Eternal-Heart

クロノヒョウ様の企画で書かせていただきました。 よろしくお願い致します。

アラームが時を知らせ、私は外を見る。 そこには暗い世界の中に、人々の営みが見えた。 クロノヒョウさんの企画 第53回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画 https://k…

ようやくこの日が来た。 乙女ゲーム「スウィートクリーム」のヒロイン・優美へと転生してもうすぐ一年。 遊び尽くしたゲームだったので、攻略は楽勝だった。 ただ、悪役女子・麗華がシナリ…

コバルトブルーっていい曲だよね………

選ばなかった道があの頃にはあった。暮らさなかった人と街が。男は思い出している。未練とも後悔とも懐かしさともつかない気持ちで。 自主企画【第4回　条件作文】をもとに書きました。 …

会社の野球大会で、憧れの先輩のプレーに釘付けになっていると悪魔(？)の誘いが⁈ ほんわかしたコメディのつもりで書いた作品です。お気軽にどうぞ。 ＊柴田　恭太朗　さんの自主…

(´・ω・｀)コレは作者が職場で”次買う車はＥＶだよ！”って言っていた同僚に話した話を元に書いています…。

僕は登山家だ。 明日エベレストに登るはずだった、日本の登山家。周りは僕のことを『カベバシリ』と呼んでいる。 今はネパール北部のクーンブ渓谷にある、ひっそりとした牧村で下宿している…

だから古代より、人はこれを病というのだ。 ＊神楽耶夏輝さんの自主企画 「２０００文字以内・レギュレーションありの書下ろし短編募集」 用に書きました。 お題 ★無糖 ★電車…

貴方は知っていますか？ この日本には、毎夜たくさんの流れ星が流れていたことを。 貴方は知っていますか？ その流れ星はたくさんのひとを乗せ、夢や希望、思い出を運んでいたことを。 …

今日もまた馬鹿な年寄りが俺の口座に金を振り込んできた。 これだけ世の中で騒がれているのにも関わらず、だ。 分かるだろ、騙される方が悪いのさ。 金融機関も何の対策も取らない。つまり…

図書委員である小田切は困っていた。連日のように本が消えるのだ。その謎を追っていると……。 ※登場する小説はすべて実在のものです。 【追記】 2024年4月23日に週間ランキン…

皆さんご存知でしたか？「…」三点リーダーは２つ繋げて「……」にしなきゃいけない。さらに繋げる時は奇数はダメで偶数じゃなきゃダメと決まってるらしいですよ。

催眠療法(ヒプノセラピー)をご存知でしょうか？クライアントは不登校男子。自身の体験を手繰り寄せながら、ありそうなセッションをリアルに再現してみました。 ※このお話はフィクションで…

オレはこの苦行を繰り返す。 運命のルーレットが回る音と共に……。 クロノヒョウ様自主企画参加作品です。 第52回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画 https://kaku…

何度この道を走っただろう。 何度あのコンビニに立ち寄っただろう。 何度あのレストランで食事をしただろう。 でも、それも今日でおしまい。 これがキミとの最後のドライブだ。 ☆三…

私は「考察」を無粋と捉えます。 適度な考察ならまあ許容範囲内、でも過剰な考察、考察ばかりで自身の感じた感情を蔑ろにするのもまた物語に対する冒涜ではないかと。 だから私はあえて感情…

寿命が尽きかけている老人ビリーの話。 ビリーは若い頃、自国の国益の為という名目で、様々なスパイ行為に手を染めていた。 老人の死の間際の悔恨の話。

クズが俺の前でひざまずいている。 コイツは果たして俺の罠に気づくだろうか。 クロノヒョウさんの企画 第52回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画 https://kakuy…

この作品も私の初期の小説の一つで、以前のクリスマスのものとはまったく異なるスタイルです。後に香港のある雑誌にも掲載されました。 また、皆さんには幸せなバレンタインデーをお祝い申…

その音を聴く度に、僕は君を思い出す。 渋谷の喫茶店でかつてのクラスメート、鈴原雪音と偶然再会した僕。 特別な関係性では決してなかった二人だが、僕と鈴原には一つの思い出があって………

絵を描くことが好きだった未咲は、挫折の末に抑えで受験した大学に入学する。 居心地の悪さを感じながら無為な日々を過ごす彼女は、自身を『愚者』と呼ぶ藤代に出逢い、親交を深めていくのだ…

