していた自分を褒めたいです(笑)。