《あらすじ》 幼馴染みがメイド喫茶を開くというので、何かと不安だろうからといってみたら、色々おかしくて大丈夫だろうかと心配している。もしかしたらそのうちラブコメの波動を感じるかも…

《あらすじ》 宇宙探索活動を主な任務とするチームがコールドスリープから目覚めた時、事件は発覚した。チームメンバーの一人が殺されていたのだ。リーダーの杉田謙治はプランFの責任者とし…

安楽死が合法化され、誰もが気軽に「死ねる」ようになった世界。そんな世界で暮らす、一人の青年のお話。

新月の夜、小さな漁港に一隻の漁船が停泊している。 船長は操舵室で連絡を待っていた。 ぶーん　ぶーん　ぶーん 振動したスマートフォンを手に、かかってきた電話に出る船長。 「も…

ひとりの歯科技工士を通して、心の箱の中に何を詰め込むのが正解なのか考えてみよう。

私は学生の頃から作家になりたいと思っていましたが、大学生～社会人になってからしばらくは、日々に追われて全くものが書けなくなってしまっていました。 そんな私が、またものを書き始めた…

おいしそうに缶ビールを飲むあなたは、笑顔で僕にスプライトを差し出す。或る夏の記憶を描いた掌編です。

8年振りの再会に感動はなく、そこには穏やかさだけが在った。 都会から故郷である秋田県に帰省した『俺』は、道端で『ババヘラ』というアイスを売っている『ばあちゃん』に8年振りに再会す…

赤茶けた土を巻き上げながら、乾き切った冷たい風が吹く田舎街。 咥え煙草からの煙を風に流しながら、ブラックレザーのコートを羽織った男が歩いている。 近くの教会のスピーカーからは、神…

《あらすじ》 牧ともりはいくら飲んでも酔えなかった。姫野麻里矢は限度を超えて飲んでいた。早川秋人は煙草を吹かしていた。ある居酒屋の一角に座を占める、二人の女と一人の男の話。

ワイン旅エッセイ『神の血に溺れる』、前作『真・神の血に溺れる～』の続編となります。 ワイナリー設立奮闘記もこれで２年目に突入、１年目以上の激闘の日々が綴られていく予定です。 現…

私は一人山頂を目指し、望遠鏡を構える。 そこには仕事では味わえない、ドキドキがある。 クロノヒョウさんの企画 第51回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画 ・2000文字以…

尾岡（筆者）の黒歴史ってなんだろうと思い返してみれば。 この年（高校生の子どもがいる父親）になると、どれも笑い飛ばせて。黒歴史ってなんぞや？ ってなっちゃう。 そう思っていた。…

私の「黒歴史」といえば、たぶんこれくらいしかないだろうと思います。

間違いばかりをおかしている人生でした。

マッチ箱を売るおじさん。 売れるわけがない。 しかし、一人の女性が声をかけてきて……。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」。川端康成の『雪国』の冒頭ですね。 今回の主人公も列車で旅をして数々のトンネルを通ります。その先の景色は如何に。 ※小説家になろうにも…

※読む方は、先に「自戒して、自戒して、自戒する〜壮大なブーメラン」を読んでください。こちらの方がカクヨム初心者向きです。 順序を変えると、話につながりがなくなるので、変えていませ…

主人公のスマホに掛かってくる、メリーさんからの電話。 しかし、一向に近づいて来る気がしなかった。

その青年は泊まった先のホテルの部屋の鏡で自分の顔を見入る。 その表情から青年は自分の子どもの頃の自分と今の自分との差に葛藤し始める。

過去作品、再編集。

《あらすじ》 センター試験の会場となった学校のトイレで男性が刺されて死んだ。何やら深い因縁を感じさせるこの事件に、受験生でもある十文字衛が挑む。 《登場人物》 ・十文字衛…受験…

《あらすじ》 ミステリー作家の阿門正はKADOYAMAの編集者上十石めぐみと鐘楼湖の近くにある旅館「てる」に宿泊。穏やかな環境で執筆に集中することが目的だったが、”死神コンビ”の…

歴史モノは賞が少ない！出版社に相手にされない！友達ができない！ 今、とっても大流行の転生モノや、ファンタジー小説に比べて、とっても数が少ない歴史モノ……。 歴史モノを細々書いてる…

クリスマスの朝、丸井家のリビングでサンタクロースが殺されていた。現場の状況から鈍器で殴られたと見られ、このような事件は昔から探偵が担当することになっている。志賀悠一は助手の日菜子…